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移転再開した県立川崎図書館の蔵書があまりにマニアック! その理由とは?

移転再開した県立川崎図書館の蔵書があまりにマニアック! その理由とは?

ココがキニナル!

川崎駅近くから溝ノ口に移転した県立川崎図書館が「日曜日休館」に。公共図書館が日曜日に休館とは聞いたことがありません。移転や休館日の変更の理由は?(都筑のふくちゃんさん/ヤマダさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

神奈川県立川崎図書館は、全国でも珍しい「ものづくり」に特化した図書館。移転のタイミングで、技術者などが利用しやすい休館日に変更した

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ライター:はまれぽ編集部

子どもから大人まで、多くの市民が利用する図書館。勉強や調べもの、あるいは暇つぶしのために誰もが訪れたことがあるはずの施設だ。
そんな図書館が混み合うのは、学校や会社が休みになる土曜・日曜というイメージ。そのため、図書館の休館日は平日の月曜日あたりが設定されていることが多い。

ところが、2018(平成30)年5月15日に移転開館した「神奈川県立川崎図書館」は、日曜日が休館になるという。となれば、利用者は月~土曜日に使うしかない。それってちょっと不便なのでは?

早速その真意をうかがうべく、再オープンを控えた川崎図書館に突撃した。
 


JR武蔵溝ノ口駅から徒歩15分ほどの場所にある「かながわサイエンスパーク」

 
図書館が移転する先は、川崎市高津区の民間施設「かながわサイエンスパーク(以下、KSP)」の西棟2階。このKSPは、大企業や外資系企業の研究開発部門が数多く入居している高度研究開発施設だ。

高度研究開発、と聞いて若干しり込みしてしまったが、完全な研究所仕様の東棟と比べ、西棟はホテルに隣接し食堂なども近く、比較的入りやすい。
 


西棟の1階部分にはホテルが。この真上に県立図書館がある
 

エスカレーターを上ってフロアを進むと・・・
 

真新しい図書館がお出迎え

 
ビルの中にある図書館という意味では、川崎市立中原図書館も同じような構造になっていた。だが、あちらは市立、こちらは県立と管轄が異なる。
 


やっぱり休館日は日曜日

 
一見すると、立地以外は普通の図書館に見える。しかし、館内に入って本棚を拝見すると、なんだか違和感が・・・。
 


入り口にいきなり「専門雑誌」コーナー。普通の雑誌はなかった

 
図書館を入ってすぐの場所によくある雑誌コーナーだが、この図書館には旅雑誌やファッション誌のようなものは一冊もない。『レアメタル四季報』、『アルミエージ』・・・人生で触れ合うことのなかった雑誌がこの世にこれほどあったとは。

さらに、新着図書も・・・。
 


本当に新着!?

 
『分子集合体の科学』や『動的平衡3』が新着図書とは知らなかった。まこと勉強不足です。

・・・いや、やはりおかしい。県立の公共図書館に来たはずなのにこのラインナップは一体どういうことなのだろう。副館長の松永裕さんにお話をうかがうことができた。