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日産の超小型電気自動車に乗って「チョイモビ」を利用! 横浜の景色を一挙レポート!

ココがキニナル!

チョイモビの試乗レポートや利用者の感想、窓がない理由など、今後の予定も含めてキニナル(ピラフランチさん/あめまさん/kazさんほか計10人のキニナル)

はまれぽ調査結果!

みなとみらい周辺を楽しむ範囲ではメリットも大きく、便利。コンセプトが屋根付きバイクのイメージのため窓がなく、現段階では2015年9月まで利用可

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ライター:山口 愛愛

ハマ風が気持ち良い! 横浜がグッと近くなる



ではチョイモビを利用してみてよう。チョイモビといっても、一般道路で交通ルールにのっとり、運転するため、会員登録と講習会の受講が必要になる。

パソコンやスマートフォンでチョイモビサイトにアクセスし、会員申請を行う。免許証の確認や料金引き落としのための審査が通過すると、この時点で入会金1000円(カード発行手数料・講習会受講料)が引き落とされる。次にサイトで講習会を予約する。
ここまでの手順はネット上で簡単にできる。
同じように、講習会を予約した小島とともに受講。

講習は約1時間。テレビモニターを見ながら、操作の仕方や安全運転のための心得を頭に入れる。

 

名児耶(なごや)さんがチョイモビの概要から説明
 

続いて、外に出て1人ずつ車に乗り操作を確認。窓がないので外から中へ手を入れて、レバーを上げてドアをスライドさせる。一般車と乗り方から違うのでわくわく。

 

一緒に受講している小磯(こいそ)さんが乗車。後ろの視界が狭いのでバックは目視も必要
 

鍵の変わりにカードをかざす、ウインカー(左側)とワイパー(右側)のレバーが国産車と逆なので注意、などと説明を受けながら操作。

 

鍵(カード)は頭上に
 

最後に、筆者の後ろに名児耶さんが乗り、指導を仰ぎながら、日産グローバル本社の近くを1周し、約1時間の講習が終了。

 

アンケート回答と利用誓約書にサインをして完了
 

受講を終えると、鍵の代わりになるカードをもらえる
 

講習会に参加した小磯さんは、「自宅が近く、車を持っていないので、ちょっとした買い物などで使いたいと思って登録しました。自転車代わりという感じです。楽しみです」とのこと。

 

「子どもも乗せてみたいです!」
 

では自分たちだけでの乗車にチャレンジ! まずは、車の点検から。
シートやサイドミラーを調整。日産ニューモビリティコンセプトは走行時も音が静かなうえ、車両も小さいので、とくに子どもなどが車に気付きにくいことがあるという。ウインカーのレバーの奥をまわし、「車両接近通報装置」を「ピロピロ」と鳴らすことで、周囲の人に気付いてもらうことができる。

 

乗車前、降車後の点検が重要
 

これらを確認し、行ってきます! ここからは、乗り心地などをレポートしていこう。

 

前後で2人乗り。車内はこのくらいのスペース
 

押野さんより「前後に座った方が話が弾む」とのこと
 

まず目指すのは、日産グローバル本社から最も遠い本牧方面のステーションエリアがある三渓園。

最高速度は時速80kmまで出るが、法定速度を守り安全運転。エンジンの音(またはモーターの音)がほとんど聞こえず、とても静か。小型なので心配していたが揺れや振動が少なく、安定していた。
思ったより体感速度があり、スピードが出ているように感じる。窓がないので暖かい日中などは風が気持ち良い! イチョウや飲食店の香りなど、景色を五感で近くに感じられるのは嬉しいが、冬場は風を受ける分、寒いので厚着をおすすめしたい。

 

爽快! だが窓がないので陽射しを浴びる
 

カーナビがないが、スマートフォンを使えばOK
 

まわりの車が大きく見える
 

後部座席は足元の真ん中辺りが少し高くなっているので、足を広げて座るようになる。ミニスカートには不向きなようだ。寒さ対策もふくめて膝掛けがあると良いだろう。



約20分で三渓園へ到着!


 

4台分も駐車場がある
 

三渓園に到着。入口の受付でスマホなどのチョイモビ予約画面を見せると駐車券にハンコが押され、駐車場が無料になるのだ。

 

門を通り、すぐ右手が受付
 

これで無料。ステーションによってシステムが違うので確認を
 

三渓園を出発。押野さんのおすすめにあったように、本牧から山手を目指し、高台から横浜の景色を眺めよう。

 

観光スポットを巡る。内陸に入ると坂ばかり
 

超小型なので狭い道も安心。ちなみに日産ニューモビリティの大きさは、全長2m34cm×幅1m23cm×高さ1m45cm。車重500kg。道路を走っていると、道路幅が広く感じられる。

 

細い道もスイスイ。ハンドルも切りやすい
 

2車線道路がより広く感じられる