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横浜・花見シーズン直前!桜まつり最新情報!

横浜・花見シーズン直前!桜まつり最新情報!

ココがキニナル!

いよいよ開花が目前に迫った横浜の桜たち!2019年、横浜市内で開催予定のキニナル「桜まつり」を調査してみた(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

横浜観光中心地の桜まつり、日本さくら名所100選に選ばれた場所の桜まつり、3年ぶりのリベンジに燃える伝統の桜まつりなど今年も特色のある桜まつりが楽しめる

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ライター:結城靖博

戸塚桜まつり
 

最後は穴場ともいえる市内南部エリアの、おすすめお花見どころ&桜まつりを紹介する。


戸塚駅と交差して流れる柏尾川

 
JR戸塚駅の目の前を流れる市内で二番目に大きな二級河川である柏尾川(かしおがわ)は、江戸時代から桜の名所として知られていた。
かつては「暴れ川」とも呼ばれていたが、長年の河川改修により、今では横浜市内では珍しいゆったりとした河川敷が続く緑豊かなプロムナードが整備されている。
 


約半世紀前の戸塚駅付近の柏尾川。1966(昭和41)年撮影(提供:横浜市戸塚区役所)

 


現在の広々とした河川敷の歩道

 
現地取材は3月初旬。さすがにまだ「緑」は濃くなかったが、温かな日を浴びて、のんびりと犬の散歩をする人の姿も。
 


川には鯉がいっぱい

 


シラサギが魚をとらえる瞬間を激写。野生の王国だ!

 
堤防の斜面に張りついている女性も。はて?

 
何をしているのかお尋ねしてみると、ヨモギ採りだという。うーむ、のどかな光景だ。
 


そして、早咲きのオカメザクラが見事に色づいていた

 


さらにソメイヨシノの盛期ともなれば川沿いはこうなる(提供:横浜市戸塚区役所)

 
柏尾川沿いの桜並木は、ソメイヨシノやオオシマザクラを中心に総本数約700本。延々とのびる桜のトンネルは、なんと鎌倉市の大船近くまで続いているという。
 
このように風情ある柏尾川と戸塚駅前で、毎年お花見シーズンに「戸塚桜まつり」が開催されている。現地取材と称して、うららかな陽気のもと柏尾川のそぞろ歩きを堪能したのち、地元企業の大洋建設内にある戸塚桜まつり実行委員会事務局を訪ねた。
お話を伺ったのは、実行委員の神田浩之(かんだ・ひろゆき)さん。ちなみに同氏は大洋建設株式会社の取締役社長室長でもある。
 


今年2019年の戸塚桜まつりパンフレット(提供:戸塚桜まつり実行委員会)

 
今年で63回目を迎える歴史ある戸塚桜まつりは3月30日(土)に開催される。ここでの祭りのメインイベントは「花見おどり」だ。
場所は午後1時ごろから戸塚駅東口と西口の両ペデストリアンデッキ広場で始まり、いったん場所を移して、午後2時ごろから柏尾川堤の上で、そして午後3時ごろから河川敷の広場で催される。
昔は、駅前広場から柏尾川まで踊りながら練り歩いたそうだが、今ではそれはなくなったという。周辺地域の再開発や、それにともなう道路事情の変化のためだろう。
 


柏尾川堤での花見おどり(提供:戸塚桜まつり実行委員会)

 


河川敷での花見おどり(提供:戸塚桜まつり実行委員会)

 
今年は2020年のオリンピックを前に、「オリンピック音頭」なるものも披露されるとのうわさも。ただし、どういうものかは実行委員の神田さんも不明。当日のお楽しみというわけか。
また河川敷では、このほか地元戸塚区と泉区を中心に活動している和太鼓チーム「相州泉美野太鼓(そうしゅういずみのだいこ)」の演奏も行われる予定だ。
 
さらに、桜まつり開催の1週間前から、柏尾川堤のぼんぼりも点灯される。
 


ライトアップされた夜桜も美しい(提供:横浜市戸塚区役所)

 
ただし、夜桜見物はくれぐれもゴミの持ち帰りなどに注意したい。こんな美しい光景が見られなくなることがないように。
 
ところで、戸塚には「戸塚三大まつり」があるそうだ。例年7月14日に開かれる「夏まつり」、同じく11月3日に開かれる「区民まつり」、そしてこの「桜まつり」。
おまけに桜は戸塚区のマークでもある。そんな大切な桜まつりが、実は、一昨年は大雨のため、昨年は強風のため、なんと2年連続で中止されてしまった。
 
だからこそ、3年ぶりのリベンジに向けて、実行委員会はもとより地元自治会、商店街の方々の今年の桜まつりにかける意気込みは相当なものにちがいない。しかも今年は戸塚区制80周年を迎えた特別な年でもある。
和太鼓の響きも、花見おどりの身のこなしも、例年に増して見事なものになることだろう。
 
 
 
取材を終えて
  
それぞれの場所柄、地域性を生かした多彩な桜まつりの共通する視点は、地元のコミュニティーの活性化だろう。地域の人間関係が希薄になる今、日本人なら誰しも心なごんでしまう桜は、地域社会再生の格好のアイテムの一つと言えるのかもしれない。
とはいえ、戸塚桜まつりの例にみられるように、野外が中心となる「桜まつり」はどうしても天候に左右されがち。どうか今年のお花見シーズンはいい天気が続きますように。今からテルテル坊主の用意をしておこうか。
 
 
―終わり―
 
 
取材協力
 
◆みなとみらい21さくらフェスタ2019実行委員会事務局
電話/045-662-0081

◆神奈川県立三ツ池公園管理事務所
電話/045-581-0287
※公園駐車場は有料期間があり、料金・利用時間も時期により異なる
詳細は公園HPでご確認を
神奈川県立三ツ池公園公式サイト/http://www.kanagawaparks.com/mitsuike/
 
◆戸塚桜まつり実行委員会事務局
電話/045-861-0025(大洋建設株式会社内)

◆横浜市戸塚区役所地域振興課地域活動係
電話/045-866-8411

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