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2013年12月に惜しまれつつ閉店した洋食の名店、チリバーグの「グリルサクライ」が再々オープンしたとのこと。変わらぬメニュー?(みち坊さん、彗星さん)

はまれぽ調査結果!

横浜の洋食文化を守る「グリルサクライ」が2014年9月に昼限定、変わらないメニューで再々開店。ご夫婦のお客さんに対する想いがきっかけとなった

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2014年12月26日

ライター:クドー・シュンサク

取材は、現在分け隔てなくお受けしていないというお言葉から、今回のキニナルの話は始まった。理由はいくつか。常連の方が普段と同じく店に来られなくなるのは申し訳ないから。ご主人の体調面での問題もある。お断りしているところがあるので、どこかだけお受けするのは申し訳ないので。

すべて、真っ当なご意見であった。それでも、2013(平成25)年12月の閉店から2014(平成26)年9月の再々オープンになったグリルサクライを記事にさせていただきたい。その旨を少々お時間をいただきご説明。奥様はご主人と相談してくれ、少しならいいですよと取材を快くお受けいただいた。

クドー・シュンサク、はまれぽ最後の洋食記事、グリルサクライの回です。



昭和31年創業「グリルサクライ」

JR関内駅から3分ほど歩いて、相生町の路地裏へ。現在はランチ限定で営業中。午後3時までの営業の後、次の日の仕込みをしている時間に取材へとおじゃました。
 


橙色がグリルサクライの目印


お店に入ると、おだやかな笑顔でグリルサクライのご夫婦が迎えてくれました。
 


グリルサクライご主人の櫻井俊幸さん
 


奥様の晴美さん


2013(平成25)年12月25日に閉店したグリルサクライ。理由は、ご主人俊幸さんの体調面での問題を考慮しての決断。横浜のいたるところでそのお話は耳にした。
遡ること7年前、ご主人がくも膜下出血で倒れ昏睡状態に陥った。医師の方も助かる見込みはほぼないと話し、店は休業。療養生活に入る。奥様の晴美さんいわく「驚くことに、奇跡的に回復しまして。半年後に店を再開することができました」
 


それから昨年12月まで、常連の方々のいつもの顔を見るのが幸せだったと奥様
 


ご主人も同じ気持ちだったようです


2014(平成26)年9月に再開した経緯の前に、グリルサクライの歴史をおさらい。

1956(昭和31)年の3月、先代であるご主人の父が尾上町の交差点にグリルサクライをオープン。店を受け継いだ現在のご主人は1997(平成9)年までグリルサクライの味を守った。それから8年のブランクを経て、グリルサクライは2005(平成17)年に再オープン。
 


それから昨年12月まで営業していた店の記念模型を見せてもらった
 


常連の方がお作りになった相生町2丁目時代の精巧なグリルサクライの模型


ご主人、1997(平成9)年から8年間は、横須賀の東京電力の社員食堂でチーフを勤めていたという。いい仕事ではあったが、体制が変わり、仕事に支障のある風潮になったのを機に退職。それから2013(平成25)年12月までグリルサクライを復活させ厨房に立ち続けた。
 


2度目の閉店から再々オープンまでの経緯について伺う


一命はとりとめたご主人であるが、体調面の問題は変わらず、やむを得ず2013(平成25)年12月25日にグリルサクライは惜しまれつつ閉店。年が明け、3月までご夫婦でゆっくりと過ごす。

そうしているうちにご夫婦ともども別々の仕事を始めることに。それが、休んでいた3ヶ月がグリルサクライを再々オープンするきっかけとなった。
 


「年齢とね、気持ちの部分。それがもう一度店をやろうと思ったきっかけかな・・・」


休んでいた3ヶ月間、いつも一緒にいた櫻井さんご夫婦。いつも話をして不満こそないが「やっぱり店でお客さんといたころは楽しかった」とご夫婦ともども口にすることが多かったという。その後、勤めに出てからは「この歳で就ける仕事も限られてきますしね、体の不安はあったけど、心の、気持ちの部分での満足を選ぶことにしたんですよ」とご主人。
 


「やっぱり私たちにはこの店が一番だなって。もう一回やりましょうってね(笑)」


「でも本当に、いったい何回やめて何回始めるんだってね。いいかげんにしろって言われると思っちゃいましたよ(笑)」

決して、そんなことを言う人はいないと思います。
そう思わせてくれるお二人の人柄と、グリルサクライの味をこの後いただきました。
 
 
いよいよ「メキシカンチリバーグ」の登場です!!≫
 

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