2012年にルート変更があった『あかいくつ』バス、どう変わったの?
ココがキニナル!
『あかいくつ』。新ルートのレポートお願いします。(pjさんのキニナル)/運行ルートが変更になり、運転間隔があき不便。なぜ変更したのでしょうか?(ハマ太郎さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
従来の「乗っていれば必ず着く」というコンセプトから、主要観光地への到着時間短縮をはかるために変更。JR桜木町駅-赤レンガ倉庫間は25分から10分に
ライター:河野 哲弥
『あかいくつ』ルート紹介、Mルート編
(続き)
ちょうどお昼時となったので、赤レンガ倉庫でランチを楽しんでみよう。チケット特典の一例として、「横濱たちばな亭 赤レンガ倉庫店」では、飲食代金が10%割引になるそうだ。
横浜赤レンガ倉庫2号棟1Fにある、同店外観
マネージャーの紺野さんオススメ、「洋食屋さんのオムレツライス」
通常価格890円のところ、チケット提示で801円に
コクのあるデミグラスソースとフワトロの卵のコンビネーションが絶妙。ボリュームもあって、価格、内容ともに大満足。
さて、乗り換えでバスを待つ間、一緒に並んでいたカップルの方にお話を聞いてみた。
埼玉県から観光でいらした、Mさんカップル
金曜から泊まりがけで横浜の各地を観光しているというMさんによれば、『あかいくつ』のことは知らなかったそうだ。これから中華街に行こうと交通手段を探していたら、たまたま目に付いたとのこと。「100円というのは安くてビックリ」と話されていた。
『あかいくつ』ルート紹介、Cルート編
次は、いよいよ「中華街・元町(C)ルート」。赤レンガ倉庫から、再び車上の人となった。
偶然、新型車両が登場
中華街の「朝陽門」をくぐる瞬間も、見どころのひとつ
港の見える丘公園に向けて、急な坂道をキリキリ登る
大さん橋に吹く海風を受けながら走る『あかいくつ』
再び、桜木町駅前に戻った
赤レンガ倉庫を出るときに、「カップヌードルミュージアムへ、行きますか」と質問されている方がいた。Mルートなら、1駅前のバス停である。
しかし、赤レンガ倉庫からだと、いったん桜木町駅まで戻って再びMルートに乗らないと、『あかいくつ』では行くことができない。この辺が難しくも、悩ましいところなのかもしれない。
赤いバスに乗って行こう、横浜観光
『あかいくつ』を完全に使いこなすには、2ルートになったとはいえ、事前に下調べをしておいた方がいいだろう。その仕組みが分かってしまえば、安くて便利な「横浜の足」であることは間違いない。自分で調べて積極的に動く方には、『あかいくつ』をお勧めしたい。
一方、本格的な横浜観光を、すべてお任せで回りたい人には『横濱ベイサイドライン』という遊覧バス便もある。こちらは、リムジンバスを利用したもので、各種観光コースがそろっている。料金や出発時間もそれぞれに違うので、詳しくは公式サイトを確認してほしい。
横浜市交通局のサイトより
横浜の土地に詳しいかどうか、主体的に動く方が楽しいと感じるかどうか、それぞれ目的や内容に応じて、2つの赤いバスを使い分けてみてはいかがだろうか。
知っているようで知らなかった新たな横浜が、きっと、発見できると思う。
―終わり―
◆ 横浜市交通局、市営バスサイト
http://www.yokohama-bus.jp/
ふくちゃーんさん
2013年03月03日 22時48分
いっその事一般車のバスを充てようとかは考えなかったのだろうか?一般車でも横浜市はデザインセンスがいい気がするし。「あかいくつ」左回り⇔「あおいくつ」(一般車)右回りみたいな従来の100円バスも含めて改善し、値段を変えなければそこまで利用者からクレームもこない気が・・・。
yamaさん
2013年01月22日 19時18分
無駄だと叩かれるのを覚悟で言えば、桜木-紅葉-野毛-太田-ハマバシ-万代-ザキ-桜木ルートを切に希望する。なぜなら、既存の路線が全て駅から放射状なので乗り継ぎと料金210円累積がパネェことと、沿岸部(関内)ばかり発展して関外の沈下が激しいので活性化の為に動線を導きたい。 他都市のシャッター通りに比べればマシではあるが、あの落ち込みは・・・
akaisanさん
2013年01月19日 18時29分
二階建てバスにならないかな〜