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    2018年4月21日、1900年生まれの鹿児島県喜界島の田島ナビさん(117)が亡くなり、1901年(20世紀初年)生まれの横浜市西区在住・都千代さん(116)が国内最高齢(おそらく世界最高齢)となり...

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横浜のココがキニナル!

横浜市営地下鉄の定期券ってなんであんなに高いのでしょう?他社と比べて割引率が全然違います。通勤日で換算すると定期も毎回購入もほとんど変わらなくなってしまいます(Ichiさんのキニナル)

はまれぽ調査結果

地下鉄建設にかかる莫大なコストによる累積赤字を解消するため、現在の割引率を設定。近郊他社線よりは低めだが他都市の公営地下鉄とは同程度

ライター:田中 大輔 (2014年04月07日)

1972(昭和47)年に伊勢佐木長者町~上大岡で開業して以来、毎日休むことなく数え切れないほどの人を運び続ける市営地下鉄。

通勤に使っている人は毎日のようにブルーラインやグリーンラインを使っていることだろう。そういう人たちは、もちろん通勤定期券を使っているはず。
言うまでもなく、毎日切符を買うよりも安い値段で決められた区間の電車に乗るための券だ。

ところが、市営地下鉄の定期券は割引率がイマイチなんじゃないか、という今回のキニナル。実際のところ、割引率は他社線に比べて低いのか。そうだとすれば、その理由とはなんなのだろうか。



実際、割引率は低いのか

取材に応じてくれたのは、地下鉄業務を取り仕切る高速鉄道本部の職員さんではなく、交通局の“お金”を専門とする部署のおふたり、経営企画課の経営担当の竹内係長と、同課経営経理係の森兼係長だ(ともに取材当時)。
 


丁寧に話を聞かせてくれた竹内係長(左)と森兼係長
 

まずうかがったのは、定期券の値段の算出方法。おふたりによると、「1ヶ月定期の場合、日数は30日の行き帰りで60回乗るという前提になります。そこに割引率をかけた額が定期券の値段となります」とのこと。

実際には土日は出勤しないので60回乗るわけではないが、これはどこの鉄道でも同じこと。キニナルのは、その割引率の方だ。これについては、「1ヶ月の通勤定期の割引率は35%になっています。通学定期だと60%です」と竹内さんは話す。

この数字が他社と比べてどうなのか、と率直に聞くと、「近郊の大手私鉄と比べると、割引率が低いというのは事実です」との答えが返ってきた。

例えば、国土交通省プレス資料によれば、他社の1ヶ月の通勤定期割引率は、JRは首都圏と地方によって異なるがおおむね50%、相鉄線で36.5%、東横線で37.6%、京急線で41.8%となっていて、市営地下鉄の35%よりもお得な数字になっている。
 


こちらが実際の市営地下鉄の定期券。私鉄に比べるとちょっと損?
 

やはり利用者が感じている通り、割引率はよそより低めというのは本当のことで、交通局にもときおり同様の意見が寄せられることもあるんだそうだ。

しかし、それを把握していながら低い割引率を維持しているのだから、なにか理由があるはず。いったいどんなわけがあるのだろうか。



割引率を上げられない理由とは

2014(平成26)年度の市営地下鉄の経常損益(予算)を見ると、およそ40億円の黒字を計上している。その前年度の予算も、もうひとつ前の実績もまた黒字。

儲かっているなら運賃を下げたり、定期の割引率を上げてくれてもいいのに、と利用者が思うのも当然と言えば当然だ。
 


多くの利用者が行き交う市営地下鉄の駅。割引率は上がらないのか
 

これについて「確かにここ数年は、年単位で見ると黒字になっています」と言うおふたりだが、「ただ、累積欠損金が2000億円ほどあるんです」と衝撃的な話を続ける。
つまり、ここ何年かは儲けが出ているが、開業からのトータルで見ると大赤字というわけだ。

実はこの大きな赤字は、経営が上手くいっていないとかそういう話ではなく、主に地下鉄を走らせるためにかかる莫大な初期費用に起因しているんだそうだ。


いつかはもっと割引されるの? 他都市と比べてどうなの?・・・キニナル続きは次のページ
 

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