横浜F・マリノス 新体制発表会の内容は?
ココがキニナル!
今日、横浜F・マリノスの新体制発表会があったそうですが、どんな内容だったんでしょう? 新ユニフォームが見てみたい!(トリコロールさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
今季こそACL出場権を取る! という気合いが伝わる発表会でした。新ユニフォームはもちろん、新監督や新戦力も紹介されました!
ライター:田中 大輔
昨季は、絶好調の前半戦と絶不調の後半戦、天国と地獄を味わった横浜F・マリノス。
最終的には5位フィニッシュで10年の成績を上回ったものの、目標に掲げていたアジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)出場を逃してしまった。シーズン終了後の12月30日には、木村和司監督の解任と樋口靖洋コーチの新監督への昇格が発表されていた。
そんなわけで年末にバタバタしてしまったF・マリノスだが、15日午後、報道陣に加え600人のサポーターを招待し、日産ホールで新体制発表会が行われた。
新生F・マリノスの体制発表。駆け付けたサポーターもワクワク
注目の嘉悦氏、進退には触れず
tvkの佐藤亜紀アナウンサーの司会で始まった発表会。
横浜+スポーツ=佐藤亜紀アナというイメージが付いてきた
まず、登壇したのは株式会社横浜マリノス代表取締役社長の嘉悦朗(かえつあきら)氏。嘉悦氏といえば、10年オフにサポーターからの反発を受け「来季(11年)、ACL出場権が取れなければ辞任する」と発言していた騒動があった。
実際には、出場権を逃し木村監督解任へつながったわけだが、嘉悦氏自身は役員報酬を50%カットした上での続投を表明。一部サポーターからは批判を受けていた。
ステージに上がった嘉悦社長。続投を支持する声も多い
この件について、言及があるかとも思ったが、自身の進退には触れず、昨シーズンの総括と今季の目標にとどまった。
アディダスとのコンビ復活。カモメが飛び交う新ユニフォーム
さて、監督の代わるF・マリノスだが、新しくなるものはもうひとつ。
それは新ユニフォームだ。
中村俊輔、金井貢史、榎本哲也の3選手が新ユニフォームを着て壇上へ。
左から金井選手、中村選手、榎本選手。3人の感想は「軽い!」
バックショット。背番号の下に選手名が入っている
単にデザインが変わっただけでなく、5年ぶりにアディダス社とコンビを組んだもの。
アディダスジャパン 代表取締役のポール・ハーディスティ氏からも挨拶が
「横浜から、世界へ」をデザインコンセプトとされた新ユニフォームでは、トリコロールが復活している。
青地に20羽のカモメのシルエットが染められたホーム用ユニフォームと、イカリが描かれた白いアウェイ用ユニフォーム。
カモメが舞う、ホーム用ユニフォーム
今年、Jリーグ創設20周年と同時にチーム設立20年を迎えるマリノスの伝統を守ったカラーとデザインだ。日本代表のユニフォームでは酷評を集めてしまったアディダスだが、今回のものは「お、カッコイイ」と思わせてくれた。