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大船にオープンしたハングリータイガー系列店「TORAのお肉屋さん」ってどんな店?【本社直撃】

大船にオープンしたハングリータイガー系列店「TORAのお肉屋さん」ってどんな店?【本社直撃】

ココがキニナル!

大船にハングリータイガーの新業態「TORAのお肉屋さん」が11月22日にオープンするそうです。あえて大船でオープンするこだわり、今までのハングリータイガーと何が違うのか気になります。(ハムエッグさん)

はまれぽ調査結果!

「TORAのお肉屋さん」はお肉とお酒を楽しむ大人向けの“肉酒場”。大船は下町的な雰囲気があり周辺に企業も多く好立地だった。今後も駅チカのお店を展開予定! それまでは大船で楽しもう。

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ライター:はまれぽ編集部

大満足のボリュームと味


 
さて、いよいよ17時の開店を迎えたTORAのお肉屋さん。この時を待ち焦がれた筆者は、「好きな席にどうぞ」との案内に、迷わず厨房を正面に臨むカウンター席を選んだ。目の前で調理する様子が見られる臨場感が、このお店の大きな売りでもある。
 

TORAのお肉屋さん
厨房全体が見えるカウンター席
 
TORAのお肉屋さん
テーブルにはメニューが並ぶ

 
渡辺さんによると、やはり30代~40代の夫婦やカップルのお客さんが多いそうだ。ただ、子ども連れやおひとり様でも気軽に楽しめるという。筆者はひとりで来ている。そこで、ひとりでも大満足できるというおすすめのコースを紹介してもらった。

これは“ハングリータイガー料理長”がおすすめする「TORAのお肉屋さんの楽しみ方」だ!

「最初はまず、『レバームース』か『パテ・ド・カンパーニュ』ですね。お酒は白ワインの『シャルドネ』で」と渡辺さん。迷った末、筆者は「パテ・ド・カンパーニュ」を選んだ。
 

TORAのお肉屋さん
目の前で調理が始まる

 
注文からほどなく、まずはワインが運ばれる。ああ、この仕事をしていてよかった!
 

TORAのお肉屋さん
白ワイン「シャルドネ」グラス/600円(税込み、以下同)


そしてこちらが「パテ・ド・カンパーニュ」だ。先ほど渡辺さんが仕込みをしていたお肉を使っている。
 

TORAのお肉屋さん
「肉屋のパテ・ド・カンパーニュ」680円

 
このパテはつなぎを一切使っておらず、100パーセントお肉の味を楽しむことができる。肉の大きさをまばらにしてパテにすることで、ひとくちひとくち食感が変わり、味わいに幅を持たせている。
 

TORAのお肉屋さん
ちなみにこれが迷った「レバームース」

 
迷った末「パテ・ド・カンパーニュ」を選んだが、「洋酒香る特製レバームース マスカルポーネとバケットと」も同じく680円で、こちらも渡辺さんおすすめの一品だ。

次は、メインのお肉となる。

「メインはやはり、『リブロース』か『イチボ』。リブロースはジューシーで、イチボは赤みが好きな方におすすめ」と渡辺さん。「ワインはもちろん赤で、リブロースなら『テンプラニーリョ』、イチボなら『シラーズ』ですね」。

これは非常に悩ましかった。どちらも食べたい・・・しかし、予算も胃袋にも限りがある。悩んだ挙句、「イチボ」と「シラーズ」にした。
 

TORAのお肉屋さん
こちらが赤ワイン「シラーズ」グラス/600円

 
芳醇な香りがグラスから馥郁(ふくいく)と漂う。
ハングリータイガーとTORAのお肉屋さんには、「デュマレスクバレー」という銘柄のワインがある。筆者がいただいたメニュー「シャルドネ」「シラーズ」のほか、「テンプラニーリョ」「ソーヴィニヨン」がそれだ。これらは、日本ではハングリータイガーとTORAのお肉屋さんでしか味わえないそうだ。みなさんもぜひ試してみてはいかがだろう。
 

TORAのお肉屋さん
メインの「イチボ(200g)」960円

 
メインのイチボをいただく。赤身のイチボは食べ応えがあり、肉好きには人気の品だ。赤ワイン「シラーズ」ともよく合い、どんどん箸が進んでいく。ひとりで食べるにはボリューミーな印象だが、ぺろりと平らげることができた。

ここまでで、十分にお腹は満たされている。すでに大満足だ。だが、「最後はシメがあります」と渡辺さん。これでフルコースは完成するという。そのシメの一品とは・・・

「ガーリックライスを、ぜひ最後にどうぞ」
 

TORAのお肉屋さん
そういえば、開店前にスタッフが黙々とニンニクを刻んでいた

 
このニンニクは青森県産の「福地ホワイト六片」という品種で、濃厚な味と風味が特徴なのだという。最後に、このニンニクを使ったガーリックライスをいただくことにする。
 

TORAのお肉屋さん
こちらがシメの「Garlicライス」500円

 
なるほど、お話通り、濃厚なニンニクの風味が口の中に広がる。しかし、まったくしつこくなく、これも口に運ぶスプーンが止まらなかった。

ワインをグラス2杯、ボリュームのあるお肉料理2品、そしてシメのガーリックライス。まさに大満足のコースだった。これだけ味わって、お会計は3340円。高いと思うか安いと思うかは、実際に味わってみて判断してほしい。
 
 
 

取材を終えて


 
TORAのお肉屋さんはこだわりのお肉とお酒を味わえる、まさに“肉酒場”だった。店内はおしゃれな雰囲気で、カップルが多いのもうなずける。また、おひとり様でも気軽に楽しめるのは嬉しい。ぜひ、おひとり様には今回のコースを楽しんでもらいたい。

印象的だったのは、まだオープン間もないこともあり、スタッフ同士が作業を教え合っていた姿だ。真剣な表情でメモを取りながらも全体的に和気あいあいとしており、とてもいい雰囲気だと感じた。
 

TORAのお肉屋さん
みんなでお肉の切り方を勉強中
 
TORAのお肉屋さん
和やかな雰囲気に店内は包まれていた

 
仕事帰りに、デートに、ふらっと“肉酒場”を楽しんでみてはいかがか。
 
 
―終わり―
 
 
取材協力
株式会社ハングリータイガー
https://hungrytiger.co.jp/

TORAのお肉屋さん
住所/神奈川県鎌倉市大船1-10-2-2F
電話/0467-55-5036
営業時間/平日・土 17:00~24:00(L.O23:00)
     日・祝  17:00~22:30(L.O21:30)
     ※日曜が祝前日の場合、24:00まで営業
     ランチ(土日祝のみ)11:00~15:00(L.O14:30)
定休日/木曜日
https://toraniku.jp/

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