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Question みんなのキニナル投稿

投稿の中から、はまれぽ編集部もキニナルことを調査してお答えします!
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みんなのキニナル

    桜木町駅、横浜駅、山下公園周辺で23:00以降も営業している喫茶店、カフェで、女性も安心して行けるお店があれば教えてください分煙か禁煙かもわかると嬉しいです(^^)/

    トッシーさん

    桜木町の新改札の進展状況が知りたいです桜木町の、新庁舎周辺の開発状況もわかれば(^^)/

    トッシーさん

    来る10/21にJR鎌倉車両センターが解放されます。内部は普段なかなか見られないので、この機会に是非レポートお願いします。

    やしーさん

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横浜のココがキニナル!

横須賀に「のりだんだん」というソウルフードがあるけれど、いわゆる「のり弁」となにが違う?「のりだんだん協議会」というのがあるようなので、調査を!(たむたむたむさん)

はまれぽ調査結果

のりが2段になっているから「のりだんだん」。認知度、回顧度は、横須賀市内でもばらつきはあり、正確な発祥は不明

ライター:やまだ ひさえ (2016年03月16日)

「のりだんだん」をご存じだろうか? 横須賀市を中心に三浦市でも知られているお弁当の一つだ。
 


これが「のりだんだん」弁当
 

一見、何の変哲もない「のり弁」に見えるが、さにあらず。横から見ると一目瞭然なのである。
 


ノリが2段になっている
 

ご飯、ノリ、ご飯、ノリと重ねて、2段になっているから「のりだんだん」なのである。

三浦市で生まれ育った筆者にとっては、子どものころからの定番だが、はまれぽ編集部で聞いたところ、「なに、それ」という答えが返ってきた。

そんなに珍しいものなのか。

「のりだんだん」に熱い情熱を傾けている「のりだんだん協議会」の大湊雄治(おおみなと・ゆうじ)さんに話を聞いた。
 


どうなんでしょう、大湊さん
 

大湊さんは、猿島(さるしま)海畑活性化研究会のメンバー。猿島ワカメを使った「猿めん(さるめん)」の販売を手掛けている。

2012(平成24)年10月、研究会のミーティングの最中に「のりだんだん」の話題に。盛り上がる地元メンバーの中、千葉県出身のメンバーの1人から「のり弁じゃないの?」という声があがった。
 


「のりだんだん」は「のり弁」ではない?
 

そのときの地元メンバーも筆者と同様に思ったらしく、友人、知人に電話をかけまわった結果「のりだんだん」は、横須賀市を中心にした地域のみの名前だと判明。

この疑問をきっかけに発足した「のりだんだん協議会」は、フェイスブックでメンバーを募り、「のりだんだん」の研究と普及が始まった。

協議会はまず、どのくらいの人が「のりだんだん」を知っているのかを調査するため「よこすか産業まつり2014」の会場でアンケートを実施。当時のことをメンバーの伊藤孝子(いとう・たかこ)さんが話してくれた。
 


自身も「のりだんだん」に強い思いがある伊藤さん
 

2014年の産業まつり (提供:のりだんだん協議会)
 

手作り「横須賀のりだんだん」弁当を販売 (同)
 

189名から回答があったアンケートの結果を見ると「のりだんだん」の形が見えてくる。
 


知っている人は多い
 

ほとんどが「好き」
 

協議会はアンケートをもとに「のりだんだん」の呼び名の分布を分析した「のりだんだん名称マップ」を作成。
 


緑が「のりだんだん」と呼ぶ地域、黄が呼ばない地域(同)
 

三浦半島の東海岸に広がっていることが分かる。

かなり広範囲に普及している「のりだんだん」だが、いつごろ、どこで誕生したのだろうか。横須賀市の市史編さん室と農林水産課で聞いてみた。
 


横須賀市役所
 

しかし、残念なことに「のりだんだん」の発祥については、年代も地域も記録に残っていないとのことだった。可能性として考えられるのは、江戸時代から漁業が盛んだった三浦半島で、漁師めしとして生まれた可能性はあるという。

ただ、大湊さんに興味深いことを教えてもらった。横須賀市出身の両親を持つ、作家の故・山口瞳(やまぐち・ひとみ)氏が書いた『血族』の中に「のりだんだん」の記述がある。
 


山口瞳著『血族』
 

その一説に「小学校時代の弁当は、毎日毎日、海苔段々だった。私は子供のときからノリダンダンと言い慣らしていたので、正式な呼称は知らない。(原文ママ)」とある。
 


のりだんだんが登場
 

1926(大正15)年生まれの山口氏が小学生だったのは昭和初期。母親は明治時代の生まれだ。このことから、明治時代には既に「のりだんだん」の名前で呼ばれていたのではないかと考えられる。

もう一つ、横須賀市走水(はしりみず)でノリ養殖を手掛けている菱倉水産の菱倉康美(ひしくら・やすみ)さんによると、戦前、浦賀ドッグに勤めていた菱倉さんのお父さんが、「のりだんだん」を持っていくと、同僚から「良い香りだ」と評判だったという。
 


戦前にもあった
 

「のりだんだん」は家庭の味だ。起源は不明だが、横須賀のソウルフードであることは間違いない。


みんなの「のりだんだん」は?・・・キニナル続きは次のページ≫
 

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