横浜F・マリノスの試合を彩るトリコロールマーメイズってどんな人たち?
ココがキニナル!
横浜F・マリノスの試合やイベントで会場を盛り上げ、ファンや選手に元気を与えるチアリーディングチーム、トリコロールマーメイズを取材してください。(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
18名のチアリーダーが、それぞれ仕事を持ちながらも、人に元気と勇気を与え、自らを鍛錬する「チア・スピリット」を子どもたちに伝えるべく奮闘していた。
ライター:はまれぽ編集部
トリコロールマーメイズは、横浜F・マリノスの公式チアリーディングチーム。
試合前に行われるイベントのステージや、ハーフタイムショーなどでパフォーマンスを披露し、見るものに元気と明るさを与えている。
笑顔とパフォーマンスで会場を盛り上げる(C)Y.F.M
チーム結成は2008年6月。トップチーム13名と、サテライトチーム5名の18名で構成される。
横浜F・マリノスの試合がある日産スタジアムやニッパツ三ツ沢球技場でパフォーマンスを行うほか、年間を通じて横浜市内のイベントなどにも出演する。
横浜駅ポルタの改装記念イベントでは、震災復興募金活動に参加した
(写真提供:株式会社エンジン)
メンバーは、それぞれ別の仕事や学校と両立させながらの活動だ。中には、トリコロールマーメイズを頂点とする「トリコロールマーメイズ チアリーディングスクール」の講師として活躍するメンバーもいる。
スクールには現在400名あまりが在籍。市内8ヶ所にあるスタジオやスポーツセンターなどで、明日のチアリーダーを夢見てレッスンに励んでいる。
チアリーディングを通じて子どもたちに伝えたいこと
トリコロールマーメイズのキャプテン・西口沙織(Saori)さんは、「トリコロールマーメイズ チアリーディングスクール」の講師の一人。スクールでの講習のほか、横浜文化体育館のチアダンス教室などでも指導している。
前向きな性格でチームを引っ張るSaoriさん
子どもたちには、技術だけでなく、チアリーディングの精神=チア・スピリットを伝えたいと話す。「普段の生活から“チアリーダー”でいてね、と話しています。挨拶ができたりとか、友達を思いやれたりとか・・・いつも笑顔を忘れないでいてほしいですね」
子どもたちに、チアの技術と「チア・スピリット」を伝える
(写真提供:株式会社エンジン)
同じくスクールの講師として指導している加藤幸恵(Sachie)さんは、「『わたしはチアリーダーだから頑張る』と言ってくれる子どもたちの声を聞くと嬉しいです」と話す。予防接種の時、本当は注射がこわいのに「チアリーダーだから笑顔で耐えた」という子どももいたという。
観客の方と目を合わせるよう心掛けているというSachieさん
同じく講師の須須木(すすき)麻莉子(Mariko)さんは、「逆に教えられていると感じることもあります。子どもたちに大切なことを教えていると、自分も勉強になるというか、一緒に成長していけるような気がします」と話してくれた。
Marikoさんは創設以来チームを支えてきた