ディープすぎて入れない!? ライター松宮が大雪の中、福富町にある「エイトセンター」に突撃!
ココがキニナル!
都橋はよくレポされているのにエイトセンターがレポされていないのはやはりディープすぎるからなんでしょうかね。(互氏さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
「エイトセンター」は一見アヤしげですごぶる入りにくい!だが、店内に入ると“現代版長屋”のようなあたたかい雰囲気が漂っており、やみつきになる!
ライター:松宮 史佳
身長160cmのプロレスラー
再びフランク篤さんにインタビュー。フランクさんはもともとスーパーマーケットに勤務していたが退職。悩んだ末、幼いころから好きだったプロレス界に進むことに。
リング外でもフランク篤さんはサービス精神満載
だが、フランク篤さんは160cm。身長が低いので、プロレスラーになるには無理だと思ったとか。そこで、雑誌で見つけた求人(営業職)で24歳の時、大日本プロレスへ。
その後、不足していたレフェリーに転身。本当はプロレスラーになりたかったが、言い出せなかった。しかし、その想いに気づいた先輩がプロレスラーに誘ってくれたそうだ。
懸命にトレーニングを積み、27歳でプロデビュー。 フランク篤さんは“選手&レフェリー”のほか、会場で「フランクフルトを売る」など、幅広く活躍。すると、そのひたむきな姿に代表が感動。そして、試合で「フランクに改名しないか?」と言われ、「(本名の大橋から)変えた(笑)」らしい。
最近自分でデザインしたという“フランク入り”のコスチューム!!!
フランク篤さんの新コスチュームのお披露目は5月5日
今日はバレンタインデーなのでイベントを開催するはずだったが、「大雪で中止になった」とフランク篤さん。今日のために考案したカクテルがあると出してくれる。
フランク篤スペシャルは甘くてさわやかなチョコ味
「腹筋見たい!」と言うと、フランク篤さんはわざわざ脱いで見せてくれた
“真のエンターテイナー魂”を見た松宮。すっかり大日本プロレスファンに。お礼を言い、「開いている(by管理人のマスター情報)」という次の店へ。
気さくな常連さんが集う「Radish」
「オープン5周年」なので、雪でも営業している2階の「Radish」
取材を申込むと、突然にもかかわらず「雪の中来たの? いいわよ!」とママの八木淳子さん。
明るくさばさばとした人柄が魅力のママ・八木さん
「Radish」という店名の由来を伺う。すると、「私って大根足なのよ」とママ。「大根足」だとそのままなので、英訳して店名を付けたそうだ。
かわいらしいフライヤー
「エイトセンター」を選んだのは、1人でできる店をやりたかったから。しかし、ママの店に長年通う常連さんも「最初は入りにくかった(笑)」とか。
店の料金システムはセット料金3000円、焼酎ボトルは3000円から。カラオケはいくら歌っても無料! 客層は常連客が多く、30代から60代まで。女性の1人客もいるそうだ。
常連さんにママの魅力を伺うと、「歯に衣を着せないところ」「裏表がなく、居心地がいい」と答えてくれる。「私、商売よりも人を見ちゃうのよね」とママ。ほかのお客さんに絡んだりする酔客は帰ってもらうとか。
TVを観たり、話したりとそれぞれ自由気ままに楽しんでいるのがいい!
「自分は接客しない」「ひたすらお客さんとDVDを観てる時もある(笑)」と語るママ。だが「その人が求めるもの」を見極め、心地よい空間をつくり出しているのだと思う。ここでママと常連さんオススメの2階にあるステーキ店へ!
肉を愛する人々が集う「ステーキ屋 弱肉強食」
ネーミングがナイスな「弱肉強食」
店はカウンターのみ、5席
店主・佐藤統(おさむ)さん
佐藤さんは元IT企業の会社員。ステーキが大好きで食べ歩いていた。だが、好きだった店が閉店し、「自分がやるしかない」と飲食の道へ。「ステーキ屋 弱肉強食」は佐藤さんが食べ歩いていた時に出会った店。前オーナーが和食店をオープンするので、1年4ヶ月前に店名もろとも引き継いだとのこと。
ステーキ単品はロース(オーストラリア産)・上ロース(アメリカ産)・ヒレ(北海道産)の3種
ブランドにこだわらず、よい肉をリーズナブルに提供している。ちなみに前オーナーの仕入れルートを引き継いでいるそうだ。
夜11時過ぎなので、お試しセットの「ヒレ100グラム(1000円)」を注文
ヒレはとてもやわらかく、醤油ベースの自家製ダレとよく合う。あっという間に完食!
客層は男性でやはり肉好きの人。そんな肉を愛する人々のために「キロステーキ」なるメニューが!
好みの肉とグラムを選ぶミックストリプルステーキ(600g~1.2kg!)
なんと、今まで完食した人が1人いるという! 「えー」と驚いていると、なんとご本人が登場!
キロステーキを完食したやすさん(奥)と友人のひこさん
感心していると、「帰れるの?」「JR止まってるよ!」と心配してくれる。「ええ!」と松宮。地下鉄「伊勢佐木長者町」までの道を聞き、店を後にした。
取材を終えて
一見、アヤしげな「エイトセンター」は敷居がかなり高い。だが、一歩入ってみると、店舗同士の交流がある“現代版長屋”のような雰囲気が漂っていた。大吹雪の中、あたたかい気持ちになり、帰宅した。
「エイトセンター」のいくつかの店舗は4月5日~6日に開催される「大岡川桜祭り」にも出店するそうなので、機会があったらぜひ行ってみてほしい!
―終わり―
ダボスさん
2017年04月02日 10時15分
港町の看板をあげるなら、女性うけを狙ったロハス的な店よりもこういうディープな店や雰囲気をもっと大事にした方がいいよ。
マッサンさん
2016年01月18日 20時21分
雪降りの中だからか、廊下がヤケに寒々しい〜。店に入るとホッとだね。ホッとステーション、エイトセンター!
中山さん
2015年11月03日 11時29分
エイとセンター! そんな所とは思いませんでしたよ? 近所のキャバクラは行きましたが? キー局でもエイトセンターは取材できないのでは?