横須賀スタジアムで開催! 横浜DeNAベイスターズ「ファンフェスティバル2019」をレポート
ココがキニナル!
横須賀スタジアムで開催された横浜DeNAベイスターズの「ファンフェスティバル2019」はどんな感じ?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
OB・投手・野手によるトークショーやファンが参加して選手と触れ合える企画など、普段では味わえない距離感で選手と交流を持てるイベント。今年は荒波選手の引退セレモニーが行われた
ライター:田中 大輔
ラストのトークショーは野手陣集結!
さて、メイン会場のステージではトークショーがもう一つ。
投手陣のトークがあった後は、「CAPTAIN TSUTSUGOH(キャプテン ツツゴウ)」と銘打たれた野手陣のトークショーだ。
筒香キャプテンを中心に、今度は野手陣が集結
参加したのは、キャプテン・筒香嘉智(つつごう・よしとも)選手、梶谷隆幸(かじたに・たかゆき)選手、石川雄洋(いしかわ・たけひろ)選手、大和(やまと)選手、柴田竜拓(しばた・たつひろ)選手、乙坂智(おとさか・とも)選手、佐野恵太(さの・けいた)選手、宮﨑敏郎(みやざき・としろう)選手の8人。
こちらではサヨナラゲームや記録達成試合などの名場面を中心に、今季を振り返りながらのおしゃべり。
石川選手の1000本安打達成や筒香選手の200本塁打など、印象に残った名場面のVTRが流れ、選手もファンもシーズンを思い出しながらのトークショーとなった。
初代キャプテンと二代目キャプテン。高校も同じ
DeNAベイスターズの二代目キャプテンとなった筒香が、初代キャプテンであり、横浜高校の先輩でもある石川に相談に乗ってもらっていたエピソードなども披露され、ファンは興味津々で聞き入っていた。
サヨナラ勝ちのシーンのベンチやスタンドの映像を見て、誰が殊勲打を打ったか当てるクイズも開催。
佐野選手は、3塁ランナーだった大和選手がホームインして勝利した映像を見たのに、「大和さんの(サヨナラ打)じゃないですか?」と珍解答。しかも、正解は佐野選手自身のサヨナラタイムリーだったとあって会場は爆笑、ステージ上の選手たちは苦笑いという天然ボケ炸裂のシーンも演出していた。
佐野はdianaのステージにもサプライズ出演し、会場を沸かせた
ショーのラストでは、石川選手が「来年は筒香くんがいなくなっちゃうかもしれないけど」と何となくみんなが避けていた話題に切り込みながら、「みんなで力を合わせて頑張ります」と締めくくってくれた。
最後の荒波SHOW
いよいよ辺りも暗くなりはじめ、楽しかったファンフェスもおしまいへと近づいていく。
でも、今年のファンフェスでは閉会式の前にもう一つ、ファンにお知らせすることが残っていた。
横浜で8年、メキシコで1年プレーした荒波翔(あらなみ・しょう)、引退の日
2011(平成23)年から2018(平成30)年までベイスターズで活躍し、今季のメキシコでのプレーを経て引退を決断した荒波翔さんの引退セレモニーだ。
スーツ姿で登場した荒波さんは、ファンや球団に感謝を述べ、「地元横浜でプロ野球選手になれたことがうれしかった」と声を詰まらせながらスピーチした。
自らの経験を踏まえ「ここにいる人、特に子どもたちには夢や目標を持ってほしい」とも話し、「またDeNAベイスターズのユニホームを着られたら幸せだと思います」とスピーチを締めくくった。
スピーチ中、涙をこらえきれない場面も
自然発生的にスタンドから巻き起こった荒波さんの応援歌の中、高校の後輩でもある石川、筒香の両選手から花束を受け取った荒波さんは、背番号4のユニホームをまとい、登場曲だったケツメイシの『カーニバル』に乗って場内を一周した。
横浜高校トリオ。荒波と石川は1学年違いだ
歓声を浴びて疾風のごとく翔(はばた)いた荒波
最後はチームメイト全員で胴上げが行われ、荒波さんの現役生活にピリオドが打たれた。
これにてすべてのプログラムが終了となり、ファイナルセレモニーへ。
選手会長の石田投手、キャプテンの筒香選手が挨拶をした。
あっという間に終わりの時間。最後は2人がマイクを取った
筒香は、ポスティングシステムを使ってメジャーリーグに挑戦することを改めて報告。「10年間、横浜でプレーできたことがうれしく、感謝の気持ちでいっぱいです」と謝辞を述べたのに続き、「来年は先輩、後輩が必ずみなさんとともに、よろこび合える成績を残してくれる。僕も遠くから、愛する横浜DeNAベイスターズを応援します」とチームへの愛情をにじませた。
取材を終えて
これでとうとう2019年シーズンが終わったという感じ。
残念ながらリーグ制覇も日本一もならなかったが、来年に楽しみが残ったと考えるのがいいだろう。
チームの顔であり続けた筒香選手が抜けて迎えることになるであろう2020年シーズンは、間違いなくDeNAベイスターズの新たな一歩になる。
記事の構成上、dianaの写真が少なかったので最後に補填
でも、まぁ、そういう話はひとまず置いておいて、ファンフェスティバルの余韻に浸っておこう。
ファンフェスに参加できなかった人は、来季、チャンピオンチームとして迎えるはずのファンフェスにご期待を。
-終わり-
amariftさん
2020年06月02日 03時11分
>田中 大輔さん..この記事とは関係無いですが「「ビールづくり体験教室」のビールは本当においしくできるの? ~ビールづくり編~」の続きはどうなりましたか?あと「ご興味のある方、いらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください。」と書いてありますが、連絡方法が載ってないんですけど?w「家系甲子園」といい、はまれぽ編集部には記事企画を途中で放り出す方が結構居ますねw反論が有ればどうぞ。
嶋崎 大介さん
2019年11月27日 15時07分
行きたかったけども、楽しいイベントとで良かったです。