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横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

真夜中の激走42.195km、横浜マラソンのコースを試走! 編集長・吉田とライター・山口は完走できるのか?

ココがキニナル!

来年行われる横浜マラソンのコースが先日発表されました。下見を兼ね試走し、コースレポートてみませんか?(vicheさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

復路は歩くも、8時間51分をかけて横浜マラソンコースを制覇。精神的にもダメージを受ける後半に、見えてくるみなとみらいの景色の感動は大きい!

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ライター:山口 愛愛

まずは折り返し地点、南部市場を目指せ!(つづき)
 
JR新杉田駅手前の17.1km地点が第5関門。時刻は20時50分。2時間34分でここまできた。リミットは2時間44分。2kmゆっくり歩き、時間を使ってしまった。
なんとか折り返し地点の南部市場までは、制限時間内で辿り着きたい。力を振り絞り、またゆっくりと走り出す。
 


長く続く高速道路の下を気合いで走る
 

シーサイドライン「南部市場駅」はすぐそこ
 

おぉ、シーサイドラインの「南部市場駅」が見えてきた。テンションが上がる。重い足をなんとか前に出し、ゆっくりながらも走って南部市場に到着!
 


往路制覇! 足が痛くて上手く笑えない
 

この折り返し地点は19.9km。関門のリミットは3時間8分。時間は21時16分。ということは、制限時間内に往路を制覇! ちょうどスタートから3時間経っていた。
 


辛かったが、ほっとした表情に
 

アプリで移動距離を確認し、折り返し地点到着を実感
 

折り返し地点の南部市場は、当日、給水・給食スポットとして横浜らしい飲食ができ、見学する人たちも楽しめるという。
時間制限も気になるところだが、無理してケガをしないよう、しっかりと休憩と取ることに。
横浜泉平のまぜパック(いなりとのり巻き)と崎陽軒のシウマイを給食にして、充電する。
 


こんなに美味しい、おいなりさん食べたことがない!
 

シウマイ最高!
 

筋肉痛を和らげるクリームを塗り、しばし休憩
  



みなとみらいまでが果てしなく遠い、地獄の復路



よし、充電完了。34分間の休憩をはさみ、21時50分に復路もいざスタート!
 


完走目指して、がんばります!
 

しかし、気持ちとは裏腹に棒と化した足が動かない。走り出そうとするが、足が宙に浮かず、体のエンジンが再びかかるまで歩くことに。
 


あ、あれ足が上がらない。それでも前へ
 

本来のコースは「杉田」から、横浜マラソンの目玉でもある首都高速湾岸線を走ることができる。杉田入口の坂を人の足で上ると、急斜面に感じられるので要注意。ここから「本牧ふ頭」まで貴重なコースを体験できる。
 


本来なら「杉田から高速道路へ
 

今回は通ることができないので、高速道路下を走ろうとするが、行きと同じ単調な道が続き信号も多いので、コースを少し変更。1本内陸側に入り、高速道路と平行に走る国道16号を走る。というか、歩く。
 


しかし、杉田家の行列など、誘惑ばかりだ
 

ようやく、磯子駅前へ。ここは23.6km地点の第7関門だ。リミットは3時間49分なのだが、時刻は22時40分。スタートから4時間24分が経過していた。休憩の34分を除いても3時間50分になるので、残念ながらここでタイムアップのリタイアだ。
 


磯子駅までなんとか辿りついた
 

「どうしますか?」と、撮影と時間チェックのため電動付自転車で先導していた山岸が問う。
最後まで行きたい気持ちはあるが、正直、しんどい。吉田に判断を委ねると「最後まで行くしかないでしょう!」そうだ、それでこそ、はまれぽだ。
ここからは時間制限を気にせず、とにかく完走(完歩)だけを目指し、気力でなんとか前に進む。
 


文句を言わないが、2人分の大荷物を背負って先導する山岸もキツイはず
 

部活以来の鬼メニューに
  

立っているのも辛いが・・・
 

はまれぽ魂で歩き出す
  

行きに足を止めた八幡橋の通過は23時9分。そこから30分かけ、「間」の信号へ。
「膝も腿も足の裏も痛い」と吉田。筆者は腰まで痛くなってきた。
 


諦めたら、終了してしまう。とにかく歩く
 

吉田は「あぁ、冷たいエクストラコールドが飲みたい」とうわ言のように何度も繰り返す。
実はこの日、マラソンの後に「みなとみらい万葉倶楽部」で汗を流すことになっている。そこで絶対注文する! と吉田。
もはやダイエット目的ではなく、完走後のビールが目的になっているが、今日だけは呑んでも良い気がする。