振り袖業者「はれのひ」社長が記者会見!
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成人式当日に姿を消した「はれのひ」社長が会見! 会場の様子は?
ライター:はまれぽ編集部
ついに姿を見せた「はれのひ」の責任者
2018(平成30)年1月8日、成人式の当日に行方をくらました振袖業者「はれのひ」。
騒動から数週間、行方不明だった「はれのひ」の社長、篠崎洋一郎(しのざき・よういちろう)氏が突如記者会見を行うこととなった。
記者会見は、2018年1月26日午後7時より行われた。
その1時間前から記者会見場の周辺は、物々しい雰囲気に包まれていた。
会場となった中区の「横浜情報文化センター」の入り口では、会見開始まで1時間以上前からあわただしくテレビカメラや記者が出入りし、通行人の方がいぶかしむ様子が目立っていた。
記者会見場に次々と報道陣が集まる
中継車も会場周辺に待機
会場では会見場に入るため、全国紙やさまざまな番組が列をなし、報道陣がロビーで長い行列になった。
全国紙の新聞記者も多かった
篠崎氏が会場を訪れるのを待とうと、センターの駐車場にも報道陣が集合。カメラを構えて篠崎氏の車を待っていたが、会見開始30分前まで姿を見せることはなかった。
一方、会見場の「情文ホール」では、250席から溢れるほどのカメラや記者が集まり、篠崎氏の到着を待っていた。
会場では弁護士による「破産管財人就任通知書」と「着物返還等のご連絡」という書類が配られ、破産管財人となった弁護士が会見の流れを説明。時間が近づくにつれぴりぴりとした空気が満ち始める。
テレビ局からは各番組のクルーが生放送の準備に追われ、改めて注目度のたかさがうかがわれた。
ようやく姿を見せた篠崎氏
篠崎氏は5分遅れで会場に到着。報道陣を前に深く一礼した。
取返しのつかないことを
「はれのひ」は1月26日、横浜地方裁判所で破産手続きを開始。同社の財産の管理処分権は弁護士の破産管財人に移った。
これにより、「はれのひ」が保有していた振り袖などの管理や返還についても、管財人が清算することに。管財人からは同社の債務状況や所有している振り袖、購入したものや預けていた晴れ着は可能な限り被害者に返還されることなどが説明された。
苦渋の表情を見せる篠崎氏
篠崎氏は、店舗数を増やしたことで経営が立ち行かなくなり、成人式の着付け費用などを支払うことができずに経営が破綻した経緯を説明。
「お客様をはじめ、各取引先様に多大なご迷惑、ご心配をおかけしたことをここでお詫び申し上げます」と再び頭を下げた。
負債は計11億円に上る可能性もあるという
会見では篠崎氏が、ぎりぎりまで銀行からの融資を得ようと努力していたために利用者への説明を行えなかったことや、当日は自分一人で対応できる状況ではなく、知人宅に「退居」していたことなどを話した。
「逃げたと思われても仕方がない」とも話し、当日の対応には後悔も見せた。
破綻に至った経緯を説明
「成人式をできなかったご家族には、どんなに謝っても取返しをつかないことをしてしまった」とうつむき、涙声になる場面もあった篠崎氏。
だが、破産手続きが始まったことで、被害者に対しては着物の返還以上の補填はできないことが明確になった。
篠崎氏ら経営陣がどの時点で破たんの可能性を認識し、その後も営業を続けて被害者を増やしたのか。そして当日の無責任な対応など、いまだに不審な点は数多い。
他に方法はなかったのだろうか
会見では、管財人の司会によって、警察の捜査状況については、理由も含めて質問に答えないという対応がなされた。
今後、篠崎氏をはじめとする経営責任者に対して、何らかの刑事罰や社会的な制裁がなされることになるのか。
はまれぽでは今後も、被害に遭われた方への対応や「はれのひ」問題の背景について、取材を進めていく。
ー終わりー
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中山さん
2018年01月29日 12時15分
一生に一度の成人式、 テレビで一部の人が?来年の成人と一緒にやれば良い?とか? … そうかな?
中山さん
2018年01月29日 11時56分
はれのひの 社長、他人事のように? 渋々謝罪? でも会見前に ニヤニヤしながら記者の質問に答えていたが? 無責任 集めた金で高級外車で出勤?とか? 居酒屋チェーンの感覚で経営していたのか?