ゆずの「岡村ムラムラブギウギ」に登場する所は今どうなってるの?
ココがキニナル!
ゆずの楽曲「岡村ムラムラブギウギ」に登場する仲久保公園や千代作、小笠原文具店、小林商店、またローソンなどは現在どうなっているのでしょうか?(baysさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
銭湯の千代作、五丁目ロ一ソン、小林商店はなくなっているが、仲久保公園や小笠原文具店は健在!今も文房具類はお店の奥に置かれていた。
ライター:松野 孝司
岡村町巡礼、〆は「そば処 天栄」で岩沢氏の好物・カレー南蛮うどん
次の目的地は「仲久保公園」。住宅街の奥まった一角にあり、探すのに少々てこずった。
「♪様々なドラマを生み出した 仲久保公園は狹いけど」の歌詞通りにかなり狭い。鉄棒と滑り台、ブランコ、動物をモチーフにした遊具があるから公園とわかるが、うっかりしていたら見過ごしてしまいそうだ。一体この小さな空間でどんなドラマが生み出されたのか…。
仲久保公園
地元の人以外は見過ごしてしまいそうなくらい小さい
さて、最後に寄ったのは「そば処 天栄」。「岡村ムラムラブギウギ」には登場しないが、ゆずの二人のお気に入りのそば屋さん。とくに岩沢氏の実家とは目と鼻の先にあり、今でもご家族が足を運ぶという。
岩沢氏の実家と目と鼻の先にある「天栄」さん
ゆずっ子には、天栄のお父さんと慕われている
「子供の頃、出前に行くと岩沢くんは出迎えてくれて、当時流行っていたポール牧さんの指パッチンをして、とよくせがまれたものです」と懐かしげに語るのは店主の井藤茂さん。
井藤さん自身もゆずのコンサートに出かけることもあるというゆずっ子のひとりだ。
「二人のおかげで岡村町も全国区になり、ウチの店にもたくさんのからファンが訪ねてきてくれます。本当にありがたいですよ」としみじみと語る。
「天栄」でもらえる、手作りの岡村町マップ
ゆずを練りこんだゆずそばなどゆずメニューを開発したり、手作りの岡村町マップを用意したり、お客さんにできるかぎり話しかけたりするのも感謝の心のひとつの表れだという。
「親切にしてくれたお礼にと土地の名産物を送ってくれたり、旅行に誘ってくれるファンも多いので、逆に恐縮してしまうこともあります」(井藤さん)
ちなみに同店では岩沢氏はカレー南蛮うどん、北川氏はカツ丼がお気に入りだという。
岩沢氏のお気に入りのカレー南蛮うどん。出汁のきいた、まさにそば屋さんのカレー
「岡村ムラムラブギウギ」には、銭湯の千代作、五丁目ロ一ソンが登場するが、千代作は駐車場とマンションに、五丁目ロ一ソンは歯医者に代わってしまったという。またゆずっ子の間では小笠原文具店と並んで親しまれていた小林商店も、後継者がいないため昨年閉店を余儀なくされたそうだ。
「ウチの店も私の代限りでしょうが、体が続く限りはゆずっ子の皆さんと一緒にゆずを応援していきますよ」と力強く語る井藤さんの言葉がなんとも頼もしく感じた。
五丁目ローソンの跡地には歯科医が
「天栄」の近くにあった千代作も今はマンションと駐車場に
岡村天満宮には伊勢佐木町の松坂屋前で路上ライブをやっていた絵
かつては松坂屋の屋上に飾ってあったが、松坂屋の閉店にともないこちらへ移った
取材を終えて
ゆずの出身地として全国的に知られるようになった岡村町。どこか懐かしい香りが漂う街だった。
ちょっと道に迷っていると、「ゆずっ子の方ですか。どこへ行くの?」と街の人が声をかけてくれた。観光地的な派手な演出はないが、街全体がゆずのもとでひとつになっているような印象を受けた。
銭湯の千代作、五丁目ロ一ソン、小林商店はないが、これからも、この街はゆずの二人が愛した岡村町であり続けるだろう、と強く感じた。
― 終わり ―
master kさん
2013年07月09日 23時33分
懐かしいですね。自分も岡村6丁目に住んでました(^^V もちろん岡小岡中の王道です(笑)