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羽沢横浜国大駅開業、相鉄・JR直通運転開始記念イベント「ハザコクフェスタ」をレポート

羽沢横浜国大駅開業、相鉄・JR直通運転開始記念イベント「ハザコクフェスタ」をレポート

ココがキニナル!

いよいよ相鉄線が東京へ走り始めます。羽沢横浜国大駅では式典やトークショーも行われるとか。歴史的な開業日の様子を、ぜひ取材してください!(そうてつボーイさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

羽沢横浜国大駅の開業当日は大混雑! 切符購入まで1時間以上待ちの列が並び、開業イベントは入場規制がかかるほど。多くの人が集まり、その注目度の高さがうかがえた

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ライター:すがた もえ子

関係者が「未来の街づくり」を語る


 
式典の後は、「未来の街づくり」をテーマに関係者によるトークライブが行われた。

 

羽沢横浜国大駅の開発などに関わったゲストによるトークライブ
 

登壇者は、相模鉄道専務取締役古瀬円(ふるせ・まどか)、横浜市都市整備局都心再生部長の菊池健次(きくち・けんじ)氏、寺田倉庫株式会社代表取締役社長の寺田航平(てらだ・こうへい)氏、日鉄興和不動産株式会社常務取締役の吉澤恵一(よしざわ・けいいち)氏、横浜国立大学教授の高見沢実(たかみざわ・みのる)氏の5名と、司会進行役のフリーアナウンサーのトーマス・サリーさん。

 

事業の経緯について古瀬氏が語った
 

古瀬氏はこの事業を進めることになった経緯について、「少子高齢化の影響により、相模鉄道沿線の生産年齢人口が減少している現状を少しでも止めたいという思いから、他社との相互直通運転を行うという判断に至った」と話した。

また、羽沢横浜国大駅が開業するまでは非常に長い年月がかかり、ここに来るまで平坦な道のりではなく、たくさんの課題もあったという。
「当所工事がなかなか進まない状況もあり、正直なところ開業が少し伸びてしまいました。なかなか開業日を発表することもできず、当初の予定よりも伸びてしまい非常につらかったなと覚えております」と古瀬氏。

横浜市の菊池氏からは羽沢地区について、「私もこの近所に生まれ育ちました。この羽沢地区は、ちょっと離れていますけど1964(昭和39)年に新幹線が通過したり、1965(昭和40)年には第三京浜が、1979 (昭和54)年には貨物線が、1998(平成10)年には環状2号線ができたという経緯がありますが、みんな羽沢を通過している。今回、羽沢横浜国大駅がこの羽沢地区に拠点としてできるということは、とても大きなことだと感じております」と話す。

横浜市は、都市計画マスタープランという総合計画を立てている。この羽沢地区も新横浜駅と都心部のプランの一角を成しているとのこと。農地を活かした大学とのコラボレーションを含め、新たな駅周辺の街作りに期待がよせられた。
 
 
 

どんな街になっていく?


 
駅周辺の街作りとしては、近隣にタワーマーションが建設され、その階下の商業施設を寺田倉庫が運営する予定とのこと。相鉄東急直通線開業後の2023年度中の完成を目指して進んでいるという。

 
羽沢横浜国大駅開業、相鉄・JR直通運転開始
タワーマンションのイメージ図。左手にあるのが羽沢横浜国大駅
 

地域住民や横国生が一緒になって交流できるような街に向けて、タワーマンションの階下に設置される予定の商業施設は、交流場所としても使える施設として作っていきたいということだ。

 
羽沢横浜国大駅開業、相鉄・JR直通運転開始
こちらも同じくタワーマンションのイメージ図
 

寺田倉庫の企業パートナーとして、羽沢駅前地区開発に関わる日鉄興和不動産の吉澤氏は、「タワーマンションの低層部は、寺田倉庫さんが商業施設を作る予定です。かなり賑わいのある施設になると思います。私どもはその上の住宅を作る予定で、20~25階くらい、概ね360世帯ぐらいのタワーマンションを作りたいと考えています」と話した。

トークライブの最後は、「これから東急電鉄さんとの接続もありますが、線路をつなげてゴールインではなく、これで街作りのスタートラインに立ったと思っております」と古瀬氏。また、菊池氏は、「都内にも繋がり、新横浜から全国に繋がったわけですから、これから地域のみなさんで力を合わせて行くことが必要だと思います。神奈川区と保土ヶ谷区の区境ということもありますので、その辺の分断みたいなこともないように、みなさんと意見交換をしながらより良いものを作って行くよう努力していきたいと思っております」と、地域との連携を取りながら発展させていきたいと締めくくった。
 
 
 

飲食・販売・PRブースも充実!


 
ハザコクフェスタのイベントには、式典やトークライブ以外にも、地元の野菜や名産品などのブースも多く出展し、来場者を楽しませていた。

 
羽沢横浜国大駅開業、相鉄・JR直通運転開始
地元野菜のブース
 
羽沢横浜国大駅開業、相鉄・JR直通運転開始
サービスで豚汁も振る舞われる
 
羽沢横浜国大駅開業、相鉄・JR直通運転開始
相互乗り入れを記念した
記念ラベルのビールの販売も
 
羽沢横浜国大駅開業、相鉄・JR直通運転開始
相鉄線のブースには長蛇の列が並び!
 
羽沢横浜国大駅開業、相鉄・JR直通運転開始
イベント限定グッズなど、直通線のグッズが販売されていた
 

今回のイベント限定だったという駅名プレートは、開始15分で整理券の配布が終了してしまうほどの人気。それ以外のグッズも30分ほどで売り切れたものもあったという。

 
羽沢横浜国大駅開業、相鉄・JR直通運転開始
そうてつローゼンのブースでは、相鉄12000系デザインの限定パッケージを取り扱っている
 

この日はレトルトカレー以外の商品はすでに売り切れていたが、ビールやカステラ、ランチパックをはじめとした相鉄12000系デザインの限定パッケージ商品が多数取り扱われていた。これらの商品は、そうてつローゼン各店でまだ購入可能とのこと(なくなり次第終了)。

そのほかには、横浜国大生が運営するブースがあり、ステージではそうにゃんの撮影会や近隣の小中学校の生徒によるパフォーマンスなども行われた。

 
羽沢横浜国大駅開業、相鉄・JR直通運転開始
「大学の側に家があるので、駅ができてもあまりかわらないかも」と話す横国生2人組
 
羽沢横浜国大駅開業、相鉄・JR直通運転開始
そうにゃんの撮影会では、神奈川区のかめ太郎が乱入する場面もあった!