日本初、そして世界初!? 元町に出現したコンテナビルの正体は
ココがキニナル!
元町に日本初のコンテナビルが建つと話題になってます。鉄骨造の建物にコンテナを3階併設しているそうです。ぜひ取材をよろしくお願いいたします。(横浜橋のラッキーさん)
はまれぽ調査結果!
3階建ては日本初、混合ビルは世界初! 建築基準法に適合した、日本で初めてのコンテナビルが元町に出現していた
ライター:はまれぽ編集部
文化の発信ギャラリーに
まずはコンテナ部分2階の「Gallery N(ギャラリーN)」へ。ここは元町からさまざまな文化を発信する拠点として使われていくスペースで、オープンから8日までアーティスト「AYUMI」さんの個展が開かれていた。
コンテナ側面は一面ガラス張りになっている
中には作品がずらり
AYUMIさんは日本を拠点に世界で活躍する画家で、フィリピンのドゥテルテ大統領から高い評価を得て現地でチャリティ活動に参加するなど、活動の場を広げている。
最新プロジェクト「動現」の作品もギャラリーNで初公開
ギャラリーNでは今後も元町の文化発信拠点として、若手アーティストの作品などを展示していく予定だという。
続いて、鉄骨造の「本館」5階には、エステサロン「maison du bois(メゾン・デュ・ボワ)」が入居。
コンテナ型の建物を生かした長いカウンターが特徴
施術スペースはちゃんと個室になる
サロン下の本館4階では、カフェ「café Le Havre(ル・アーブル)」が営業。こちらは平沼さんがオーナーを務めるテナントでもある。
内装にもこだわりが感じられる
7月中はプレオープンで午前11時から午後6時の営業だが、パティシエが作る本格的なスイーツが楽しめるなど、元町の新たなデートスポットになりそうなお店だ。
トイレ部分はコンテナの一部を運んできて溶接!
コンテナを生かしつつ、港町・横浜の雰囲気が融合した店内はなんだかアーティスティック。この日はAYUMIさんが店内にライブペインティングで壁画を制作中で、こちらも要チェックポイントだ。
壁画の一部。完成品は現地で確認を
横浜という場所にこのビルを建てた理由について、平沼さんは「港町である横浜はコンテナともつながりが深い。このコンテナハウスから新たな横浜を発信していきたいと思っています」と語る。「コンテナハウスには将来性がある一方、国内には建築基準をかいくぐって建てられたようなものが多いのも現状です。きちんとしたコンテナハウスを作りたい、正攻法で勝負したいという思いもありました」。
日本初、そして世界初のコンテナビル「ル・ノワール」。ここからどんな「新しい横浜」を発信していくことになるのか、今後も注目だ。
ご来店お待ちしています!
取材を終えて
コンテナでできた住居と聞くと、なんとなく「仮設」や「倉庫」のようなイメージが先行していた。ましてや、それを積み重ねたビルには真っ先に「耐震性は大丈夫?」と不安を抱いていたのも事実。
だが、実際に元町に現れた「TETSUYA」のコンテナビルは外の雨音さえ響かない遮音性もあり、しっかりとした建築手法の一つだと感じられるしっかりした作り。コンテナの可能性を肌で感じることができた。
歴史ある街に出現した、新しい技術のちょっとレトロな建物。一度足を運んでみてほしい。
ー終わりー
ホトリコさん
2018年07月12日 12時34分
世代的にはカラオケボックスを思い出してしまいました。当時は載っけても二階までで、郊外の広い敷地に駐車場も完備したもので、必要に応じてコンテナ型カラオケスペースを増やしたり減らしたりしていたみたいでした。西谷駅~鶴ヶ峰駅と、和田町駅付近のバス待機所近くの自動車専用道下(ガード下的な)にありました。食べ物や飲み物は宅配ピザ屋に注文してたと記憶しています。