きょう本牧にオープン! すかいらーくグループの日本初ハワイアンレストラン「La Ohana」の詳細をレポート!
ココがキニナル!
本牧にオープンするすかいらーくグループの初のハワイアンレストラン「ラ・オハナ」行ってみて下さい! なぜハワイアン?(黒霧島さん、まここさん)
はまれぽ調査結果!
ハワイの高級リゾートホテルをイメージした新感覚のレストラン。料理だけでなく空間や時間でも南国気分を提供。情報の感度が高い本牧に出店
ライター:コハル
日本1号店が本牧に!
「ガスト」や「バーミヤン」などのファミリーレストラン経営でお馴染みのすかいらーくグループが、2017(平成29)年6月17日にハワイアンの新業態「La Ohana(ラ・オハナ)」の1号店を横浜市中区本牧原にオープンする。
すかいらーくグループ初のハワイアンダイニング
手ごろな価格で日常的に利用できるファミリーレストランのイメージが強いすかいらーくグループ。“ハワイアンの新事業”とはいったいどんなものなのか? そしてなぜ、本牧という場所を選んだのだろうか。
一般オープンよりも一足先に開催されたメディア向け内覧会で、その実態をリサーチ!
なぜすかいらーくグループがハワイアンを?
新店舗「La Ohana(ラ・オハナ)」の場所は横浜市中区本牧原。JR根岸線山手駅からタクシーで5分、みなとみらい線元町・中華街駅からはバスで約15分。好アクセスとは言い難い立地だが、どのような戦略があってこの場所に決定したのだろう。
周辺はこんな感じです
「本牧原」のバス停を降りると、イオンなどのスーパーが並ぶ大通り沿いに目立つ建物が。これがすかいらーくグループのハワイアンの新業態「La Ohana(ラ・オハナ)」日本1号店だ。
看板の上にパイナップル!
南国風の白壁や植物が印象的
ウッディーなテラスもあります
外観はハワイの高級リゾートホテルをイメージしているという。一般的なファミリーレストランとはひと味違った装飾が施されていて、訪れた人間の目を楽しませてくれる。
店内へ一歩足を踏み入れると、今までにはない新鮮な空間が迎えてくれる。
日差しがたっぷりさし込む店内は広く開放的。心地良いハワイアンミュージックや、ラムやココナツなどのハワイアンアロマの香りが全身を包み込んでくれる。
広々とした店内は癒しの空間
オブジェもかわいいです
リキュールがぎっりし並ぶバーカウンターも
ビーチを感じさせる雰囲気です
家族で来るファミリーレストランというよりも、デートや食事会などで使えそうなお洒落な空間だ。ちなみに店名の「ラ・オハナ」の「オハナ」は、ハワイ語で「家族」を意味するそう。
食事を通じた「会話」や「心地良い時間」
店内の雰囲気を堪能していると、株式会社すかいらーくレストランツの松本純男(まつもと・すみお)代表取締役社長による新店のコンセプトや企画意図について説明が始まる。
松本社長によると、「日ごろの忙しさを忘れ、ハワイのリゾートホテルにいるような時間を体感してほしいというのがコンセプト。グループとして、食事は空腹を満たすための単なる手段ではなく、食事を通じて得られる会話や、大好きな人たちとの時間に価値があると考えている。当店は、そんな価値を提供できる店舗でありたい」のだという。
「大切な人と過ごす時間を提供したい」と松本社長
ハワイをテーマにした理由は、「お子さんからシニアまで、ハワイは日本人にとって非常に親しみがあり、そして憧れの地でもあるから」ということだそう。
店内には水の音が響く。居心地の良さにもこだわった設計
今回のメインターゲットは30~40代の女性だが、シニア層も意識しているとのこと。客単価は1人当たり1300円程度を見込んでおり、すかいらーくグループの「ガスト」に比べると1.5倍程度。
同社執行役員で、マーケティング本部の崎田晴義(さきた・はるよし)マネージングディレクター(MD)は、「ただ食事をするだけではなく、非日常的な空間を楽しむことができるという魅力があるがゆえの客単価設定」と説明する。
「ラ・オハナ」のターゲットを説明する崎田MD
営業時間は午前7時から午後11時まで。ランチタイムはもちろん、モーニングやディナーにも注力するという。
モーニングはハワイのゆったりとした朝食をイメージしており、コナコーヒー(400円・税別)を注文すると、2枚のトーストが付いてくる“名古屋式”というのがユニークだ。もちろん、そのほか、目玉焼きやソーセージ、パンケーキといった「ハワイアンブレックファースト」も堪能できる。
モーニングメニューも充実
さらにディナータイムには、外観が美しくライトアップされる。家族でのんびり食事をするだけでなく、デートや誕生会などの記念日にもぜひ活用してほしいとのこと。
心地良いテラス席や個室も完備しているそうです