横浜でお勧めの習い事教えて!
ココがキニナル!
横浜で通える、お勧めの習い事を教えて!(まこPさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
せっかく通うなら横浜らしさが感じられる習い事が楽しそう!「山手でイングリッシュティー」「中華街で太極拳」「桜木町界隈でジャズ」がオススメ!
ライター:沢村 友美
はまれぽ流「お勧め習い事」の定義
なんとまあ、ざっくりしたリクエストなんでしょっ!
「お勧め」といっても、人それぞれ、どんなことを習いたいかで変わってくるはず。
子どもか大人か、男性か女性か、経験、受講できる時間、予算など、習う人のバックグラウンドも様々だろう。
そこで、お勧めのポイントを独自に設定することにした。以下の通りだ。
ポイント①
年代、性別、経験などにあまり関係なく、習うことができる(一般に広く門戸が開かれている)
ポイント②
習い事を通じて横浜の文化・土地柄を感じることができる
ポイント③
興味を持ったタイミングですぐに通い始めることができる(教室が入学を随時受け付けている)
せっかく通うなら横浜らしさを感じられる習い事を
上記をふまえた上で、さらに「文化・教養」「健康・スポーツ」「趣味・娯楽」の3つの分野を網羅できるよう習い事をピックアップした。
せっかくなので、沢村がそれぞれのレッスンを体験させてもらうことに。
文化・教養分野/豊かな感性を磨く「英国式ティーレッスン」
幕末の開港により、外国の文化や習慣がいち早く入ってきた横浜。
まずは、そんな土地柄を感じさせてくれる山手の「英国式ティーレッスン」をご紹介したい。
お茶・食文化研究家/食育コンサルタントとして各メディアやイベントなどで大活躍の山根ユミさんが主宰する「ミセスグレースティースクール」。
レッスンはJR根岸線山手駅から徒歩約1分、「山手陶芸教室」の2階で行われている。
駅前の坂途中にある洋館。とんがり屋根が目印
ここでは紅茶の入れ方、おいしい飲み方、素材の選び方など紅茶に関するあらゆる知識を身につけながら、テーブルコーディネートやフラワーアレンジ、マナーなどについても学ぶことができる。
もちろん、その程度なら一般的なティーレッスンでも学べるかもしれない。
この教室が他と違うのは、紅茶をテーマにもっと広く世の中のことについて知り、興味を深めていくことができるという点。
食文化や歴史、茶葉の科学や気候、環境、エコ、古典をモチーフにした空間演出、音楽や文学など、紅茶から広がっていく世界は無限。
底抜けに明るい山根先生のお話は、目からウロコの情報が満載で楽しい。これまでに教えた生徒は日本全国になんと2万人以上!
今回は休日にお伺いすることになったが、細部までふだんのレッスンを再現して温かく迎えてくださった。
意外と敷居は高くなかった
どうしてもセレブなイメージのするティーレッスンだが、それは誤解だと分かった。
高級な食器を使わなくても、マナーにばかりこだわらなくても、ここではいいのだ。
テキストは使わず、実際に紅茶を淹れてセッティングした後はテイスティングも行うなど、実践的なレッスンスタイル。
ラビットのティータイム。中華街で仕入れた野菜がお見事!
時にはティーバッグもアリ。お湯をカップに注いだ後からティーバックを入れ、ふたをすることで、ぐんとおいしくなるそう。
洋カップに日本茶用の茶たくを組み合わせるなど、使えるアイデアもいっぱい。
桜のモチーフは先生の手作り
お茶というきわめて日常的なところから世の中を見渡すと実にいろんなことが見えてくる、そう気付かせてくれた体験だった。
抽象的な言い方になってしまうが、感性を磨くというのか、自分の人間の幅を広げるにはとてもよい機会だと思った。
レッスンは月に1回。6ヶ月・12ヶ月コース有。1回が約2時間、5~6名の少人数制。主に木・金・土・日に開催されている。
料金は1回につき6300円、入会金は1万円。(2012年5月まで、「はまれぽ」を見て入会された方は入会金が半額に!)
教室名には「ミセス」とあるが殿方も大歓迎。レッスンがご縁でカップルになった男女もいるそうなので、出会いの場、交流の場として利用するのもいいかも。