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ココがキニナル!

満を持して再始動した「家系ラーメン全店制覇への道」! 第19回は「ぱるぷん亭」と「壱角家」の2店舗を紹介! 過去最高得点が! 

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2015年01月16日

ライター:コハル

ある日、ライター・中原の元にはまれぽ編集部の松山氏より1本の電話が。

松「あの、ちょっとご相談なんですが・・・」
中「はいはい」
松「中原さんって、一日で何杯くらいラーメン食べられますか?」

・・・自分が一日で何杯のラーメンを食べることができるのか。これまでの人生で、そんなことは当然のことながら試みたことはない。
 


ラーメン、そんなに食べないでしょ・・・?
 

質問の趣旨が見えないまま松山氏の話を聞くと、横浜市内に数多ある家系ラーメン店を全店制覇しようという、無謀ともいえる企画に駆り出されようとしていることを理解する。しかもこの企画、家系マイスターという謎の肩書きを持つマーコ氏との同行取材だという。

なんだろう、ラーメンマイスターって。ただラーメン好きでいっぱい食べてる人と何が違うの? 過去記事で写真を見たことあるけど、なんか髪の毛のえりあし長いし。

「家系ラーメンビギナーの私で大丈夫なのか?」という不安を抱きつつも、得体の知れないマーコ氏の素性を知りたいという興味もあり、この無謀な企画に体を張って挑む決意をする。



上大岡初の看板を背負って立つ「ぱるぷん亭」

今回は数ある家系ラーメン店の中でも、比較的オープン間もない2軒を直撃取材することに。

最初にお邪魔したのは、京浜急行線上大岡駅から徒歩3分ほどの大通り沿いに2014(平成26)年7月にオープンした「ぱるぷん亭」。
 


我々ドラ●エ世代にとっては、なんとなく親近感を感じる店名
 

赤い看板が人目をひきます
 

お店の前で待つこと5分少々。現れた店長さんから頂戴した名刺を見ると、店長がすぐ近くで経営するバーの名前も印刷されている。バーの名前は「ルイーダ」。やっぱり! お店の名前はドラ●エの呪文にちなんでいるそうです。
 


「横浜ラム推進委員会・副会長」の肩書きも持つ麻生達也さん
 

「ぱるぷん亭」は元々立ち飲み屋さんだった店を改装して、家系ラーメン店にしたそうだ。
麻生さんが飲食店を経営する上でのポリシーは、「上大岡になかったお店を作ること」。上大岡は居酒屋や焼き鳥店は多いが、ラーメン店は以外に少なく、しかも家系ラーメン店はゼロだった。つまりここは、上大岡初の家系ラーメン店ということなのだ!
 


午前3時まで営業。飲んだ後にも立ち寄れる?
 

数ある家系ラーメンの中でも、麻生さん自身が「最も愛する味」という、京急線日ノ出町駅の「とんこつ番町」の味を継承することに。

こちらのラーメンは、何百パターンも試行錯誤した末にたどり着いた究極の濃厚スープが自慢。リブ肉として食しても美味という贅沢な豚骨と、鹿児島産の上質な生の鶏ガラをたっぷり使用している。
 


試行錯誤の末に絶妙な骨の配合にたどりついた
 


黙々と麺をゆでるスタッフさん
 

「味が安定しないものをお客様に出すのは失礼だという、私の飲食時代の師匠の教えに基づいて提供しています。ただし、ベースにさまざまなアレンジを加えた当店オリジナルの季節限定メニューなどは随時提供していこうと思っています」と麻生さん。
 


今後はオリジナルメニューも登場するらしい
 

もう一つの理由は、鹿児島などで調達した材料の鮮度を生かすために、できるだけ材料の生産地に近い熊本でスープを仕上げたいという発想だ。

麻生さんは「完璧な味を実現するには、材料の原産地とできるだけ近いところで調理まで完結させるのがベストだと考えました」と話す。

そんなこだわりの詰まったラーメンがこちら!
 


醤油とんこつ(700円)
 

ビジュアルは、とろりとしたいかにも濃厚そうなスープ、のり、ホウレンソウ、チャーシューという定番家系スタイル。
 


テーブル上に置かれたトッピングはいたってシンプル
 

従来の家系ラーメンに比べて濃度が3~4倍というスープは「強いスープ」に変わるまで時間をかけて丹念に煮込んでいる。合わせる麺は、適度な歯ごたえとスープとのからみを考慮し、中太ストレート麺。
 


鮮度にもこだわった、うちたて生麺
 

確かに麺は太めでしっかりしています
 

上大岡初の家系ラーメンの味はいかに? はりきって試食するマーコ氏
 

黙々と食べるマーコ氏。その眼差しは真剣
 

そして、それを見守る店長の眼差しも真剣
 

私も試食させていただきました
 

確かにダシの効いたスープはかなり濃厚! しかし、しつこさはなくペロリといけそうな勢い。麺も弾力があって美味! これは確かにやみつきになりそう! と興奮する家系初心者の私とは違い、冷静に分析を行うさすがのマーコ氏。

「やや塩味が控えめな印象。醤油ではなく塩を加えることで、しょっぱさと甘さのバランスをとることができると思うのですが・・・」とつぶやく。

そして試食を終えると、おもむろにボードとマジックを手にして★マークをぬりぬりし始めるマーコ氏。ということは、今回もやるのですね・・・。例の「マーコの本気コンサルチェック」。
 


心をこめて丁寧に塗ったり書いたりしているマーコ氏。関係ないが、えりあしが長い
 

マーコ氏が意外と地味にぬりぬりしている間、ライター・中原は麻生店長にいろいろなお話を聞かせていただく。

家系ラーメン店ではテーブルの上にすりおろしニンニクが置いてあるのが基本だというが、ここにはそれが見当たらない。その理由を尋ねると、こちらでは厨房でスタッフが生のニンニクを器具で潰して、ラーメンに入れてくれるそうだ。
 


これならニンニクの風味がさらに増しそう
 

そしてグラスは透明なプラスチックタイプではなく、アルミ製。これで通常のグラスよりも長い時間水の冷たさが保たれるそう。もしやこれも、ラーメンの味を引き立てるための秘策・・・?

「いや、テーブルの上に水滴がつくの嫌なだけです」

「・・・。(心中:ええ! ラーメンに関係ないんですか!?)」
 


とても真面目にお話ししているだけにつっこみづらい
 

そうこうしているうちにマーコ氏のコンサルチェックが終了。その結果は・・・
 


★3つ獲得! なかなかの高得点
 

「マーコの本気コンサルチェック」

(1)しょう油フックがガンガンに効いているが、いかんせんチー油の効きが弱いために、しょう油のしょっぱさが前面に出過ぎてしまっているところが否めない。

そのため、チー油を増やすことで甘みやまろやかさがプラスされ、全体のバランスが良くなることが予測されることから、チー油の量をあと10cc足したほうが絶対良い。

(2)家系ラーメンの場合、ライスを食べてもらうことでリピート(再来店)率が上がるため、ランチタイムは「半ライス無料」は欲しいところだ。
また、家系ラーメンとしては700円と高い部類に入ることも踏まえると、上記サービスは必須である。

(3)派手めな外観とは逆に、店内が暗いために活気感(=繁盛している感)が弱い。
基本的に1人で営業することも踏まえると、まずは店内の光の数やワット数を増やして、 活気感は上げたほうが良いであろう。
 


真剣にマーコ氏の意見を聞く麻生店長
 

マーコ氏のチェックに対して「ええ、本当に。今ご指摘いただいた部分は、自分たちも改善していきたいなと考えていたことばかりなので。参考にさせていただきます」と真摯に答える麻生さん。良い人だ。

ベースの味は守りつつも、今後はさまざまなアレンジを加えてオリジナルメニューも追加していく予定だという「ぱるぷん亭」。

ちなみに今お店で使用している野菜のほとんどは、麻生さんのお母様が戸塚区の畑で有機栽培した新鮮な物だという。そんな旬の新鮮野菜を味わえる「ぱるぷん盛」もオススメのメニュー。ラーメンだけじゃあ栄養が偏っちゃうかしら? と心配な方はセレクトしてみては?
 


新鮮野菜が堪能できるのもこのお店の魅力
 


過去最高得点が!・・・キニナル続きは次ページ≫
 

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