横浜のマスコット「ブルーダル」ってどんなキャラクター?
ココがキニナル!
横浜のご当地キャラに「ブルーダル」というキャラクターがおり、3人のデザイナーが考案したようなのですが、詳細や意図がよくわかりません。ぜひ、調べていただきたいです(ため息で感じちゃう女Sさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
みなとみらい線開通キャンペーンを発端に、地域振興やイベントを応援するために活動しているマスコットキャラクターだった
ライター:一藁 雅之
ブルーダルのプロフィールや特徴は?
ブルーダルにまつわる物語は150年以上前にさかのぼる。開国のきっかけをつくった人物として日本の歴史上でも重要な人物であるペリー。その横浜上陸を先導していたのがブルーダルのおじいさんのおじいさんの、そのまたおじいさんだったのだ。
詳しくは絵本「ブルーダル 横浜来航記」をご覧いただきたい
プロフィールは以下のとおり。
誕生日/2月1日(みなとみらい開通の記念日)
星座/みずがめ座
性別/男
血液型/O型(大らかな性格のイメージ)
身長/110センチ(小学校1年生と同じぐらい)
好きな色/青
絵本にはセリフがないため、読者はシーンごとにさまざまな想像をはたらかせることができる。
サッカー・ボール「ONE DAY Blue Dal 3」より
水玉模様がついたり消えたり・・・。愛らしいキャラクター性やユーモアのあるシーンを演出している。
コスモワールド「Bon Voyage! Blue Dal 2」より
さらに、ブルーダルの友達もいっぱいいることが判明。横浜に居留地のある諸外国を代表する仲間たちだ。
下の写真は、左からブルーダルの先祖、イギリスのブルドッグ、フランスのプードル、そしてドイツのダックスフント。さらにブルーダルにはウサギのガールフレンドまでいるというから隅に置けない。
ブルーダルは国際派だ
彼らがチャームになるとこんな感じ(各315円)
ブルーダルは現在進行形で活動しているため、時節やイベントに合ったプロモーションや、横浜出身の著名人とのコラボレーションも多々見られる。
主な活動は各種グッズや絵本、神奈川新聞の日曜版の連載などが中心。グッズは横浜ランドマークタワーなどのショップのほかに各所でも販売をしている。また、ウェブサイトのアニメーションも随時更新されている。現在は、生みの親であるデザイナーの中川憲造氏らを中心に、NDCグラフィックスをあげてブルーダルを育てている。
ぬいぐるみ(1470円)もかわいらしい
今後のビジョンとしては、地域の活性化を目的としたキャラクターであることはもちろん、横浜に限らず全国での活動も視野に入れているという。
そのためにはブルーダルの現実世界での“友達”を増やし、企業ともコラボレーションしていきたいとのこと。
「コラボレーションといえば、ひとつの転機を迎えたのが2008(平成20)年。ブルーダルの物語に共感してくださった『神奈フィル』さんに声を掛けていただいたんです」