崎陽軒や有名ホテルに注目! 横浜市内で買える変わり種の「恵方巻」とは?
ココがキニナル!
もうすぐ節分。横浜発の、変わり種の「恵方巻」を探して食べ比べしてみてください!(brooksさん、こうなんぼうさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
崎陽軒「シウマイ恵方まん」など2種、インターコンチネンタルホテル「恵方ロール」、オリツルサイダー「恵方巻サイダー」を実食! 個性豊かな恵方巻が横浜に!
ライター:高橋 寿あま
節分の日に、みんなが同じ方角を向いて無言で太巻をほおばるなんて、よく考えてみたら日本人って可愛いなあ。
関西地方の発祥といわれるも、起源には諸説ある。その具材は七福神にちなんで「7種類」らしいけれど、明確にこの具を入れて! と打ち出されているわけでもなく。
ふわっとしている
「なんだかよく分からないけどご利益ありそう」!
それでも十分楽しめるのだが、よく知らない人のためにも、簡単に「恵方巻」についておさらいしよう。
その年の神様がいる方角に向かって
2016年の恵方は「南南東」
恵方とは、たとえば新明解国語辞典によると、その年によいとされた方角のことで、“吉方”“兄方”とも書く、とある。陰陽道の神「歳徳神(としとくじん)」がその年にいる方向を指し、年間通じて万事に吉とされる方角。
古代中国から伝わった「十干(じっかん)」をもとに、恵方は決まる。
ここでは割愛するが、簡単な規則性を持ち、実は恵方となる方角は、日本の方位でいえば「南南東」「北北西」「北東北」「西南西」の4方位のみ!
ただし、元々は「南南東“微南”」など中国の方位で定められているため、厳密には日本の方位と若干の誤差がある。
毎年のトレンドカラーを決める、みたいな決め方ではなかった(フリー画像より)
“神様に向かって、願い事を思い浮かべながら恵方巻を食す”というのが日本で浸透したスタイル。
せっかくの福を逃がさないように無言で食べる、縁が切れないように包丁は入れず丸ごと食べる・・・など、縁起の良さを損なわないための“決まりごと”は定説としてあるが、かっちりとした定義を持たないだけに、近年では変わり種の恵方巻もさまざま!
さて、横浜ではどんな恵方巻が食べられるのか?
あの老舗、あのホテル、さらに発売以来ネット上でも話題のアレまで、個性的な恵方巻を一挙に紹介!
個性爆発! いまから買える横浜の恵方巻はコレだ!
キニナル投稿をもとに、まず向かったのはみんな大好き「崎陽軒」。横浜駅東口から徒歩3分の崎陽軒本社へ。
店頭に貼り紙を発見!
今年の崎陽軒は、節分に合わせて2種類の恵方巻を展開。その名も「選べる恵方巻シリーズ」!
シウマイ・・・恵方・・・まん?
このインパクトは絶大。まさに変わり種!
「シウマイ恵方まん(320円・税込)」
開けると「ひょうちゃん」が!
シウマイのあんを中華まんの皮で巻き、“福を巻き込む”ようにロール状に仕上げたというこちら。2014(平成26)年の発売以来、その話題性もあって大人気に。
中身はシウマイそのもの!
一本を丸かじりするのが、もはや日本国民の暗黙のルールとなりつつあるが、紹介のためにひとつは半分に切らせていただいた。
グリーンピースも顔を覗かせ、思わず笑顔になる!
もうひとつは「口福恵方巻き(700円 ・税込)」
7種類の具材が楽しめる、2011(平成23)年から発売されている王道的な恵方巻。
とはいえ具材は、崎陽軒ならでは。「千切り筍煮」「玉子焼き」「生姜昆布」といった“お弁当の崎陽軒”ならではのおかずの味が楽しめるうえ、海の幸「鯛」「蟹」「ホタテ」や、彩の「菜の花」を添えた贅沢な一本。
長さは18cmとボリュームも十分
こちらも紹介のため切らせていただく
直径は5cm!
“口福”とは「おいしいものを食べて満たされた満足感」をあらわす造語、とのこと。
崎陽軒の広報・マーケティング部の高井さんからは「節分を崎陽軒ならではのおいしさで楽しんでいただきたいという思いから発売に至りました。お客様に口福と幸福を招く商品となってほしいと考えております」との素敵なお言葉をいただいた!
気分でも、サイズ感でも選べる2種類
「口福恵方巻き」は2日(火)まで予約販売のみだが、3日は2種類とも店頭販売を行う。
店舗によっては2種類がそろっているとも限らないので、事前に確認するのが確実!
【シウマイ恵方まん・口福恵方巻き】
販売期間:2016(平成28年)2月1日(月)~2月3日(水)
販売場所:「崎陽軒」神奈川・東京を中心とした約150店舗(口福恵方巻きは約60店舗)
販売時間:各店舗による
崎陽軒本社前。こんな質問もしてみた
―社員の皆様はどこを向いて食べるご予定ですか?
「本年の恵方“南南東”を向いて食べる予定でございます」
社員の皆様にも福が訪れますように! ありがとうございました。
続いては、みなとみらいのシンボル
みなとみらい線・みなとみらい駅から徒歩5分、「ヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテル」から、スイーツ恵方巻を紹介!
2階のラウンジ&バー「マリンブルー」の
超レアな人気商品「恵方ロール」
2010(平成22)年の発売以来、毎年大好評! 「イチゴ」「マンゴー」の2つの味で今年も登場している。
恵方ロール目当ての女性がたくさん!
恵方巻をイメージし、同ホテルのパティシエが考案。
予約販売は行っておらず、午前10時からの回、午後2時からの回、と品出しの時間が決まっており、各回50本限定(イチゴ・マンゴー各25本)というレアなスイーツ。
時刻は午後3時。まだ午後2時の回の分はあったが・・・
一日100本限定のところ、一人5本まで買うことができるため、かなり熾烈な戦いになりそう。
編集部に持ち帰った恵方ロール。“I”のロゴが上品!
「恵方ロール・イチゴ(540円・税込)」
「恵方ロール・マンゴー(540円・税込)」
せっかくのホテルスイーツなのに、編集部には紙皿しかなかったことをここにお詫び申し上げます・・・
とちおとめを使った大粒のイチゴやフレッシュマンゴーをなめらかな生クリームで包み、ふんわりとしたスポンジでくるむ。さらに海苔巻きに見立ててココア風味のクレープ生地で巻いたら、完成。
何層にも重なった繊細なつくり。女性にも子どもにも喜ばれそう!
【恵方ロール】
販売期間:2016(平成28)年1月29日(金)~2月3日(水)
販売場所:ラウンジ&バー「マリンブルー」(ヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテル2階)
販売時間:午前10時~午後8時(午前10時、午後2時の2回に分け各回50本、各味25本を販売)
限定数:イチゴ50本、マンゴー50本
※一人5本まで
最後はこれ。わあ、おいしそうな恵方巻!
おや・・・恵方巻の様子がおかしい・・・
みなさんはご存じだろうか。はまれぽでも度々登場した「オリツルサイダー」の話題沸騰作!
「恵方巻サイダー(180円・税込)」
そう、恵方巻ではなく、サイダー。いえいえ、れっきとした恵方巻。
全国のスリーエフなどで購入できるとのこと。
今回は、西区の岡野交差点近く「横浜西口店」で発見
コンビニ各社も恵方巻商戦でしのぎを削るなか
しゅわしゅわした恵方巻が殴り込み
まさに変わり種なサイダー、今回の企画に仲間入りさせずにはいられません。
【恵方巻サイダー】
販売期間:発売中。なくなり次第終了
販売場所:スリーエフ、ドン・キホーテ、東急ストア、アピタ、イトーヨーカドーなどの一部店舗
ひとつ普通のサイダーになっちゃってるよ!