横浜F・マリノスのチアリーディングチーム「トリコロールマーメイズ」のチアスクールが無料で体験できるって本当?
ココがキニナル!
マリノスチアスクールの運営会社が社団法人となり、月謝が無料とは本当ですか?(ダンストレインさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
2014年に社団法人になったトリコロールマーメイズチアリーディングスクールの授業料は有料。各教室の体験料は無料、コースは11種類
ライター:すがた もえ子
「マリノスチアスクールの授業が無料?」という、キニナル投稿をみつけた。
チアスクールの授業料が無料なんていうことがあるのだろうか?
トリコロールマーメイズ(提供:一般社団法人チアリーダーズ協会)
それもキニナルにある横浜F・マリノスのチアスクール自体がものすごくキニナル。チアといえば華やかで笑顔いっぱいの女の子たちが飛んだり跳ねたりしているイメージだ。
目の前で、ぜひその光景を見てみたい。できれば体験もしてみたい。
というわけで、真相を確かめるためにさっそく調査に向かうことにした。
トリコロールマーメイズチアリーディングスクールについて
スクールのクラスは以下の通りだ。
直営クラス
選抜チーム
直営クラスは年齢に合わせてだれでも受講可能だが、選抜チームは毎年4月のオーディションで決定されたメンバーが所属する。
スクール代表のジュニアトップチームが2014(平成26)年5月にチアの本場・アメリカで全米最大級のチア・ダンス大会「U.S.ファイナルズ」でDivision Champion(ジュニアオープンダンスのクラスでチャンピオン)を獲得するというレベルの高さ!
「U.S.ファイナルズ」での様子(提供:一般社団法人チアリーダーズ協会)
通常は直営クラスの体験になり、選抜チームの練習を体験・見学することはできない。
練習場所や曜日もさまざまなので、都合や目的に合わせて選ぶことができる。
年少さんからシニアまで、現在9スタジオ
体験レッスンは、事前に電話かメールにて申し込みが必要となり、希望者の年齢にあったチームでの練習体験ができる。
このほかにもスポーツクラブやスポーツセンター、カルチャーセンターの提携クラスなどがある。
選抜チーム「トリコロールマーメイズユース」の練習に参加
というわけで、相鉄線三ツ境駅から約徒歩10分の瀬谷区にある練習場所へと向かった。(場所は非公開)
今回取材するのは、毎年4月に開催されるオーディションで選ばれた16人の中学生選抜チーム「トリコロールマーメイズユース」の練習だ。
チアリーディングスクールのロゴ(提供:一般社団法人チアリーダーズ協会)
トリコロールマーメイズユースは横浜F・マリノス公式チアリーディングチームTricolore Mermaids(トリコロールマーメイズ)トップチームの姉妹チームとして、試合やイベントなどで活躍するジュニアチームである。
体験させていただくことはお願いしていたが、まさか選抜チームの練習とは・・・練習場所に到着してからその事実を知る筆者。しかし、ここまで来たらやるしかない。
まずは挨拶から。よろしくお願いします(筆者:一番右)
音楽が流れ、さっそく柔軟から練習がスタート(筆者:前列右から二番目)
筆者、体が硬いことには定評があります。これが精いっぱい(筆者:中央)
当然ながら、メンバーの子たちは軽々とこなしていく
全然まねできない・・・
女の子たち一人ひとりに先生たちの指導が入る
柔軟の段階で全身から汗が噴き出してくる。日頃の運動不足をこういうところで実感してしまう。しかし怪我のないように、柔軟はとても重要なポイントだ。
そして、ここからが授業スタート(筆者:前列左から4番目)
どうやらバレエの基礎が中心の内容のようだ(筆者:前列右から4番目)
女の子たちに混ざってみると、一人だけバレエというよりも中国拳法のポーズをとっているように見えなくもない。しかしやってる本人はいたって本気なのだ。
バレエの片足つま先立ちのポーズで静止
つま先立ちの一番高い位置で体を支え、片足をななめ前に出してしばらくの間静止、というような動作を繰り返す。キツイ。かなりキツイ。ふくらはぎがパンパンになってくる。この練習は重要なようで、何度も重点的に行われた。
壁を使っての練習
足の角度など、先生から調整が入る
がんばる女の子たちの姿、眩しすぎる!
そして次の練習へ。ここからはステップの練習だ。
ステップを踏み、綺麗に飛んでいく女の子たち
そしてリズム感が無いことにも定評のある筆者の番
どう考えても女の子たちの練習の邪魔にしかなっていないと思われる。先生に「2拍子で」と教えていただいてなるほどと思っても、体が全然ついてこないのだ。
そしてジャンプを取り入れたステップへ
困ったような声をあげている子もいたが、当然ながらみんな軽々とこなす
手の先、足の先までしっかり綺麗!
リズム感を刻むよりは飛ぶ方がありがたい筆者
これを何周か繰り返し、もうそろそろ限界だな・・・と思った所で休憩が入った。
ここからはポンポンを使って、マリノスの曲に合わせた踊りの練習に入る
踊りの練習に入ったので、筆者は撮影に回る。みんな今までの練習の疲れも見せず、楽しそうにダンスを披露してくれた。
若さ弾けるようなとはこういうことか
とにかく飛んで跳ねて動く
女の子たちはこの笑顔!
疲れをまったく感じさせない
1曲踊り終わった後に先生の丁寧な指導が入り、それを吸収して上達していく様子を目の前で目撃してしまった。
最後に通しでもう一度踊る
細かいところをきちっと直していくから、全体の完成度が上がっていくのだなと見学して感じられた。
そして約90分間の練習が終了。お疲れ様でした!