おしゃれで快適!横浜駅周辺の最新女子トイレ事情を教えて!
ココがキニナル!
横浜駅と周辺の駅ビル、どこが一番おしゃれで綺麗なトイレか調べて下さい。女性が嬉しい、子どもがいる人・障害者用の設備が充実してる、面白トイレなど、どんなトイレがあるか調査を(M@LAさん、濱のホタルさん
はまれぽ調査結果!
トイレはもはや排泄するだけの場所ではない! 横浜駅周辺にある、思わず長居したくなるオシャレで快適なトイレを紹介。
ライター:秋山 千花
デパート編:つい長居したくなる素敵空間
ショッピングや食事を楽しむ際にお世話になるデパートのトイレ。目に見えるサービスの一環としてトイレに力を入れる店舗も多く、オシャレを楽しむ女性目線で提案された各店舗の自慢のトイレは、いずれも想像をはるかに超える素敵空間だ。
そんな中でも、いくつになっても乙女心を忘れない筆者が思わずキュンキュンしてしまったのがこちら。
わおっ! あこがれのシャンデリア! ここはパリの舞踏会? と、思いきや・・・
横浜ルミネ1階トイレ。かっ・・・かわい過ぎる!
横浜店のみならずオシャレなトイレに定評のあるルミネ。横浜店は、年代を超えて誰からも愛されるオードリー・ヘプバーンの楽屋をイメージコンセプトに、女の子の大好きな「かわいい」がいっぱいの空間づくりにこだわった。
壁にはレースや雑貨を用いたコラージュや往年の映画女優の写真などが
1階に店舗を構えるボディケアブランド「SABON」のソープなどをディスプレイした洗面台
同店3階フロア担当の営業・村上さんによると、今年3月には3階トイレも改修したとのこと。お客様からの評判のよい1階トイレとの統一性を考えながら、さらに3階フロアのコンセプトである「sweet」で「cute」なトイレを目指したという。
ピンクを基調に清潔で明るい印象のトイレ。利用状況をランプで示す案内板もオシャレ
もちろん、注目すべきはインテリアだけではない。若い世代の多いルミネだけに、各フロアとも子ども連れ客の快適さも追求。利用者の満足度も満点のようで、筆者の調査時にもベビーカーを引いてショッピングを楽しむオシャレママたちが「このトイレ、かわいい~!!」とはしゃいでいた。どんな女性でも、きっときれいになれる! そんな夢を見させてくれるルミネトイレは一見の価値ありだ。
続いてお邪魔したのは、「そごう横浜店」。
1、3、4階婦人トイレの改修にあたって女性チームを結成し、他商業施設のトイレを視察するなど、社内外の女性の意見を取り入れたというこちらのトイレは、すっきりとした中に細やかな心遣いと上品なかわいらしさの感じられる少し大人の女性向けのデザインだ。
入口は蝶と花のデザインで大人のかわいらしさを演出
何よりも印象的なのが、広々として落ち着いた印象のパウダールーム。デザイン性だけでなく機能性も抜群で、三面鏡で囲まれたブース席にはそれぞれ拡大鏡やティッシュが備え付けられている。さらに、テーブルに置いたアイライナーなどのペンシル類が落ちないよう、テーブル手前に受け部分があるなど、女性でなければ気付かないようなちょっとした気遣いが心憎い。
機能性に富んだパウダールームはゆったりと落ち着いた空間
そしてもう一つ、珍しいのが3階婦人トイレ内に設置されている「こどもトイレ」。近年ベビーカーやオムツ対策はごく当たり前のように行われているが、実は少しお兄ちゃん・お姉ちゃんになったちびっこたちのトイレ利用も、ママたちにとってはけっこう手がかかるもの。
トイレ初心者の子どもたちがママの手助けなく使える小さなトイレは、買い物袋を下げたママたちの快適の手助けにもなる。筆者自身、母親になって初めて気付いたような小さなことにまで行き届いた配慮は、やはりリサーチのたまものと言えるのではないだろうか。
保育園にあるような小さなトイレ。「自分でできる」が子どもたちにも嬉しい
最後に、今回各施設の広報担当者とトイレの話をする中で何度か名前が挙がった横浜モアーズのトイレを紹介。
2008(平成20)年に全館改装を行った際に、横浜駅西口NO.1トイレを目指して改修されたこのトイレは、hospitality(親切なもてなし)&luxury(贅沢・快楽)をコンセプトに都会の洗練されたホテルのような空間造りを追求したという。
各個室の扉をキャンパスに描かれた大きな花が斬新(3階)。個室内のトイレ便座は自動開閉する
開放感ある明るいパウダーコーナーに真紅のドレープ壁とソファが印象的(8階)
中でも同業者から支持を受けた大きなポイントが、嗅覚による心地よさの追求。
トイレに入ると鼻先をくすぐるアロマの香りが・・・
「五感に訴えるということを念頭に置き、視覚面ではきれいな内装、聴覚面ではBGM、そして嗅覚面でアロマということで導入しました」と営業担当の安井さん。
利用者の反応も上々のようで、電話でアロマの詳細に関する問い合わせを受けることや、Twitterでお褒めの言葉が届くこともあるそう。トイレでありながらトイレであることを忘れさせるその空間づくりはまさに圧巻。さらに「快適なトイレというものに加えて安心・安全にご利用いただくため、入口に防犯モニターを設置しています」(安井さん)とのことで、防犯対策もばっちりだ。
取材を終えて
今回の調査で訪れた以外にも、“サニタリー用品はご自由にお使いください”なドン・キホーテや、人工肛門・人工膀胱造設者のためのオストメイト対応トイレ充実の横浜ベイクォーター、ゆったり広めの授乳室のあるヨドバシカメラなど、誰もが使うトイレだけに各施設ともさまざまなアイデアでサービスを提供している。
トイレはもはや排泄するだけの場所ではない! 我らが街・横浜には、各施設が刺激を受け合い作りあげた、思わず長居したくなるオシャレで快適なトイレがあちこちに存在しているのだ。利用者である我々に向けられたとびきりのサービス。だからこそ我々は横浜の名を汚すことのないよう、ルールを守ってきれいに利用しなくてはいけない。
―終わり―
eaersfgさん
2014年04月02日 09時32分
男性だって綺麗なトイレを使いたい!何で女性だけ?といつも思う。電車も、男性専用車を設置してもらいたい。憲法の、男女平等の概念は無いのだろうか?
ニュートラルさん
2013年10月31日 20時16分
女子トイレに注力するのは大いに結構なことだと思いますが、その一方で、男子トイレが、その目の前を行き交う女子たちから、ドアや扉が開いた時だけでなく、丸見えの作りだったり、プライバシーを守るための仕切りないが何もない小便器での小用中に、男子トイレに女子清掃員が頻繁に立ち入ったりするなど、あまりにも男子の性のプライバシーが無視され、おざなりになっている現状について、首を傾げてしまう場面もしばしばですし、男女のプライバシーが、きちんと確立されている欧米では、信じられない現象が、日本ではいまだに起きているようですが、それについては皆さん、どのようにお考えになられるのでしょうか。男子のプライバシーについても同時にぜひ、話し合っていただきたいものですね。
shi-taさん
2013年07月19日 12時35分
私もIBDですし男の方がお腹が弱いという話も聞きますが、男性トイレがこんなに快適じゃないのは差別だ!…というよりなによりデパートの主客層は女性だった。仕方ないのか。男はトイレでゆっくりしないけれど、しかし悔しい…(笑)