国産食材にこだわり100種類以上の酒がそろう「長八」

伊勢佐木長者町界わいの呑める24時間営業といえばここ、と称される「長八（ちょうはち）」。
メインはとんかつと朝獲れの海鮮。明るいうちから、一杯いただきます。
　

おじゃまします

　
立地は先程の「めりけん波止場」から日ノ出町方面へ歩いて2分くらい。内装もいいかんじです。
　

いいかんじです
　　

おじさま方も呑んでますな

　　
「長八」は創業から約50年。現在は4代目のオーナーが店を取り仕切る。創業当時から愛されているとんかつと、朝獲れた鮮魚を昼には一杯やりながらいただけるというのが「長八」の素晴らしさ。
　

4代目オーナーの吉田さん

　
食事のメニューは、定食から単品、季節の料理から定番のおつまみを含め約120種類。お酒のメニューは国内外のビールや地酒、焼酎を含め約100種類。24時間の店でこの豊富なメニューはうれしい。24時間営業をなさる理由を吉田さんに尋ねた。
　

「24時間じゃない時期もあったんですが、僕の以前には・・・」

　
売り上げが伸びない先代以前の時に店の方々で話し合い、夜中も朝も出られる人間が店に出て、少しでも売り上げが上がるようにしたのがきっかけで、今の営業スタイルになったとのこと。
それから「長八」は息を吹き返したという。
　

豊富な種類のビールから
　

オリオンビール（550円）を注文

　
「うちですと、やはりとんかつを召し上がってください。あとは人気のメニューとおすすめをお出ししますよ」とのお言葉。
　

到着を待つ

　
まずは定番で、お酒のおつまみにも定食にも人気のこのメニューから。
　

肉じゃが（580円）
　

ごろり

　
すっきりとした薄味ながら、コクと甘みは強い。品のある味わいだがパンチがある。同行の編集部・山岸は「外で食べた肉じゃがの中でこれナンバーワンです」と静かに大声で呟く。ジャガイモはメークインを使用。ほくほくしているが煮くずれはなく箸でしっかりつかめる。それなのに味は芯までしっかりしみこんでいる。美味い。
　

続いてロースカツ（1100円）
　

その断面

　
サクッと、サラッと、噛み切れてジューシーだが、あっさりとした後味。まったく、しつこくない。でも、旨みはギュッとつまっている。すかさずもう一口いきたくなる。それをビールで流す。美味い。ここまであっさりとコクのあるとんかつに出会うのは初めて。特製のソースも香味野菜が効いている。美味い。
　

最後はキジもも肉の塩焼き（1944円）
　

純米吟醸の文佳人（ぶんかじん／820円）といただく

　
パリッと焼き上げられた皮に弾力のある肉。噛めば肉汁が口の中いっぱいに広がる。すだちと柚子胡椒をつけてもう一口。とても美味い。キリッとした文佳人との相性も抜群。ちょとした贅沢な気分の時におすすめです。この組み合わせ、良いです。そう、昼間から。
　

長八の
　

みなさん
　

ごちそうさまでした

取材を終えて