横浜「1000ぶら」商店街探訪vol.51 藤が丘商店会で「汁まつり」!? 冬の到来を前に温まるもの探し!!
ココがキニナル!
横浜「1000ぶら」商店街探訪vol.51 藤が丘商店会で「汁まつり」!? 冬の到来を前に温まるもの探し!!
はまれぽ調査結果!
Revive-Recipe TENZOにてフレーバー甘酒と大根カツを、MAGUではマグカレーミニを購入。心も身体もしっかり温まることができた!
ライター:福原 麻実
こだわりの絶品カレーで身も心もホカホカ!
おしゃれな感じの外装
店主は小池淑恵(こいけ・としえ)さん。1971(昭和46)年にこの藤が丘にお店を開いたという。
シックで素敵な空間の主
小池さんは当時、オーダーメイドの洋裁店を開くために土地を探していたそう。ある時電車に乗っていると、駅前にあった噴水が目につき、電車を飛び降りたのが開業のきっかけだという。
「インスピレーションに従った」と小池さん。雰囲気が気に入ったのだと。
今は稼働していない藤が丘の噴水
無事に洋裁店を開業し、9年半ほど続けていたが、細かな作業による偏頭痛など、体調の悪化で洋裁の仕事を諦めざるを得なくなった。
その後、同じ場所でもともと好きだった料理を提供するお店を開業することにしたのだが「洋裁への夢を諦められるよう、すべて壊した。そこから、ゼロから始めた」という。
店内のテーブルがなんとも優美な光沢感で、何の木材かな? オールドパインだろうか? と見ていたら、こちらはレッドシダー(カナダ杉)と教えてくださった。
ドアや壁と同じく、創業当時からの自慢の内装なのだそうだ。
見とれるくらいきれいなテーブル
お客さんはどんな人が多いのかと尋ねると、多くは女性で、中でも近くのカルチャースクールなどで習い事をしている人でにぎわう火木はとても忙しくなるのだという。
人気メニューはかごもりセット(1300円)。サラダを含めて6種類の小鉢などのお惣菜と、ライスのセットらしい。
それもキニナルが、1000ぶらの残金では足りないので、「汁まつり」のメニューにもなっている「マグカレーミニ(600円)」をいただいた。
カレーって魅力というか魔力があるよね
カレーにはこだわりがあり、仕込みから7時間もかけて作っているそうだ。
食べてみると、甘い! いや、辛い! 甘くて辛い!
タマネギの甘みが強くて、でも辛い。美味しい!
じっくり煮込まれていることがよく分かるお肉
セットのサラダも、オリジナルの甘酸っぱいドレッシングがよく合ってこれも美味しい。
ミニとはいえ、なかなかの量だったけれど・・・
完食。ごちそうさまでした
マグカレーミニは600円。残金60円!
0円にはできなかったが、1000円をほぼ使い切って、最後に再度、商店会長さんのいらっしゃる「わかやぎ」へ。
着物と和小物のお店、わかやぎ
ご主人は佐々木俊美(ささき・としみ)さん、奥さんが商店会長の恵美子(えみこ)さん。
朗らかなご主人と
優しい奥様
わかやぎの創業は1985(昭和60)年ごろで、当時は呉服店だったそうだ。現在は1階で和小物を、2階は着物を扱っているという。
1階の和小物は季節ごとに変わる
着物を着ない人にも楽しいお店だ
みよし治療室で、こちらのお店が「着物を着る機会を作るために教室を開いたりしている」とうかがったので尋ねたところ、2階では講師を招いて和裁、着付け、書道、小鼓、茶道、着物の話、刺繍教室などの教室を開いているという。
この空間とご主人と三味線と。なんかいいなあ
着物がメインで、レッスン内容は軽いものを想像していたが、教室の中には順番待ちになったり静岡から生徒さんが来るほどの人気の教室もあるとか。
商店会について伺うと、恵美子さんが商店会長になったのは4年前だという。
若い世代に商店会を引き継ぐべく会長を務める恵美子さんは、現在の執行部を「頑張っている。(商店会の)活気が良くなった」と嬉しそうに評した。
情報発信も積極的
離れた場所に点在していたお店がどう商店会を作ったのか、キニナっていたので尋ねると「仲が良いものが集まってできたんです」とあっさりとした回答が返ってきた。
ちょっと離れていても、コミュニティーは自然発生するものなのか・・・興味深い。
箱入りりんごだ!
2階で焼き物のりんごを見つけた。
これはMAGUの小池さんからもらったそうだ。小池さんの親族の方が焼いたという。
お隣さんからりんご。最後になんだかちょっと、温まる話を聞かせてもらって、藤が丘商店会を後にした。
帰宅後に大根カツとフレーバー甘酒を頂いた。
簡単に盛り付けてみた
大根カツにはハムとチーズが挟まっているだけでなく、下味も付いているようで、何もつけなくても美味しく食べられる。
厚みがあるので、食べ応え充分だ。
何より驚いたのは、薄くつけられた衣が、レンジで温めたのにサクサクだったこと。理由がキニナル。
続いてフレーバー甘酒。
きれいな色だなあ
うん、柿。柿の味だ! だけど柿とは違う甘さもある。これが麹か。最初は売っていたときと同じように冷たく、途中から温めていただいてみたが、温めると柿より麹の甘さが際立つ。
冷たい方が飲みやすい。でも甘酒の味が好きなら温めた方が美味しく飲めるかも。温まるし。
お腹もしっかり温まったところで、1000ぶら終了!
取材を終えて
汁ウィンには会えず。残念。そしてたくさん歩いたわりには全店は見られていないなど、悔いは残る。
けれどたくさん歩き、お店の方にもお忙しい中取材に応じていただき、美味しいものを食べ、心も身体も温まる一日だった。
近いうちに藤が丘商店会に再訪を、いずれ1000ぶらに再挑戦をしたいと思う。
―終わり―
あの壺は、いいモノだ!!さん
2015年11月10日 23時12分
藤が丘の街を盛り上げようと奮闘している皆さんは、とってもステキだと思います!これからも体に気を付けてご活躍ください。今後も楽しみにしています♪また、情報通の方にお聞きしたのですが汁ウィンは11月23日(月・祝日)に藤が丘駅前公園で開催されるマルシェ「あおばを食べる収穫祭」に姿をあらわすそうですよ!でも水分に弱いので、雨が降っていたら姿を見せないそうです。たとえ霧雨でも!汁なのに、、ふふふ(笑)
うんこたろうさん
2015年11月10日 20時50分
藤が丘いいじゃないいすか~♪愛知県じゃないですよ!!横浜市青葉区藤が丘に住んでいる人だけのあるあるです♡
それいけ!ジャムパンマンさん
2015年11月10日 15時16分
歩いている姿が事件を追う刑事さんみたい。お堅い方のようですが、過剰な編集イジリ・悪ノリがなくてよろしいです。ただ藤が丘ならフレンチのキャトルフイユは行ってほしかった。駅チカで美味くてお勧めですよ。