【GWれぽ】いよいよゴールデンウイーク後半戦、初日の横浜はどんな様子?
ココがキニナル!
消費税増税後初となる今年のゴールデンウイーク! 4連休初日を迎え、横浜各地は盛り上がっているの?
はまれぽ調査結果!
今年のGWは谷間に平日があったこと、ザよこはまパレードの開催日と重なったことなどから、各地とも客足はいまひとつの模様。ピークは4日から5日か
ライター:河野 哲弥
毎年恒例のGWレポート
2013年は、横浜に大きな変化があった年。
横浜市文化観光局の調べによると、昨年全体の横浜市内における観光集客人数は、前年比26.3パーセント増の3134万人を記録。電鉄各社が相互乗り入れした影響などを受け、過去最高の数値となったようだ。
その一方、今年の4月、消費税が8パーセントに引き上げられた。はたして、観光客数の増減に影響はあるのだろうか。
吹くか風、なびくか景気、今年のGW
そこで今回は、4連休初日における横浜各地の模様を、街の人の声を拾いながらスケッチしてみようと思う。5月3日(土)、著名な観光スポットを中心に、取材を進めてみた。
10:00 よこはまコスモワールド付近
2012(平成24)年から、3年連続して担当しているこの企画。その冒頭でたびたび登場する、とある商業施設がある。開園前に並んでいる行列の人数を、観光客の出足を測る指標として、利用させてもらっているのだ。
それが、「よこはまコスモワールド」
今年、開園30分前に並んでいた人の数は15人であった。同園の係員によれば、昨年は50人ぐらいの列ができていたとのこと。思っていたより少ない。
最前列だった、横浜市内の河野さんご一家
「15分ぐらい前に来たら、たまたま一番目でした」と、河野さん。どうやら、ねらっていたわけではなさそうだ。
続いて、向かい側の「カップヌードルミュージアム」の様子も見てみよう。
その数、ざっと150人といったところ
同館の方によれば、約30分待ちの状態だという。「きょうは比較的少ない方じゃないでしょうか。連休に谷間があると、後半初日はこうした傾向になりやすいですね。ピークはあす・あさってを見込んでいます」と話す。同じ5月3日としての比較は、昨年とほぼ変わらないとのこと。
11:00 続いて、赤レンガ倉庫へ
横浜赤レンガ倉庫で行われていたのは、先日ご紹介したビールの祭典、「ヨコハマフリューリングスフェスト2014」。
夏日を迎えた当日、ビールにうってつけの晴天
開始30分前で、約300人の行列
案内係の方によれば、昨年までは、入場料が必要な「オクトーバーフェスト」と勘違いしている人が多く、素通りされるケースが多かったとのこと。しかし今年になって、入場無料で楽しめるイベントとしての認知度が上がり、利用者が確実に増えているそうだ。
一番乗りを果たした、市内に住む富田さんご夫妻
「雰囲気が最高なので、午前中から楽しみます」というお二人は、「オクトーバーフェスト」も常連なのだとか。ノリやタイミングを重視し、入場料の有無は、あまり気にしていないと話す。
さて、そんな赤レンガ倉庫に、勇ましいマーチングバンドのリズムが響いてきた。音のする方向へ歩いて行くと、周辺の沿道は、多くの観光客で占められていた。
横浜税関周辺の様子
第62回を迎える「ザよこはまパレード」がスタート
「ザよこはまパレード」は、かつて「国際仮装行列」とも呼ばれ、横浜開港祭のオープニングとして位置づけられている初夏の風物詩である。横浜におけるゴールデンウィークの目玉といっても過言ではない、全国的に有名なイベントといえるだろう。
まずは、キッズパレードのお目見え
同じ頃、山下公園では「スーパーパレード(一般)」が最終調整を
このパレードに張り付いていると、それだけで1日が終了してしまう。
そこで、引き続き市内のスケッチを行うべく、中華街へと足を向けた。