戸塚で45年・・・多くの人に愛された戸塚ボウリングセンターが閉店するって本当!?
ココがキニナル!
戸塚ボウリング場、2015年9月いっぱいで終わるって噂・・・歴史と跡地がどうなるかについて、取材をお願いします。(onlyさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
戸塚ボウリングセンターは1970年設立。建物や設備の老朽化のため、2015年9月いっぱいで閉店。建物は解体され、跡地の用途は現時点では未定。
ライター:橘 アリー
ボウリングは長い歴史のあるスポーツ!
家族・友人・会社の同僚らと、ボウリングをしながら親ぼくを深めたという経験のある方も多いのではないだろうか。
ボウリングは、子どもから大人まで、年齢を問わず楽しめる気軽なスポーツ
神奈川県ボウリング場協会のホームページによると、ボウリングの歴史は非常に古い。エジプトの豪族の子どもの墓からボウリングの原型とされる石で造られたボールとピンが発見された。それは紀元前5200年ころ(紀元前3000年ころという説もあるようだが)のものと鑑定され、これがボウリングのルーツと考えられているそうだ。
そして、日本に最初のボウリング場が出来たのは、長崎の出島で、1861(文久元)年6月22日のこと。この日を記念して、1972(昭和47)年に、6月22日がボウリングの日と制定されている。このあたりに関しては諸説あるようなのでいずれまた調べてみたい。
ボウリングの日が制定された昭和40年代は、日本でボウリングが一大ブームになっていた時代である。
昭和40年代は、日本中で盛んにボウリングが行われていた(フリー画像より)
ボウリング大会のテレビ中継や、プロボウラ―が出演するテレビCMなどもあり、横浜に多くのボウリング場が出来たのも、ちょうどこのころ。
現在は、ボウリングが一大ブームだった時のような勢いはない。それでも、戸塚ボウリングセンターなどの老舗のボウリング場や、アミューズメント施設のボウリング場など、横浜市内には11店のボウリング場があるようだ。
ちなみに、ボウリング場協会に加盟していた神奈川県内のボウリング場の数は、1965(昭和40)年は19店、一番ピークであった1972(昭和47)年で199店であるそうだ。
ボウリング場協会に加盟していないボウリング場もあったようなので、実際の数はこれよりももっと多いと考えられる。
ボールを投げてピンを倒すというシンプルさも、ボウリング人気の一つであろうか
今回のキニナル投稿は、老舗のボウリング場である、戸塚ボウリングセンターが閉店になるという内容。
戸塚ボウリングセンターは、どのようなボウリング場なのか、そしてなぜ閉店になるのか・・・。さっそく、戸塚ボウリングセンターでお話しを伺うことに。
古き良き、昔ながらのボウリング場!?
戸塚ボウリングセンターがあるのは、横浜市戸塚区矢部町445番地。
地図中の赤丸のところが戸塚ボウリングセンター
戸塚駅から、東海道線の線路沿いに横浜方面へ200メートルほど行くと
戸塚ボウリングセンターに到着
建物横には駐車場
周辺には背の高いビルなどは無く、見晴らしが良いのどかな住宅地。その中に戸塚ボウリングセンターはある。
まずは施設の中の様子を確認することに・・・
1階の自動ドアが開くと、すぐさま楽し気な光景が目に飛び込んでくる
明るく見通しの良い店内
日曜日の早い時間帯であったが、家族連れのお客さんなどがゲームを楽しんでいた
1階は18レーン。キレイに磨かれている
流れる音楽も会話を妨げるような音量ではなく、これなら落ち着いてボウリングが楽しめそうである。
1階フロアの右奥には、自販機やゲームのコーナーも
建物は2階建て。階段を上っていくと
こちらは床が絨毯で、いっそう落ち着いた雰囲気である
2階は24レーン! きちんと整頓されている
2階のレーンもキレイに磨かれていて、気持ち良くゲームが楽しめそうだ
施設内は、1・2階とも落ち着きのある雰囲気で、昭和の昔ながらの良きボウリング場といった様子である。気持ち良くボウリングを楽しめそうなのに、閉店してしまうのは実に惜しい気がする。
施設の中を確認したところで、次は、戸塚ボウリングセンターの歴史やなぜ閉店するのかなどについて伺った。