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川崎の金山神社で「かなまら祭」というお祭が行われるそうです。祭りのルーツは?どこら辺が外国人に人気なのでしょうか(レナードさん、5656さん、トールさん、ほっけさんのキニナル)

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4月3日に行われた「かなまら祭」は2万人以上の参加者で盛り上がった。例年出ていた撮影用モニュメントは自粛、「奇祭」として外国人に人気

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2016年04月05日

ライター:三輪 大輔

社殿に宮司の声が響き渡る。厳かに祝詞が進むたび、祭に魂が加えられていく。神聖な雰囲気の中、参加者全員が祭の成功を祈っていた。
 


厳かな声で読まれていく祝詞(のりと)
 

その祭の名は、「かなまら祭」である。毎年4月の第一週日曜日に開催されている「かなまら祭」は、商売繁盛・子授け・安産・縁結び・夫婦和合などにご利益があるという。2016(平成28)年の開催日であった4月3日の前日、祭の関係者が集まり前夜祭が行われていた。


前夜祭に参加されている町内会関係などの方々
 

ネットを中心に話題が広がり、今や国内外から2万人以上の参拝客を集める「かなまら祭」。
しかし近年、男性のシンボルを祀るイメージだけが先行し、本意を理解しない楽しみ方をする人も増えているという。現に昨年は、一部の参拝客の露出行為があった。それにより、例年人気を集めていた撮影用の男性器モニュメントの自粛が決定されている。


2012(平成24)年の様子。記念撮影の人気スポットだった
 

祭壇に飾られている男根と女陰のお供えもの
  

それでは奇祭として知られている「かなまら祭」とは、一体どんな祭であるのだろうか。2016年の祭の様子と併せてレポートする。
 


「かなまら祭」は卑猥な祭事か?

地響きのような歓声が上がる。人々の視線に見守られるように「エリザベス神輿」が動き出すと、午前10時に開始した祭は、正午を回ったばかりで早くも最高潮を迎えた。断続的に降る雨のせいで、気温が上がらずに肌寒い。それにもかかわらず、境内は足の踏み場に困るほど人で埋め尽くされている。
 


群衆の中で動き出す神輿
 

そもそも「かなまら祭」は、若宮八幡宮と同じ敷地内に祀られている金山神社の神事だ。場面を前日に戻して説明すると、同神社の御祭神は、金山比古神(かなやまひこのかみ)と金山比売神(かなやまひめのかみ)である。
 


若宮八幡宮のすぐ隣にある金山神社
 

この2柱は、もともと鍛冶の神であるという。そこに「性」が加わった理由は諸説あるが、鍛冶場で使用する鞴(ふいご)に起源があると言われている。
 


鍛冶で使用される鞴
 

鞴は火を起こす際、風の流れを生み出す道具だ。その取っ手を前後に動かす所作が、性行為を連想されるということで、性の神にもなったと伝えられている。ちなみに前夜祭のとき、宮司も鞴を使って火をおこしていた。
   


まずは、火打ち石を使って火種を作り、炉の中に火種を入れてから
  

鞴を使って風を送ると
  

火がおこる
  

こうして金山比古神と金山比売神は性の神にもなり、江戸時代ごろから現在の「かなまら祭」にも繋がる祭が行われていた。しかし、その祭は明治時代に廃れてしまう。背景には、裸を恥ずかしいと感じる西洋的思想の影響などがあったという。それから時を経て、昭和40年代になってから、再び祭を行おうという機運が起こる。

「その当時、私の父が宮司をしていました。祭を復活させるため、学者なども集めて『かなまら講』という勉強会を開いていたそうです」と宮司は語ると、次のような話を聞かせてくれた。
 


2代前の宮司である父について語ってくれる中村宮司
 

「古くは、日本全国で同様の祭は行われていました。しかし、時代背景などもあり、次々と祭は廃れていってしまいます。こうした状況に危機感があったのでしょう。勉強会を開き、どのような形で性信仰を残していけるかを検討したと聞いています」

それと同時に、川崎特有の事情もあるそうだ。町内会の方が以下のような話を教えてくれた。
 


かなまら祭の始まりを教えてくれた町内会の方
 

「川崎は、古くから鉄鋼の街として栄えてきて、現在も大きな鉄工所がいくつもあります。併せて、宿場町としても栄えていたため風俗産業の歴史も長く、堀之内に繋がる下地が古くからありました。鍛冶と性の神を祀っている金山神社は、こうした川崎の性格も反映しているのです」

川崎だからこそ生まれたといっても過言ではない金山神社。それを形作る要素は「かなまら祭」の復活を知るカギにもなる。

「祭が廃れた後も、金山神社には子宝に恵まれない方や性風俗関係者の方が参拝に来ていました。しかし、そうした方は、社会で肩身の狭い想いをして場合も少なくありません。2代前の宮司は、どうにか居場所を作りたいと考えたそうです。それが現在のような祭を行うルーツになったと言われています」
 


現在も子授けの祈願に来る方は多い
 

卑猥だと感じるのは、もしかしたら偏った価値観なのかもしれない
 

確かに「かなまら祭」は大人のための祭であるため、よく思わない方もいるという。しかし、ルーツなどを知ると、とても意義のある祭だと感じた。性をオープンにすることで救われる人もいるのだ。

それでは参拝客の方は、どのような楽しみ方をしているのだろうか。再び、当日の様子に戻ってレポートしていく。
  


節度よくオープンに楽しむ。それが「かなまら祭」のルール
   


各国からさまざまな人が集い熱狂する祭りの様子は
 

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