漁師町の面影が残る町。はま旅Vol.68「並木北・並木中央編」
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第68回は、漁師町の面影が残る町を巡る、シーサイドライン並木北駅、並木中央駅下車の旅。
ライター:橘 アリー
懐かしい味に出会う!!
ずいぶんと歩きまわってとてもお腹がすいたので、「船たまり」の前にあるショッピングセンターでひと休みすることに。
並木1丁目にある、シーサイドタウン商店街
レトロ感が漂う、懐かしい雰囲気のお店を発見!
「トロボッチ」という店名も不思議である
お店の前ではかき氷を売っている。今日はメロンがよく売れたのだとか。
トロボッチで働いている沖吉勇輔さん
店内にはスタンダードジャズの曲が流れている
懐かしい雰囲気なのでナポリタンを注文
とても美味しかった!!
店主の沖吉みゆき さん
平成3年にご両親がこのお店を開店し、その後、沖吉さんがご両親からお店を引き継いだそうだ。店名の「トロボッチ」とは、西伊豆の戸田出身のお母様が、地元でメヒカリという魚を「トロボッチ」と呼んでいたのを気に入っていて、店名につけたとか。
懐かしい味でお腹が満足したので、旅を終える前にもう一歩きすることに。
「並木北駅」に向かう途中、慶珊寺(けいさんじ)というお寺がある。
ここは、1924(寛永元)年に創建されたお寺で、明治の初め頃に、ローマ字で有名なヘボン博士が一時期滞在していたところである。その時に使用されていた、ヘボン博士が滞在していることを告げる門札が、現在でもお寺の中に保存されているそうだ。
正面から見た、慶珊寺の様子
境内は、さほど広くはないが、隅々まできちんと手入れが行き届いていて、心地良い空間になっている。
そして、横浜市の指定名木になっている、立派な“くろまつ”の木がある。
中央の石灯籠の後ろにあるのが“くろまつ”木
「並木北駅」に到着して、無事に旅が終了
旅を終えて
今回は本当によく歩いた。
化粧は落ちて髪もボサボサになってしまったが、そんな事も苦にならず、強い日差しとうだるような暑さの中でも、軽やかに歩き続けることができた。
海辺の町は本当に心地良い。公園でのびのびと遊ぶ子供たちの笑顔がとても印象に残った旅でした。
■今回のはま旅「港南台」周辺
(googleマップより)
・「有限会社鈴木造船所」 横浜市金沢区幸浦2-2-10
・「3R夢ひろば(金沢工場)」 横浜市金沢区幸浦2-7-1 管理棟2F
・「リネツ金沢」 横浜市金沢区幸浦2-7-1
・「喫茶とお食事の店 トロボッチ」 横浜市金沢区並木1-17
・「慶珊寺」 横浜市金沢区富岡東4-1-8
― 終わり ―