北海道の消滅可能性都市5位の町で大人気のパン屋さんが、青葉区に進出したって本当?
ココがキニナル!
市が尾駅前にコッペパン専門店ができました。是非とも食レポお願いします。全種類のレポートを。(もまさん、パッチョさん)
はまれぽ調査結果!
みなみ北海道・木古内町が本店の「コッペん道土」の2号店。約30種類のコッペパンは具だくさんで大満足。ランチなら3個~4個で満腹になりそう
ライター:紀あさ
30個、重い・・・!
「全種類のレポートを」という、はまれぽらしいキニナルに応えるべく、全種類注文。同店のコッペパンは「おかずコッペ」と「お菓子コッペ」に分かれていて、10種類以上の注文をする人は多いそうだが、全種類という人はまれだそうだ。
いざ制覇!
コッペパンにジャムたっぷり、クリームもたっぷり
チョコレートコッペパンはチョコ2種類、北海道バタークッキー&チョコレートコッペパンは道南の観光スポットでもあり、バターなども有名な「トラピスト修道院」のクッキー!
チョコ好きにはたまらない、ミルク&ビターチョコの重ねあわせ
おかずコッペは閉じるのがもったいないほどのボリューム!
テキパキと、どんどんと、
できあがりっ
しあわせあふれるコッペパン
「ありがとうございましたー!」
全30種類のコッペパンを抱えて編集部に向ったのですが、重いのなんの・・・!!
この重さはパンの重さじゃありません。米袋か・・・という感じ。絶対に女性一人でマネしないでください。初乗り1キロタクシーが横浜にあったらゼッタイ乗ってた。
編集部に着いたらクタクタ
いよいよ実食
じゃじゃーんっ 迫力の30個7120円なり
パンの匂いにつられて、はまれぽの食ガール・広瀬現る
昔ながらのナポリタン(写真左)と、ひこま豚の焼きそばから、いただきまーす
この間、写真撮影担当の編集部・松山は、北海道メイプルかぼちゃを食し「パンプキンにナッツ入っていてメイプル、天才的な組み合わせ!」と感激。
最後に総評をそれぞれいうべく、シェアしてそれぞれ全種を味わう。
鶏ザンギ。ザンギが3つ入っているので、3人で仲良く分けた
次々に切り分ける
北海道バタークッキー&チョコレートは砕かれたクッキーが形ある部分とチョコに溶けた部分と相まって、クッキー&クリームの幸せ感。十勝あんはこしあんでなめらか、十勝あんマーガリンは文句なく美味しい。
大森町長いわく「津軽海峡冬景色の塩だね」という、みそぎの塩ミルククリームは、未知との遭遇のようでありながら、昔食べたシュガーマーガリンのように懐かしい。
お次はカニクリームコロッケ、二刀流な広瀬
カニクリームコロッケは、とろとろの舌触りでありつつ、かまぼこのようにしっかりとした歯ごたえ。キャベツメンチはメンチが肉厚。続いては北海道和牛コロッケ。キーコ食べちゃってごめんよ! と思いつつ最高級のおいしさ。
ラズベリードリーム(左)とラズベリーホイップの違いがキニナり、割ってみた
夢である「ドリーム(200円)」より、ホイップ(240円)の方が高価な現実が分かってしまった。
前列左から反時計回りに(以下同)、野菜、野菜ポテト、たまご、野菜たまご
ここから飛び入りした編集部・小島は、野菜ポテトを食べ、「見た目ではポテトサラダが入ってると思わなかった。おいしかった」と感動の表情。「ジャガイモの形がしっかりしている。野菜はシャキシャキ、たまごもおいしい」と大絶賛。
続いては「ザ・ベーシック・シリーズ」。
チョコレート、キャラメル、いちごジャム、粒ピーナッツ、たっぷりカスタード
チョコのミルクとビターが溶け合う。キャラメルはミルクキャラメルのような女子向きテイスト。いちご、なぜこれはストロベリードリームと呼ばないのか?広瀬はピーナッツの粒感を高評価。カスタードはなめらか。
ラムレーズン、黒豆きなこ、紅茶クリーム
ラムレーズンはラムしっかりの大人の味。きなこは和風で落着きのある味、日本茶にあいそう。紅茶だとおもって食べたらきなこで悶絶するキノアサ。紅茶はしっかりと紅茶味。
あと5個!
手前左から反時計回りに抹茶あん、抹茶、ジャムマーガリンと、コンビーフポテト
ジャムマーガリンが好きか、ジャムだけが好きかは好みが分かれた。抹茶はただ甘いだけでなく苦味もあり、あんとの相性も〇。
コンビーフポテトは香りも最高。デミグラスを思わせる味にポテトがマッチ。
いよいよラスト!フルーツホイップ
ん・・・
おいしい!!!
1時間以上かけて4人で食べたが、コッペパンとはいえ、ハンバーガー並みのボリュームがあるので、ランチなら3個で足りちゃうかも!
さて、振り返って、次回3個買うなら、どれにする?
改めて、悩む
松山は「みそぎの塩、ラムレーズン、十勝あんマーガリンがビールに合いそう」とのこと。それから「もしポテトだけのコッペパンがあったら食べてみたい!」という意見には一同、同意。
広瀬は「みそぎの塩、ザンギ、あとはその日の気分で」、キノアサは「ザンギ、メイプルかぼちゃ、和牛コロッケ」をチョイスした。
ここで、最後に、近藤社長から、市が尾店のベスト3を発表してもらった。
「みそぎの塩がダントツです」
続いて「はこだて和牛コロッケ」、「ひこま豚の焼きそば」の順だそう。
いろいろ選んでたのしい楽しい30種類のコッペパン。コッペん道土のキャラクターは、象で名前を「くるぞう」くん。木古内に人が「来(き)っこない」という音が当たるため、「来るぞう」の思いを込めた。
明日もきっと、お客さんが、くるぞう
取材を終えて
木古内生まれだが、昭和50年代は横浜駅前の銀行に勤めており、京急沿線に住んでいたという、実は元ハマっ子だった大森町長。
木古内に戻ってから家業の建設業に従事、青函トンネルの貫通にも立ち会った。そんな大森町長から、はまれぽ読者にひとこと!
「私の作った青函トンネルをくぐって、木古内に、来てください」
「トンネルなんかひとりじゃ作れない。みんなの力で作っているんだから、関わった人はみんな、自分が作ったって言っていいんだよ」と笑う。
木古内町長室にて、青函トンネル開通時の映像を鑑賞
トンネルをくぐればそこは木古内町。北の大地の始発駅。今はまだ雪国だが、5月の連休のころには春がくる。
木古内町内にある「薬師山」に芝桜が咲き
サラキ岬にチューリップが咲き誇る
木古内本店と市が尾店の塩パンは、まったく同じ材料なのに、なぜかすこし味が違うのだそうだ。暖かくなったら、市が尾店で塩パンを買ってから、新幹線に乗って、木古内で降りて、味比べしてみようかな。横浜からレールで、4時間すこしでそこに着く。
―終わり―
コッペん道土
住所/横浜市青葉区市ヶ尾町1054-1
電話/045-532-8443
HP/http://coppendot.com/
木古内町
HP/http://www.town.kikonai.hokkaido.jp/
木古内町観光協会
電話/01392-6-7357
HP/http://kikonai-kankou.net/
ジャパンベーカリーマーケティング株式会社
HP/http://japanbakery.jp/
参考文献
北海道新幹線の百夜一話物語(第61夜)
北海道放送『今日ドキッ!』(2016年3月28日OA)
テレビ東京『ゆうがたサテライト』(2017年1月18日OA)
テレビ画像の静止画は、著作権法32条1項の引用規定に沿うことを、同法管轄省である文科省に確認の上、引用させて頂きました
マサ・ヤマモトさん
2017年03月07日 17時49分
オープンしたての週末の大行列はこれだったんだな。
パン屋で!?とか思ったが、そんなに美味いなら行ってみよかな
ポスポスさん
2017年03月07日 14時31分
一か月ほど前たまたま土日の昼間前の道を車で通りました。ものすごい行列に「なになに?何事?」と帰宅してググッて納得しました。でもなかなか足が向いてませんw
はなっこさん
2017年03月07日 14時11分
全種類食べ比べ、持ち帰りはかなり大変そうでしたが楽しそうですね!コッペパンというと野毛のキムラヤベーカリーさんのが地元では有名ですよね。こちらのお店は北海道ならではのメニューも豊富なようなので今度行ってみます。