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新たな街の魅力に出会って。はま旅Vol.28「十日市場編」

ココがキニナル!

横浜市内全駅全下車の「はま旅」第28回は、住宅街のイメージが強い十日市場駅。そこには新たな町の魅力が生まれようとしていた。

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ライター:ワカバヤシヒロアキ

新治市民の森へ


 
という事で、新治(にいはる)市民の森に足を踏み入れる。
 

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自然の姿がそのまま残る森へ

 
ここでは公園のように遊歩道の整備等が為されていない。
最低限の道が轍(わだち)のように確保されているだけで、本格的な森林浴ができる。
 

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こんな道を歩く

 
どこに向かうわけではなく、ただただ散歩していると広場に出た。
 

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何かある?!

 

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作業場もあって人がいるぞ!

 
チェーンソーで木を切っているおじさんが数人いた。一体ここは何?
作業の合間を見て話を聞いてみた。
 

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気さくに話してくれ宮川さん

 
話を聞けば、ここは「にいはる森工房」という工作体験施設だった。ただし、貸してくれるのはノコギリ等の工具のみ。
基本的に材料は持ち込みで、作業場を借りるイメージだ。
 
宮川さんをはじめ、大勢のボランティアスタッフによって運営されているそうで、土日には多くの親子連れが訪れる。
 

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残念ながら現在この中は使用禁止

 
看板の掛けられた小屋は建物強度に問題があり、移転先が完成するまでは屋外を工房として作業しているそうだ。
 
また、工房スタッフだけでなく、森を見回って危険な倒木等をチェックするのも宮川さんたちの仕事。
まさに森の管理人さんといった人たちだ。


 

街に戻ると…


 
市民の森に別れを告げ、何か面白い場所は無いかと街中を探索しているとキニナル看板に出会った。
 

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スポーツ施設に貼られている「ボクシング練習生募集」の看板

 
ボクシングジムなら時折見かけるが、ここは協栄スポーツクラブという一般のスポーツジム。
どんな練習が行われているのか、特別に見学させてもらった。
 

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リングにはなんと小学生の姿が!

 
驚いたことに練習をしているのは皆、小学生。実は、平日の17時半からは小学生に向けたレッスンが行われており、基礎体力作りから実践までを学んでいるそうだ。
 

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対応してくれた笠トレーナー(左)と伊藤トレーナー(右)

 
笠トレーナーは元プロボクサー、伊藤トレーナーは現プロボクサーとあって、本格的な指導が行われている。キャッチフレーズは、「十日市場から世界へ」。スイミングがメインの協栄グループの中で、ボクシングを教えているのはここだけだそうだ。
 
練習光景を見ると、皆元気よく返事をしながら必死に練習している。
ここでは、礼儀作法などを学ぶ為、通わせている親御さんも多いそうだ。
 
このジムから世界チャンピオンが生まれるかも?!
そんなことを思って外に出ると、すっかり暗くなっていた。