検索ボタン

検索

横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

取材NG続出!? かつて芸者でにぎわった鶴見の超ディープなスナック事情をレポート!

ココがキニナル!

40才になったのを機に、鶴見でいいスナックを見つけて飲みたいと思ってます。とはいえ、いい店に出会うまで手当たり次第に店に行くわけにも。主だった店をレポートしてもらえませんか?(親父の海さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

スナックデビューにふさわしい安心で家庭的&リーズナブルな店2軒「スミス」と「う~たん」を紹介!

  • LINE
  • はてな

ライター:松宮 史佳

起死回生!? アットホームなスナック「う~たん」

・・・その後、5軒ほどのスナックに突撃するものの、取材できない。

ふと看板を目にし、「あそこ行ってみよう!」とギッシー。「最後に行ってみようか」と松宮。よくよく看板を見ると「う~たん」と書いてある。「・・・大丈夫かな?」と思いつつ、とにかく店へと向かう。
 


・・・「すなっくうーたん」に一縷(いちる)の望みを託す!


階段を上がり、2階へ。すると重厚なドアが!
 


重厚なドアに立ちすくむ松宮&ギッシー


「・・・とにかく行くしかない!」と勢いよくドアを開ける。と、店の女性や男性客、ママらしき女性の目線が“ストレンジャー2人組”の身に突き刺さる。「うっ!」と一瞬ひるむが、とにかくお話を聞いてみようと決意。「鶴見のスナック事情を調べている」と言うと、ママは気さくにお話してくれる。
 


(左から)ママと美人スタッフのお姉さん


ママの中村久美子さんは「生まれも育ちも鶴見」というハマっ子。「う~たん」をオープンして10年ほど。ママの周りは、後光が差しているのではないかというほど明るい。ママのご両親は屋台を営んでおり、小さい時から店の手伝いをしていたそう。なので「この道ウン十年よ」と笑う。
 


ギッシーが注文した「ビール(600円)」
 

オススメできるスナック2軒目を発見し、ホッとしたので「ハイボール(600円)」を一気飲み
 

「お通し(シーチキンと大根&キュウリのサラダ)」はさっぱりとしていて美味!


店内にはママとスタッフの女性が4人。テーブル席に男性2人。カウンターには男性が1人いる。アットホームな雰囲気にホッとしてしまい、力が抜けてカウンターに座る松宮とギッシー。

カウンターに座っている男性に、鶴見のスナック事情」を伺う。すると「鶴見はスナック上級者向けですよ」と男性。
 


冷蔵庫に張られているメニュー


前述したが、鶴見のスナックの中には飛び込みで入ったお客さんが「何十万も請求された」という話もあるらしい。「だからスナックには紹介で行った方がいいですよ」と男性は教えてくれる。男性も知人の紹介でここ(う~たん)に来たらしい。

「外から飲みに来る人もほとんどいないと思うので(松宮とギッシーは)はじめ警戒されたんじゃないかな」とのこと。「なるほど・・・」「・・・やっぱり現地に来てみないと分からないね」と語り合う松宮とギッシー。
 


写真をお願いすると、「え~!」と言いながらも応じてくれたありささん
 

「はずかしい!」と言いながらも撮影に協力してくれたしおりさん
 

先ほどのお通しを作ったというかえでさん


続いてママに「う~たん」という店名のナゾについて尋ねる。と、子どものころに「“う~う~”言ってたから(笑)」とママ。「う~たん」はその時からのあだ名らしい。「スミス」といい、幼いころからのあだ名が店名の由来になっているのがおもしろい。

「う~たん」の営業時間は午後6時から午前0時まで。定休日は日曜日。席料は3000円。時間制限はなし。ボトルは3000円から。客層は1人客から夫婦、グループまでさまざま。「スミス」同様、2軒目としてカラオケを楽しむ人も多いそうだ。「ここは客層がいいんですよ」と前出の男性。明るいママを慕って通う人が多いそうだ。「店の女の子もみんな明るいわよ!」とママ。
 


明るくて気さくなママの人柄を慕って通う人も多いのだろう


仕事を終えた後、「まだ家には帰りたくない」「ちょっと一杯楽しく飲みたいな・・・」そんな願いを叶えてくれるのがスナックの魅力なのだと実感した。



取材を終えて

取材を通じ、鶴見に150軒ものスナックがあると初めて知った。正直に言って鶴見は寿町よりも25件ほどNGだったこともあり、取材のハードルが高かった。「もう取材不可か」とも思ったが、「安心して飲めるスナック」2軒を見つけることができ、本当によかった! 

スナックの魅力はまず家庭的なこと。そして時間を気にせず、気軽に楽しく飲めることだと思う。機会があったらぜひ“スナックデビュー”を果たしてほしい!


―終わり―

スミス
住所/横浜市鶴見区鶴見中央4-18-7
電話/045-718-6629
営業時間/7:00~12:00
定休日/日曜

う~たん
住所/横浜市鶴見区鶴見中央4-25-8 戸倉ビル・2-E
電話/045-521-0300
営業時間/6:00~12:00
定休日/日曜
 

この記事どうだった?

  • LINE
  • はてな
コメントする
  • 三業地のスナックなら行きつけがありますよ!残念…

  • NETでわからない場所を行く。。これはありがたいです!

  • 相変わらずぼったくる店ってあるんですね。そんなことするから寄りつかなくなるのに。あるいはカモを見つけて搾れるだけ搾り取ってトンズラのパターンでしょうか。

もっと見る

おすすめ記事

横須賀のスナック街にある「笑っちゃいけない店」って?

横浜駅から20分の場所で非日常を満喫。家族旅行やみなとみらいの観光にオススメな、横浜唯一の料理旅館

  • PR

女子大生がいるスナック? 「スナック女子大生DEいいとも!」

一歩足を踏み入れれば、そこはもう北海道!? 道民も驚く味がそろう、野毛の隠れ家的和食料理店「ぽあろ」

  • PR

男子禁制スペースも公開! 横浜駅構内のリフレッシュ・ステーション「リフレスタ」に突撃!

創業88年の老舗。“お酒のプロ”として、地元横浜の飲食店に最高のお酒を提供し続ける「酒の島崎」

  • PR

元バナナ倉庫がフードコートに? 天王町の住宅街の謎の建物の正体は?

40年以上続く経験豊富で頼れる社会保険労務士事務所「社会保険労務士法人 横浜中央コンサルティング」

  • PR

こんな記事も読まれてます

横浜博覧会にあった横浜市の巨大ジオラマの行方は?

本牧ふ頭近辺で釣れる幻のブランド魚「下根アジ」って、どんな魚?

「横浜市出身者」は出身地を聞かれるとなぜ「神奈川」ではなく「横浜」と答えるのか? 

令和元年に横浜オープンのあの場所、この場所【編集部厳選】

横浜の夏の風物詩! 2014年、第29回神奈川新聞花火大会の楽しみ方と穴場スポットは?

神奈川県全域で活躍中、有志の現役高校生地域貢献型アイドルユニット「Flare☆」って?

【プレイバック】はまれぽライブラリー(2014年7月8日~7月14日)

男子禁制スペースも公開! 横浜駅構内のリフレッシュ・ステーション「リフレスタ」に突撃!

新着記事