戸塚付近の国道1号線でよく見かける看板、ビスケットで有名な「宝製菓」の横浜工場を特別大公開!
ココがキニナル!
戸塚区の原宿あたりにある「宝製菓」「宝ビスケット」の看板の会社が気になります。(miyukidさん)宝ビスケットの看板が気になります工場が近くにあるのか?販売店販売店舗は近くにあるのか?(かぴたさん)
はまれぽ調査結果!
戦後の食糧難に栄養のあるパンを、という想いから1946年創業。今では150種以上のビスケットを中心にコラボ商品の開発やB級品販売も手がけている
ライター:河野 哲弥
本社に近づくと、看板が育っていく?
贈答品の定番といえば、クッキーやビスケットの詰め合わせではないだろうか。
ひとつの種類だけがなくならないよう、まんべんなく食べていきたいのに、家族の誰かが必ず一点突破をしてしまう。
後に空いた大きな穴、得も言われぬ虚無感。こうして人は、「物にはいつか終わりが来るんだ」ということを学びながら、大人になっていくのである。
「終わりがない」ことを願うのは、子どもだけに許された夢なのか
さて、投稿にあった「宝製菓(資本金4000万円、従業員数200人<平成25年度>)」。ご存じの方も多いと思うが、ビスケットなどを製造・販売する製菓メーカーである。本社所在地は藤沢市、名古屋や大阪にも営業所を持ち、全国展開をしている。
その製菓工場を訪れるというのは、まさに夢の実現であり、子ども心に返っていくのが自分でも分かる。
戸塚付近の国道1号線で見かける、「宝製菓」の看板
裏側は、こんな感じ
横浜工場に近い、影取町交差点付近
看板が、次第に発展していく
いよいよ目的地到着
周辺には、甘いバニラの香りが立ちこめている。あー、もう、辛抱たまらん。
アポイントの時間より30分も前に着いてしまったので、周辺を歩いてみることにした。
B級ビスケット、販売中?
工場入口へ回ってみると、そこにはなぜか行列の姿が。
そして、積み上げられた段ボールとともに目に入ったのは、こんなノボリだった。
皆さん、箱単位で買っていかれます
5割引は当たり前?
この横浜工場では、毎月第2木曜日の朝9時から、B級品などを販売するセールを行っているのだとか。あいにく当日は雨天だったが、晴れた日には200人ほどの行列ができるらしい。
そんな話をしてくださったのは、同社工場長代理を務める、根本智章(ねもとともあき)さん。
右から2人目の男性が根本さん
「お待ちしておりました。よろしければ、工場内をご案内します」とのことで、衛生服に着替え、消毒などを念入りに行うことに。今まで、メーカーや関係者の取材はあったものの、マスメディアが工場内部に入るのは初めてらしい。では、いよいよ夢工場へ突入開始。