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ディープすぎて入れない!? ライター松宮が大雪の中、福富町にある「エイトセンター」に突撃!

ココがキニナル!

都橋はよくレポされているのにエイトセンターがレポされていないのはやはりディープすぎるからなんでしょうかね。(互氏さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

「エイトセンター」は一見アヤしげですごぶる入りにくい!だが、店内に入ると“現代版長屋”のようなあたたかい雰囲気が漂っており、やみつきになる!

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ライター:松宮 史佳

「エイトセンター」の歴史



ここで「エイトセンター」の成り立ちについて伺うことに。1964(昭和39)年、横浜市が東京オリンピックに向け、都市整備するため飲食店ビル「エイトセンター」を建設し、野毛の露天商などを一同に集めて入れたそうだ。

各店舗の店主は代替わりをしており、創業時から営業している店はもうない。昔から店をやっていた人は高齢になり、ここ2~3年で辞めてしまったらしい。
 


昭和を強く感じさせる共同トイレ


以前はスナックなど、女性がいる店が多かった。だが、最近は男性が経営するBarが増えたそうだ。
 


地下1階はスナックらしき店が多く残っている
 

“危険”というフォントにも時代感が表れている
 

雪だからか、がらんとした雰囲気

 
 
休みなのか、閉店したのか看板の電気は消えている
 

3階の“懐かしオールディーズ”! キニナルが、残念ながらお休みだった
 

看板の“夜のコーナー”はクレイジーケンバンドの「長者町ブルース」の歌詞にも登場


「エイトセンター」内では、全店舗ではないが交流があるらしい。忙しい時は他店を紹介することも。また、皆で他店に行き、鍋を囲むこともあるとか! ・・・なんだか“現代版長屋”みたい! 思わずほのぼのする松宮。

と、突然若い男性が登場! マスターによると、男性は「隣で店をやっている」という。早速取材させてもらうことに!
 


大日本プロレスが経営する「横浜プロレス酒場YAMARYU

店を出て、看板をよーく見ると・・・
 


「横浜プロレス酒場YAMARYU(以下、プロレス酒場)」と書いてある!


「プロレス酒場」は以前はまれぽでも取り上げた「大日本プロレス」の経営。男性の名前はフランク篤さん。同団体に所属する現役のプロレスラー! プロレスラーの方に会えるとは思わず、びっくり!
 


気さくで楽しいフランク篤さん


2011(平成23)年、元プロレスラーの山川竜司さんが「ファンとの交流をはかれる場を」とオープン。店はもともと札幌にあったが、団体に呼び戻されて横浜に移転した。
 


山川竜司さんは北海道に出張中で残念ながらお会いできず


料金制で「1時間飲み放題&食べ放題で1500円」。女性は2時間から1000円になる。メニューは日替わり。北海道出身の山川さんが持ち帰る新鮮なカニやホタテが出ることも! だが、追加料金はなしという、超お得なスタイルだ。
 


大日本プロレス直伝の「湯豆腐」は油揚げがふわっふわっで美味


店には現役のプロレスラー、または山川さんが勤務する1名体制。だが、毎週行うイベント時には複数名が勤務する。客層はプロレスファンだけではなく、一般客も多い。
 


プロレスをあまり知らないという、山川さんファンも多数来店


ここでカウンターに座っているガタイのいい、関係者らしき男性にもインタビュー。すると、「よく言われるけど関係者ではないです(笑)」と男性。「す、すいません!」と謝る松宮。
 


男性はプロレス関係者ではなく、大日本プロレスファンのくまさん


「大日本プロレス」の魅力について伺うと、くまさんは「選手とファンが近いところ」と答えてくれる。「デスマッチ」を行った選手が「血を流したまま、笑顔で物販コーナーにいる(笑)」とくまさん。そして、笑顔で一緒に写真を撮ってくれるんだとか!

・・・血を流しながらも“笑顔”。なんともすさまじいが、そのプロ根性がすばらしい!