桜木町駅前の商業ビルが「ピンク色」に光る謎の真相とは?
ココがキニナル!
桜木町駅から紅葉坂に向かう高架下を歩いていると、横浜塩業ビルの中ほどにいつもピンク色のライトが付いた部屋があります。商業ビルにピンクのライト、すっごい気になります!(ぽこさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
株式会社ぱどシップが取り組む水耕栽培で使用する、植物栽培用LED照明の光だった!明るい日中は外から確認できないが、24時間点灯している。
ライター:篠原 章公
直接取材を敢行(続き)
収穫を重ねる中で徐々に規模を拡大していき、栽培スペースが現在のような形になったのは今年の3月。その頃から、ピンク色の光が外から見える状態になっていたという。明るい日中は外からその光を確認することはできないが、ライトは24時間常時点灯されているとのこと。
現在はぱどの社員を対象に、栽培したベビーサラダミックス(丸葉小松菜・黄からしな・みなとべかな・紹菜・野沢菜・雪白体菜・千筋晩生京菜・新山東菜)の販売を行っている。横浜だけでなく、県外にある他の支局から注文が入ることもあるようで、購入者からは「シャキシャキしていて美味しかった」といった感想も届いているそうだ。
一袋25g100円の「ベビーサラダミックス」
育てている野菜は、前述のベビーサラダミックスとサニーレタス、赤軸ほうれんそう、レッドキャベツ。それぞれ種をまいて1カ月弱位で収穫できるようになり、その後何回か収穫が可能なのだという。試験的にとは言っても、かなり本格的に栽培されているといった印象だ。
実際に現場を見学
お話を伺った後、実際に社員の方が野菜の管理をされている様子を見させてもらうことが出来た。
オフィスの一画に農園が!
社員の方が野菜にまんべんなく水をあげていた
なぜピンク色の光なのか伺ったところ、植物の生育には特定の波長の光が有効だそうで、なかでも有効と言われる赤と青の二種類の光がミックスされて、結果ピンク色になってしまうのだそうだ。
野菜の根は液体肥料を含んだ水にひたされていた
ぱどシップが取り組んでいる水耕栽培への取り組み。
今後の展望はどうなっているのだろうか。
「今の段階では未定ですが、将来的には店舗に卸したり、販売会などを通してみなさんの手に届くところまでビジネスとして拡げていければと思っております。弊社事業の柱のひとつになるよう、弊社の社員共々育てていきたいという思いは強いですね」
まとめ
最初に投稿を見た時にはいったいどのような取材になるのか見当もつかなかったが、意外な結果を迎えることとなった今回の取材。
オフィスビルの一角に灯る怪しいピンク色の光。
むしろこれからも長きにわたって光を灯し続けてほしい、そんな気分にさせられた取材であった。「ぱどシップ産」の野菜が街で見かけられる日を心待ちにして、桜木町に立ち寄った際には改めてピンク色の光を眺めたいと思った。
-終わり-
ぎるこさん
2012年05月25日 23時35分
横浜市民の手元に届けられるようになると、良いですね!今後に期待!
リックさん
2012年05月25日 09時10分
とても素敵な取り組みをされてますね!ピンク色の光と野菜かぁ…結びつかなかったなぁ。世間からは勝手な邪推をしてしまわれがちかと…(特にオジサン達!)ぱどシップさん!このプロジェクトの宣伝をもっとなさっては如何ですか?
もちはださん
2012年05月24日 12時20分
他の会社にもぜひひろめていってほしいです!