検索ボタン

検索

横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

  • 花火大会特集2018:横浜・神奈川県内の花火大会情報
  • はまれぽ.com無料掲載について

ココがキニナル!

横浜駅東口の崎陽軒から南側一帯には、かつて遊郭があったと聞きました。横浜の遊郭といえば港崎遊郭が有名ですが、こんなところにも遊郭が?(象の鼻さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

「かつてあった遊郭」とは港崎遊郭が火災で焼失、1866年大火で羽衣町へ移転したが1871年の火災で焼失、1872年高島町に移ったもの

  • LINE
  • はてな

2014年02月17日

ライター:橘 アリー

今も残されている遊郭の石灯籠!

キニナル投稿にあるように、横浜の遊郭と言うと、「港崎遊郭(みよざきゆうかく)」が有名である。
港崎遊郭は、現在の横浜公園の場所にあった。
 


横浜公園内の様子


横浜公園内にはスタジアムがあり、一見、遊郭があったという名残りはなさそうだが、公園の隅に日本庭園があり、そこに港崎遊郭があったことが残されている。
 


公園内の日本庭園付近の様子


港崎遊郭の名残りは、遊郭にあったという石灯籠。
 


港崎遊郭にあったという石灯籠


石灯籠の前には、由来が書かれた看板があり、それによると、この一帯は1859(安政6)年に埋め立てられ、開港後、港崎町と名付けられ、その中に「岩亀楼(がんきろう)」などの華やかな遊女の店が作られたが1866(慶応2)年の大火で焼失し、跡地が公園に。

石灯籠は明治初期のころのものと思われ、刻まれている文字から「岩亀楼」のものだとわかる。いつのころかいったん南区三春台の妙音寺に移され、その後、妙音寺から横浜市に寄贈された。
 


汚れて読みづらくなってしまっている看板


このように、港崎遊郭の名残りは横浜公園に残されている。では、JR横浜駅東口の遊郭があったという場所には、何か遊郭に関係ありそうなものが残されているのだろうか。

現地へ行ってみることに。
 


現地に名残りはあるのだろうか?

JR横浜駅東口の崎陽軒から南側一帯を歩いてみた。
 


崎陽軒近辺の様子


駅前なので、たくさんの自転車が停められ、オフィスビル、ホテル、マンションなどが立ち並んでいる。
“遊郭があった”というような雰囲気は全くない。
 


崎陽軒の横の道の様子
 

万里橋近辺の様子
 

海側から見た万里橋方面の様子
 

国道に架かる陸橋の上から見た横浜駅方面の様子


どこを歩いても、遊郭があった名残りは見つからなかった。
現地には調査の手がかりになるものがないので、図書館などの資料で調査してみることに。
 


火災により高島町に移転した!?

まずは、横浜に遊郭が作られた理由について触れておくことに。
 


「図説・横浜の歴史」に遊郭について記されている


横浜市市民局市民情報室広報センターが発行している「図説・横浜の歴史」によると、横浜が開港場として選ばれたことにより、道や建物の建設により職人や労働者が集まり、商人が店を構え、外国人の渡来など、横浜に多くの人がやって来るようになった。

そうなると、人が集まる所に欠かせないのが、遊興(ゆうきょう)場。
芝居や相撲などの興行も行われたが、横浜開港直後の1859(安政6)年6月10日に、運上所(現:神奈川県庁付近)の脇に外国人貸長屋があり、そこの一画で遊女屋が仮営業をしはじめた。
 


県庁の一画にある運上所跡の記念碑


その後、同年の12月には埋め立て地である太田屋新田地内(現在の横浜公園)に、遊郭街港崎町が作られた。

横浜開港期の歴史については、横浜開港資料館が詳しいので閲覧室で調べようと思ったが、横浜開港資料館は2014(平成26)年3月31日までエレベーター改修工事で休館。
そこで、横浜開港資料館のホームページから、館報「開港のひろば」のバックナンバーで調べてみた。

港崎遊郭は、1859(安政6)年に設けられ、1866(慶応2)年大火で焼失し、羽衣町周辺に移転。そして、そこも1871(明治4)年の火災で焼失し、1872(明治5)年 に高島町へ移転。さらに、1877(明治10)年に真金町・永楽町へ移転した、と記載されていた。

投稿者の言っていた「横浜駅東口にかつてあった遊郭」とは港崎遊郭が移転をしたものだったと思われる。
 


「開港のひろば」バックナンバー2007(平成19年)8月1日発行


また、「目で見る横浜の100年(編集:横浜開港資料館・横浜都市発展記念館)」にも、高島町が遊郭地としてにぎわっていたと記されていた。
 


「文明開化期の横浜・東京」
 

 

当時の高島町の様子


これで、高島町に遊郭があったとわかった。さらに詳しく港崎遊郭が移転した経緯を伺うことに。

西区の戸部に「岩亀横丁」と呼ばれている地域があり、数年前の「はま旅戸部編」で「港崎遊郭」のなかでも特に華やかだった遊女がいる店「岩亀楼」の遊女の供養が行われている「岩亀稲荷」を見たので、そこへ行ってみることにした。


岩亀桜で祀られたお稲荷さんはいったいどんなものなのか?
 

おすすめ記事

初代横浜駅はどこにあった?

おひとり様のカフェ利用大歓迎。18種の個性豊かなお風呂に加え、有名店の味が楽しめる料理も自慢!

  • PR

戸部の居酒屋「二度と来るよ!」は本当に二度と来たくなるのか?

みなとみらいの絶景を独り占め。絶品料理とサービスが魅力の「屋形船すずよし」で最高の横浜クルージングを

  • PR

【編集部厳選】いま、ひそかにブームが来てる? 大盛りから文豪の愛したものまで、横浜のおいしいチャーハン特集!

横浜駅から20分の場所で非日常を満喫。家族旅行やみなとみらいの観光にオススメな、横浜唯一の料理旅館

  • PR

横浜が「ソーセージ発祥の地」って本当?

大人も子どもも遊びながら理系脳が活性。科学を身近に感じられるエンターテインメント性の高いミュージアム

  • PR

新着記事

横浜生まれのプロレスラー、鈴木みのるさんを徹底解剖!【前編】

    • 面白かった608
    • 面白くなかった5
    • コメント1
  • 2018年06月19日

横浜生まれのプロレスラー、鈴木みのるさんを徹底解剖!【後編】

    • 面白かった142
    • 面白くなかった0
    • コメント2
  • 2018年06月20日
花火大会特集2018:横浜・神奈川県内の花火大会情報
中華街/路地裏グルメ特集
イベントカレンダー

はまれぽ編集部のイチオシ

外国人の受け入れ手続きを的確にサポートする「行政書士みなと国際事務所」

  • PR

保険選びはもちろん、金融全般の相談にも乗ってくれる保険ショップ「保険ラウンジ トレッサ横浜店」

  • PR

横浜屈指のパワースポットを目指して、眺望も楽しめる「LM総合法律事務所」

  • PR

心沸き立つ中古車に出会うなら、「生きたクルマ」がずらり並ぶ旭区「横浜オート株式会社」

  • PR

産前・産後、育児の悩みに応えます。出産と育児を楽しんでもらうためのサポートをする「みやした助産院」

  • PR

憧れの湘南ライフの総合プロデューサー 「湘南海辺不動産株式会社」

  • PR

フカヒレ姿煮がのった豪華メニューも1人2400円で食べ放題! いま中華街で話題沸騰の「中国飯店」

  • PR

これが解けたら超天才!? 「啓進塾 日吉校」から寄せられた偏差値65の中学受験問題が難しすぎる!

  • PR

「また同じドレスかぁ」お悩み解消!いつもと違う自分に出会えるレンタルドレス「By Magic」

  • PR

家族や友だち、恋人と・・・誰と行ってもこんなに楽しい♪ 動物と過ごす“癒し”の休日「ズーラシア」

  • PR

みんなのキニナル投稿募集中!!

はまれぽ編集部が
キニナルことを調査してお答えします!!

  • 神奈川県は自転車の損害賠償保険加入を義務付ける条例を年度内に制定を目指す方針と発表しました。確かに全...

  • 白楽駅から妙蓮寺方向に5分ほど歩いたところ左手に新しいカフェができたようです。Rodiac Arke...

  • 大阪北部地震で発生した高槻市の寿栄小学校ブロック塀倒壊事故。最新ニュースでは上半分は後から単に積み重...

あなたはどう思う?

サッカーの「ワールドカップ」は見る?

最近のコメント