アンテナ・アンテナ・アンテナ

こういった感じ（提供：スカパーJSAT株式会社）

なぜ、この場所に「秘密基地」のような当センターがあるのか伺うと、衛星の方向に障害物がないといった条件等に加え、ここ緑区三保町付近は海抜が50メートル以上あるうえに海岸から10キロメートル離れているので、水害のリスクが低いため、とのこと。

瀬川さん仲原さんの案内で、一般開放していない施設に入り、実際にアンテナを近くで見せてもらうことに。
　

赤道上空
　

3万6000kmの衛星から
　

これらのアンテナが情報をキャッチ
　

迫力があるのは当然だが、とんでもない規模の衛星とのやり取りを目の当たりにしている感覚は得も言えぬもの。
　

なんかカッコいい
　

一番大きな11mのパラボラアンテナ
　

施設内に戻り模型を見学
　

ロケット模型がカッコいい

ロケットを打ち上げるのにいくらかかるのか。
施設内を移動しがてら瀬川さんに何気なく聞いてみた。
　

「だいたい100億円弱くらいですね」
　

にゃあ

それが16機あるというから気が遠くなる。
最後に、キニナルにあった秘密基地のようなことを言われている旨をおふたりに話すと、即答で答えが返ってきた。
　

「ここはとんでもない秘密基地ですよ（笑）」
　

取材を終えて

大きなパラボラアンテナ達は、30分に1回、衛星の位置をキャッチすべく微妙に動いているという。
緑区の秘密基地のような施設は、ちゃんと秘密基地でした。 　

―終わり―