「ハマザップ」は結果にコミットするのか? 横浜屈指、心臓破りの急階段を激走!
ココがキニナル!
編集部・吉田がいっこうに痩せないため今話題沸騰中の「ライザップ」に学び、それを超える「ハマザップ」で結果にコミットできるのか?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
せっかく「アンスール」で猛烈に体を動かしても翌日はまたラーメンを食べ太る吉田君。業を煮やした大仏は逆転の発想で新展開「プッザマハ」を発起
ライター:永田 ミナミ
吉田君、復活・羽衣編
しかし、真っ白になったことは生命の灯が消えてしまったことを意味するわけではない。しばし動かなかった吉田君は、真っ白タイムが功を奏して復活した。
ViPRの次はパイプにまわした太いロープを交互に波立たせるワークアウト
1人30秒ずつブンブンやっては交代。楽しそうな周囲とまだ白っぽい吉田君
1周すると今度は両手で同じように波立たせる
これなら半眼の視界でもできると言われ大仏も参加するもロープは全然見えない
やってみるとそんなにきつくない。と思いきや最後の10秒でみるみる筋肉が悲鳴を上げた。なるほどこれがハイ・インテンシティなるものか。
一度真っ白になった吉田君がこうなるのも無理はないと知る大仏であった
しかし心拍数は139とハイ・インテンシティゾーンから体脂肪燃焼ゾーンへ移行
それを見逃さない三井さんは「さあ、あとちょっとですよ」と笑顔で吉田君を誘うのだった。
そして最後のストレッチ的なワークアウトへ
筋肉をほぐし伸ばしたら最後は深呼吸で終了
そして吉田君の結果の鑑賞会。するとみなさんがどよめいた
何と822kcalとぶっちぎりでカロリーを消費していたのである
みなさんに「やりましたね編集長」「すごいですよ編集長」と温かい言葉をかけられ「そうすか」などと言いながらまんざらでもない吉田君。
そして解散かと思いきや、三井さんが天井に渡したパイプからベルトのような器具を吊り下げ始め「今日は何人残っていきますか?」とみなさんに声をかけてい る。そしてほとんど全員が手をあげた。すると「え、え」ときょろきょろしている吉田君に「編集長もやっていきましょうか」と笑顔の三井さん。
そして30分のエクストラなワークアウトが始まった。こちらの器具はTRXといい
長さや立つ位置を変えるだけで負荷を自在に調節できるのだ
ほかにもこう屈んで
こう伸びたりと、音楽と三井さんの声に合わせて体を動かしていく
吉田君はこれが頗(すこぶ)る苦手だった
というかまず足をハンドルに通すのにやたらと苦戦していた
結局きついきついと言いながら30分やりきった負けず嫌いで頑張り屋の吉田君
再びの鑑賞会では265kcalをマーク。再びどよめくみなさん
疲れ切って動こうとしない吉田君のもとへ三井さんがやってきて「やりましたね」
何とさっきの822kcalと265kcalで1087kcal。消費カロリーが1000kcalの大台に乗ったのだった。「おお、そうすか」と言うが喜びや達成感よりもはるかに大きい疲労感ではしゃがないというかはしゃげない吉田君であった。
吉田君を優しく励ましてくれたみなさん、今日はありがとうございました
三井さんありがとうございました
優しさに溢れ厳しさを感じさせないが実は厳しい、絶妙なナイス追い込みでした
編集部の方向へと歩くわれわれを降り出した雨が濡らしたが、アンスールのサイトにもある「キツ楽しい」満足感のなかにいる吉田君は「この雨、ちょっと気持ちいい」と目を細めてつぶやいた。
吉田君は編集部、大仏はJR関内駅に向かう街角で「三井さんはもちろんだけど、マツモトさんも会員の人たちも、本当にいい人たちばかりだったねえ」と大仏が言うと「いやあ、そうでしたね。フレンドリーで」と吉田君は笑い、ふらふらとビルのなかへ消えていった。
そして何と物語はまだ続く
それから1週間ほどが過ぎ、アンスールの筋肉痛もやわらいだある日のことだった。編集部から「三井さんが、アウトドアワークアウトに誘ってくれました」という連絡がきた。急階段を駆け上がるという。
「はっ、あのとき見たあれか」大仏はアンスールで見たフォトアルバムを思い出した
たしか「階段ダッシュ選手権2014」と書いてあったな
冒頭でも書いたが、アンスールのあとしばらくはまだ大仏は、吉田君に痩せる気はあるものの誘惑に弱いのだと思っていたので「吉田君が行くところには、私もいるでしょう」と返事をした。
ところが予定していた日に吉田君に急な会議が入ったり、その次に予定していた日に台風が2つならんでやってきたり、ほかにもいくつかのことが重なり、ようやく参加できたのは9月19日。アンスールに行った7月15日から2ヶ月が経過していた。
その間、吉田君は嬉しそうにラーメンを食べ続けハマザップ開始から4kg増
その2ヶ月の間に、大仏の心には「天は自ら助くるものを助く」という耶蘇教の言葉が去来するようになり、衆生救済もケースバイケースだなと思うようになっていた。
そんなこともあってこの日、集合場所へと向かう電車のなかで、大仏はちょっとした計画を思いついた。しかしそれはそれ、これはこれ、ともかく天気がよくて最高だなあ、と根岸森林公園へと向かった。
「いやあ、おはようございます」と元気に挨拶する午前9時の管理棟前
「それではまずはアップしましょう」と公園内へ
階段を降り遊歩道を歩いて木々を抜けた先に開けた光景に、大仏は思わず「おお」と歓声をあげた。
朝の公園て、こんなに素晴らしい場所だったのか
写真に映る人たちはもちろん荷物を置いてすぐにアップしはじめるみなさん
ふつうに走ったあとはこのように足を上げてみたり
横走りをしたりと何往復かすると
体はあたたまりほぐれていく。晴れているのでみるみる気温も上がっていく