シーズン到来! 横浜DeNAベイスターズの本拠地開幕戦の様子をレポート!
ココがキニナル!
2019年シーズンがスタート!今年、創設70年目を迎える横浜DeNAベイスターズの開幕セレモニーの様子を教えて!(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
球団の歴史を彩るOBたちや、プロジェクションマッピングや「アイアンマン」が登場する派手な演出の連続! 開幕戦勝利に弾みをつけた!
ライター:田中 大輔
選手がド派手に登場!
セレモニーが終わると、いよいよ選手たちの登場だ。
毎年、さまざまな方法で選手たちを呼び込んでいくが、今年はプロジェクションマッピングを使った派手な趣向。
両チームのロゴや選手の写真がグラウンドに浮かび上がる(写真提供:横浜DeNAベイスターズ)
内野グラウンドに選手を紹介する映像が映し出された中、各選手がダグアウトから飛び出してくるというもの。
こんな感じで選手一人一人が紹介され、
選手が登場していく。写真は手術から復帰の梶谷隆幸(かじたに・たかゆき)選手
一軍登録された選手全員分の映像が用意され、先発投手の今永昇太(いまなが・しょうた)投手と受ける伊藤光(いとう・ひかる)捕手を除く全選手がスポットライトに照らされ、ファンの前に姿を見せた。
各ポジションにスターティングメンバーの背番号が映し出され、
選手たちが守備位置へと散って行った
その後、国歌吹奏、メンバー表交換と進み、午後6時30分、定刻通りに2019年シーズンの横浜DeNAベイスターズの戦いにプレーボールがかかった。
試合の方は、終盤まで続いた息詰まる投手戦の均衡を、四番・筒香嘉智(つつごう・よしとも)選手の2点タイムリーで破り、8回にも再び筒香選手が3ランホームランを叩きこむなどたたみ掛け、快勝を収めた。投げては今永投手が8回無失点の好投で、最初の白星を手にしている。
限界の向こうを目指して、まずは1勝!
また、球団は球団創設70周年を記念する企画として、『70th ANNIVERSARY MUSEUM Supported by マルハニチロ』をこの日から開催中。
ハマスタの内野3・4ゲート間の3階部分に、過去の名場面を振り返る写真や記念品などが展示され、試合観戦チケットを持っていれば誰でも無料で入場することができる。
現在は、1960年の優勝トロフィーやユニフォームなどが展示されている
現在は創設から1960年代の品を中心に展示中で、6月と8月に内容が変更される予定。年代を追って、だんだんと新しいものに変わっていくそうだから、すべてチェックして70年の歴史を感じたいところだ。
コンコースも70周年仕様で、往年の名選手のタペストリーが
この催しは、シーズン終了まで続けられるそうなので、ハマスタを訪れた際はこちらもお忘れなく。
取材を終えて
開幕2戦目には野球殿堂入りを果たした権藤博(ごんどう・ひろし)さんが、第3戦にはダチョウ倶楽部が5年連続となる登場で、開幕シリーズを大いに盛り上げてくれた。
まずは開幕カードをしっかりと勝ち越し、上々のスタートを切ったDeNAベイスターズ。この後も、着実に勝ちを重ねていきたいところだ。
優勝に向けての戦いが始まった
今年も始まった野球の季節。半年間続く、野球の季節。
2017(平成29)年には3位ながら、クライマックス・シリーズを勝ち上がり日本シリーズにも進出したDeNAベイスターズだが、あるファンは「ああいうのじゃなくて、優勝して日本シリーズに行きたいんだ」と言う。たぶん、同じ思いのファンはたくさんいる。
球団創設70年を迎えたメモリアルイヤーに、悲願の優勝を遂げられるか。
どんな演出にも勝る最高の瞬間を願って、今季も応援を続けよう!
-終わり-