漁師町の面影が残る町。はま旅Vol.68「並木北・並木中央編」
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第68回は、漁師町の面影が残る町を巡る、シーサイドライン並木北駅、並木中央駅下車の旅。
ライター:橘 アリー
造船所を発見!? (つづき)
コストコを横目にみながら歩いて行くと、白い煙突がひときわ高くそびえ立っているのが見えてくる。
横浜市資源循環局 金沢工場
ここ金沢工場は以前、「横浜のごみ焼却炉では分別したプラも燃やしてるの?」の記事にも登場した所。工場内には「3R夢(すりむ)ひろば 金沢」という、ゴミ処分などに関する展示スペースがあり、無料で見ることができる。また、予約すれば工場見学もできるとのこと。
「3R夢ひろば 金沢」の入り口
展示スペースの様子
金沢工場の横には、ゴミ焼却時の熱を利用している、温水プールと浴場がある。
プールと浴場の施設、リネツ金沢
リネツ金沢の裏手には、心地良く散歩できそうなスペースもある
潮風に吹かれていると、日差しの厳しさも気にならなくなってくる。
いつまでも海を見つめていたいところだが、旅の続きへ。
海の反対側にも海が!!
来た道を引き返して、今度はシーサイドラインの西側へ。
金沢緑地に沿って暫く歩く。
鮮やかな緑も気持ちいい
今度は、並木橋の手前を海とは反対方向へ曲がって暫く歩くと、目の前に大きな水辺が!!
通りかかった人に聞いてみると、ここは、「船たまり」と呼ばれていて公園になっているそうだ。
ぐるっと一周できると言うので、水辺に沿って歩いてみることに。
昔は、ここに船を係留していたそうだ
とても広い公園
そもそも「船たまり」とはどんな場所なのだろうか?
ちょうど近くのベンチで休んでいた方に聞いてみた。
ここにはよく来ると話してくれた、近くにお住まいの石垣さん
ここは、昔は漁船を係留していた場所で、並木団地が出来た時に現在のような公園が造られたと教えてくれた。
一見、湖のように見えるが、水は海水である
20年位前までは、ここにレジャーボート乗り場もあったようだ。
引き潮の時は、水が引いて砂浜ができるので、その時は、子供たちなどが中に入って楽しく遊んでいるそうだ。