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ベイスターズを陰で支える用具係の入来祐作さんに密着!

ココがキニナル!

横浜DeNAベイスターズにはどんなスタッフがいるの?どのようにしてチームの力になっているのですか?選手との関係もキニナル。(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

今回、紹介するのは用具係として選手を支える、元ベイスターズ選手の入来(いりき)祐作さん。選手だったからこそできる愛情のこもった気配りがあった。

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ライター:山口 愛愛

入来さん流、きめ細かい心配り



この日の全体練習は守備練習から。グラウンドを平にならす、トンボ(木製レーキ)はかけ終わっているとのことで、練習で使うボールをファウルゾーンに運ぶ。ボールはいくつかのカートに分けられていた。
 


ボールの種類が分かれているカート。写真右が「NPB(日本野球機構)」マーク入りの公式ボール


「公式球と練習球を練習後に分別しているんですよ。ノック用は試合球。選手の気持ちも違ってくるし、臨場感が出るように。バッティング練習のときは、練習球でもバッティングピッチャーのために、程度の良いボールを選んで提供しています。
ボールが汚いとテンションが落ちる選手もいるので、こまめにクリーナーにかけ、なるべく白いボールに近づけるよう心掛けています」

ほかにも仕事はたくさんあり、入来さんの細かい気配りが感じられる。
 


バッティングピッチャーのための「ロージンバッグ」(滑り止め)を用意
 

ピッチャーが、手に湿り気がほしいときもあるので、濡れタオルも用意


球場のあちこちに、用意するものがあった。
 


すぐ使えるようにノックバットをベンチ前に並べる
 

キャッチボールで使うボールを分散させて置く


「用具はじゃまにならないように注意していますが、選手が通る動線を意識して、必ず目に入るとこに置いているんですよ」
その言葉の通り、グラウンドへ入る選手用入口の脇に、キャッチボール用のボールを置いていった。

選手はウォーミングアップを始め、ダッシュや走りの基礎の確認をするドリルなどの基礎練習。アップが終わると、スタッフが一斉にトンボをかける。選手はスムーズにキャッチボール、守備練習へと移った。
 


練習を見守る入来さん。「ユニフォームや帽子に不備がないか確認しています」
 

練習アシスタントが用具の手助けをし、みんなでチームを支える
 

グラウンドキーパー古澤さんの、すばやい土のならし方もお見事


1時間ほどの守備練習を終え、次は打撃練習へ。入来さんは小走りでグラウンドへ。
 


 

手際よく、フリーバッティングのためのゲージを用意
 

ネットが破れているところを見つけ、応急処置
 

選手がネット際でティーバッティングをやっている間に・・・
 

着々とフリーバッティングの準備が進む
 

フリーバッティングが始まれば外野で球拾い


合間にユニフォームの管理にまつわる電話も入れながら、準備と片付けを繰り返す入来さん。全体練習が終わった13時過ぎ。選手たちは食堂でお昼休憩をしているが、入来さんは用具の後片付けなどをしている。
 


次の日にしっかり準備するためには、後片付けが大事


練習後は、ボールをクリーナーにかける日もある。奥の倉庫へ潜入し、見せてもらうことに。
 


小さな消しゴムが大量に入っているクリーナーへ
 

ボールを投入
 

10分ほど回転させると、消しゴムとの摩擦によって白いボールに生まれ変わる
 

ボールだけを手で取り出しカゴの中に回収
 

1日に2000個以上使うボールが混在しないように管理