牛丼の「すき家」は横浜発祥だったって本当?
ココがキニナル!
牛丼の「すき家」って、横浜発祥だと聞いたんですが本当ですか?(ゆきむらさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
本当でした!1982(昭和57)年創業時、本社は生麦にあり、店舗の外観や店で出される丼には、横浜をイメージしたものが使用されている!
ライター:ワカバヤシヒロアキ
横浜の名残はどこに?
ということで、「すき家」の発祥が横浜にあるというのは間違いではなかった。
また、「すき家」と横浜の関係は、意外なところにも隠されていることが判明。
読者の皆さんも、よーく店舗を思い出してみてほしい。
横浜駅からほど近い、すき家鶴屋町店の外観
ビルなどに入る店舗には見られないが、多くの「すき家」には建物上部に時計が取り付けられている。実はこの時計台、横浜開港記念会館をイメージしているのだ。
横浜の象徴である開港記念会館
さらに、店舗の外観には、もう一つ注目すべき点がある。
レンガ調の壁
もうお気づきの方も多いと思うが、この外観の赤いレンガは、横浜の赤レンガ倉庫をイメージ。
こちらも横浜のシンボル、赤レンガ倉庫
横浜が開港して外来品が日本に多く入って来た。その中には牛肉もあり、日本で牛肉が食べられるようになったことと、横浜の開港には強い結びつきがある。
「すき家」では、発祥の地である横浜と、牛肉文化の始まりである横浜にあやかって、象徴的建築物である開港記念会館と、赤れんが倉庫のイメージを取り入れているそうだ。
ちなみに、「すき家」というネーミングの由来は大きく2つ。
1つは、皆から愛される「好き」という意味だが、もう1つは牛肉の鍋料理「すき焼き」からヒントを得ているという。
他県の店舗も同様の外観だ(写真は長野県にある18号小諸店)
横浜市民はもちろんのこと、他県でこの時計台を見て「横浜開港記念会館だ」と気付く人はそうそういないのではないかと思う。それでも、横浜の象徴が全国に点在しているというのは誇らしいことだ。
もっとダイレクトに書かれてた!
とはいえ、ビルなどに入った店舗の場合、外観の規制などから時計台やレンガ調の壁を作ることができないことも多々ある。そういった場合は是非、丼をよく見てほしい。
丼には時計台がはっきり描かれていた
何気なく食べていると気付かないが、丼にも時計台が描かれている。レンガ調の建物もあり、横浜をイメージしたイラストなのだそうだ。
そして、牛丼を食べ終わって丼を覗いてみると・・・
YOKOHAMAと書いてあった!
こうして見れば、丼はまさに横浜づくし。
さらに、店舗によっては壁紙にも横浜の光景が描かれているという。
明治維新の頃の横浜港をイメージ
港に浮かぶ船には、「すき家」と書かれた船が帆を掲げている。
以上のように、調べてみると、「すき家」には横浜色がふんだんに散りばめられていることになる。
取材を終えて
普段、何気なく利用している「すき家」が横浜発祥だったことには驚きだ。ただ、店のいたるところに横浜への愛着が見られたことは、素直に嬉しく感じてしまう。
読者の皆さんも「すき家」に立ち寄った際には、外観や壁紙などを確認してみてほしい。食べ終えたあと、丼の底に書かれた「YOKOHAMA」という文字を見て、自然と笑みがこぼれるだろう。
―終わり―
KENNY BJさん
2023年07月05日 08時53分
記事にはなかったが、店で温かいお茶を頼むと出てくる湯呑も横浜を感じさせる秀逸なデザインですよ。
陽気なヘンリーさん
2018年12月11日 19時42分
伝丸は初期の壱鵠時代の方が美味しかったよ
まぁぼうさん
2017年07月23日 17時50分
今から35年前くらいに地元生麦に牛丼屋さんが出来て毎日の様に利用しました。夜中にテイクアウトも利用しました。当時から鰻丼はメニューにあったのでたまに利用しました。いつしか閉店してしまい とても残念でした。京急生麦駅から15号線に向かう途中に横浜すき家があって突き当たりにランチボックスがあったのでランチボックスも利用したした。今では両方共に無いけれど横浜すき屋1号店の時に少しでも貢献出来て嬉しいです。今では日本1、2を争うお店まで成長して誇りに思います。もう生麦には軌跡は無いが、今後も繁盛して歴史には残して欲しいですね。