戸塚アンダーパスあす開通! 二度と歩いて見られない景色を大公開!
ココがキニナル!
3月25日に全面開通する「戸塚アンダーパス」を歩ける最初で最後のチャンスに多くの市民が参加。どんな様子だった?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
最初で最後のチャンスに地元住民ら300人以上が詰めかけた。参加者は「記念になる」との声
ライター:はまれぽ編集部
あす全面開通!
計画から52年。「開かずの踏切」として知られる「戸塚大踏切」の解消策として期待される「戸塚アンダーパス(地下車道)」がいよいよ明日2015年3月25日(水)午後3時に全面開通する。
いよいよ開通!
「戸塚アンダーパス」は道幅約20メートルで片側2車線。
戸塚区戸塚町の「清源院入口」交差点から同区矢部町の「矢部団地入口」交差点までをつなぐ約661メートルで、そのうち地下部分は約311メートル。
JR戸塚駅と開通部分の位置関係(横浜市ホームページより)
JR戸塚駅の東西を行き来する場合、これまでは「不動坂」交差点か「豊田立体入口」の交差点を経由して約4kmの迂回(うかい)が必要だったが、アンダーパスの開通によって約3km短縮されることとなる。
青が横浜方面、緑が大船方面へのう回路。ピンクが開通区間
また、アンダーパス開通に伴い「戸塚大踏切」は3月25日午後4時をもって閉鎖される。
アンダーパス開通でその役目に幕を下ろす「戸塚大踏切」
アンダーパス開通前日の2015(平成27)年3月24日(火)、記念式典が行われ、関係者が出席。開通を待ちわびた地元住民も式典の様子を見守った。
大勢の人が詰めかけた式典の様子
式典では20代のころ戸塚区に住んでいたことがあり、自身も「開かずの踏切」の不自由さを痛感していたという林文子(はやし・ふみこ)横浜市長が「皆さんとともに開通を迎えることができて感無量」とあいさつ。
式典であいさつする林市長
その上で「戸塚は横浜市南西部の拠点。アンダーパスが開通したから終わりでなく、ここからが新しい戸塚の始まり。市も戸塚の発展に尽力していく」とした。
続いて東日本旅客鉄道(JR東日本)横浜支社の平野邦彦(ひらの・くにひこ)支社長が壇上に立ち「長らく地元の皆さんにご迷惑をおかけした。戸塚がさらに魅力ある街へ発展することを祈り、駅と一体になった街づくりを進めていきたい」と話した。
思いを語る平野支社長
その後、出席者がテープカットとくす玉割を行ってアンダーパス開通を祝った。
華やかな雰囲気をまとい、あす開通!