30年目を迎えた2016年の「野毛大道芸」の様子をレポート!
ココがキニナル!
4月23日(土)・24日(日)に開催される野毛大道芸。30年の節目である今年はどんな感じ?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
フランスやコロンビアの有名サーカスから、野毛大道芸ではおなじみの芸人さんまで50組200人のパフォーマーが野毛のまちを盛り上げる
ライター:はまれぽ編集部
海外の大物も!
春の風物詩として定着した「野毛大道芸」が4月23日(土)・24日(日)に開かれる。
決定!
1986(昭和61)年に野毛地区の活性化を目指す地元商店主たちの呼びかけで始まった野毛大道芸。今では、日本有数の規模にまでなり、毎年、横浜市内のみならず、遠方から足を運ぶファンも多い。
30年の節目となった今回は、過去最大規模となる50組、総勢200人のパフォーマーが「野毛本通り」をメーン会場に、超一流のスゴ技を披露する。
野毛ちかみちにも大きな横断幕が設置されている
野毛大道芸実行委員会の田井昌伸(たい・まさのぶ)実行委員長は、30年という節目について「今回は節目ということもあり、会場の規模も拡大した。大道芸だけでなく、飲食を含めた、野毛の街を存分に味わってほしい」と話した。
前回が40回記念、今回が30周年と節目が続いたため、「次回はこれほど規模が大きくないかもしれない」と田井委員長。それでも「芸人さんを厳選し、来てくれる人に楽しんでもらえるようにしたい」と話していた。
「今回はスペシャルです!」と田井実行委員長
そして、40周年の目玉の芸人さんについて田井委員長に聞くと、フランスの「CIRQUE BAROQUE(シルク・バロック)」とコロンビアの「Familia Martinez(ファミリア・マルチネス)」、野毛大道芸の初代プロデューサー・IKUO三橋さんを父に持つブルースミュージシャンの清野美土(きよの・よしと)さんが率いる「ハモニカクリームズ」の名前を挙げてくれた。
サーカスの国立学校もあるフランスで「ヌーヴォー・シルク(新しいサーカス)」の旗手と呼ばれる「シルク・バロック」はアクロバティックかつ芸術的な「アートサーカス」で観客を魅了した。
サックスの音色を響かせ・・・
来場者を巻き込んだパフォーマンスも!
一方の「ファミリア・マルチネス」は120年、親子5代にわたって受け継がれる家族ぐるみの伝統的なサーカスが持ち味。
一見すると、ただのぬいぐるみも・・・
「ハモニカクリームズ」の清野さんは、幼少期をすごしたという思い出のある野毛坂でパフォーマンスを披露した。
「自分が暮らした家の前で路上ライブをするなんて」と清野さん