2015年、横浜市内で昔ながらのクリスマスケーキが買えるお店はどこ?
ココがキニナル!
古き良き味わいのクリスマスケーキを探して!(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
セリーヌ洋菓子店、T-berry豊田屋、横濱パティスリーテール、不二家のクリスマスケーキを紹介! 懐かしいケーキは若い世代にとって「斬新」であった
ライター:山口 愛愛
ほっと癒される昔ながらのケーキを求めて
また、この季節がやってきた。「関内周辺のおすすめクリスマスケーキを教えて」から始まり、5回目を迎えるクリスマスケーキ特集。忘年会シーズンは太るのでケーキの試食はちょっと・・・と遠慮するも、カロリー消費できるような体を張る取材を用意するから大丈夫! と相変わらずのオニ編集部。こんな調子で毎年ケーキを試食し、5年も経っていることに驚くが、2015(平成27)年もいただきます!
そーっと箱を開けるの楽しみにひとつ
「予約なしでも買える」、「ちょっと見た目の変わった」、「おひとりさまでも満足できる」ケーキと毎年テーマを変え、今年は「昔ながらの懐かしいクリスマスケーキ」を紹介する。
日々、横浜を駆け巡っている編集、ライターと取材先からの口コミ情報を収集してリサーチ。4店舗で5種類のクリスマスケーキを集めた。それでは順に見てみよう。
親子パティシエが地元を盛り上げる「セリーヌ洋菓子店」
場所は田園都市線田奈駅から徒歩1分。1977(昭和52)年に創業し、2代目の大森正巳(おおもり・まさみ)さんが店を切り盛りするが、初代のお父様もケーキ作りの現役。創業当時から変わらない、ラム酒がたっぷり染み込んだサバラン(310円〈税込〉)などもあり、2代に渡る親子ファンもいるとか。
お父様が福島県出身だったこともあり、東北の素材を使った復興支援イベントに参加したこともある。そのコンテストでは地元客への感謝も込め、東北の卵を使った「田奈プリン」を作り、横浜市の洋菓子店の中で1位に輝いた。シュークリームも注文を受けてからカスタードを詰めるこだわりの店だ。
提携駐車場も完備
昔ながらのケーキと新作が入り混じるケース
都内の洋菓子名店で修業し8年前から家業を継いでいる大森さん
卵型の容器が可愛らしい、濃厚な「田奈プリン」(288円〈税込〉)
12月はお歳暮目当てに遠くから来店する人も
キニナル昔ながらのケーキは・・・
「生クリーム」5号(3000円〈税込〉)
昭和のクリスマスというような、シンプルで王道の生クリームケーキ。時代の流れによって最近は低カロリーやふわっとした軽めのクリームが主流というが、昔ながらのしっかりとした生クリームをふんだんに使い「それでいて、甘すぎず、濃すぎずのバランスを心がけている」と大森さん。
ピスタチオのムースにミルクチョコレートのムースと香り高いバニラのブリュレを包んだ「ピスターシュ」(3800円)など、ここでしか味わえないケーキも。9種類のクリスマスケーキは、台数限定の種類でなければクリスマス当日でも買えるが、予約するとクッキーのプレゼントもあるので、早めの予約をおすすめする。
プレゼントクッキーのイメージ
箱を開けるとクリスマスソングが流れるクッキー詰め合わせも
※クリスマスケーキの予約は12月20日まで
果物屋の老舗「T-berry豊田屋」
戸塚駅西口のショッピングモール、トツカーナの3階に構える「T-berry豊田屋」。
創業80年となる老舗の果物店で、戸塚駅の再開発のときに仮店舗に移転しフロアが大きくなったことをきっかけに新たにフルーツを使ったケーキ部門を立ち上げた。
福岡のイチゴ「あまおう」や熊本県産のデコポンなどが並ぶ店内に、ケーキのショーケースやイートインスペースが並んでいるのがおもしろい。もちろん、よりすぐりの新鮮フルーツを生かしたオリジナルケーキが魅力。
トツカーナの3階。店頭に旬の果物が並ぶ
果物とケーキのショーケースとクリスマスグッズが並ぶ
素材の良い果物だから美味しいフルーツボード
スタッフの清水美桜(きよみず・みお)さんをはじめ丁寧な接客であたたかい雰囲気
旬の果物によってメニューが変わる
キニナル昔ながらのケーキは・・・
「X’masフレーズ」5号(3456円〈税込〉)
大粒のイチゴやブルーベリーの自然な甘みとやさしい酸味を引き立てるケーキ。クリスマスケーキは8種類あるが、全体的に生クリームはふわふわの軽め。フルーツとの甘さのバランスや食感が生きている。
プレミアムマスクメロンデコ5号(4320円〈税込〉)なども人気。イチゴのかわりにマスクメロンを使った、フルーツ専門店ならではの贅沢なオリジナルケーキが並ぶ。
お菓子の詰め合わせは手ごろな値段から
※クリスマスケーキの予約は12月20日まで