金山神社で行われた「かなまら祭」はどんな感じ?
ココがキニナル!
開催はまだだいぶ先ですが、川崎の「かなまら祭り」をレポートして欲しいです。外国の方も多数訪れるこのイベントは神奈川でも随一の奇祭、一見の価値アリ!と思います。(maniaさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
カラッと明るい熱狂と笑顔に包まれた「かなまら祭」は、芽吹き花咲く春のパワーを受け取ることができるお祭でした。
ライター:吉澤 由美子
世界平和もテーマのひとつ 奉納演芸は国際交流の場
金山神社では、奉納演芸のステージもあった。お囃子とフラダンスのハワイアンソングが同時に流れる境内はまさにグローバル。境内の外国人率も1/3とかなり高い。
境内に流れてお祭の雰囲気を盛り上げるお囃子
江戸時代に川崎宿の飯盛女たちが行っていた「地べた祭」がルーツの「かなまら祭」。
演芸奉納はそのルーツに近い内容で、海外観光客の多さもあり、国際交流の場になっている。
少し離れたステージでは、「スタンドバイミー」で盛り上がる
若宮八幡宮の権禰宜である中村さんによると、「かなまら祭」のテーマのひとつは『世界平和』
言葉がわからなくても、巨大な男根は性と生の神聖なシンボルであると万国共通で伝わる。外国人も参加しやすい演芸奉納や世界平和というテーマは、このお祭にふさわしい。
お神輿や巡幸する沿道や境内には、個性的な屋台も並んでいた。
川崎大師のトルコ料理屋さん「アイディーンケバブ」の屋台。香りのいいチキンとモチモチ生地のおいしいケバブは500円
「アイディーンケバブ」のマスターはイスラム教徒。神社の方からぜひと誘われて、お祭に屋台を出している。「私はイスラム教を信じて幸せ。他の人が別の宗教を信じて幸せなのも素晴しいこと」とのこと。お互いの文化を尊重しあう、「世界平和」のテーマは屋台のラインナップにも表れていた。
人気の高い飴細工
カラフルなキャンドル
ジョークグッスなどもあった
子宝の酒、金玉(きんぎょく)と万古(ばんこ)
オシャレにデザインされた手ぬぐいは、外国人にも人気
たこ焼きは「Penis Energy Ball」
取材を終えて
普段は隠されている男根が堂々と街を練り歩く「かなまら祭」は、性を神聖なものと受け止める大らかな日本文化の懐深さと、万国共通で理解しあえる不思議な感動にあふれていた。
カラリとした陽気な笑顔にあふれる「かなまら祭」
インパクトの強さにマニアックなお祭として片づけられてしまいがちだけれど、それではあまりにももったいない。
「かなまら祭」には、笑顔と爽快感があった。そして、芽吹き花開く春のパワーをがっつり受け止め、元気になれるお祭だった。
朝、1~2輪だった桜も、お祭のパワーを受けて続々と花開いていた
※金山神社については、直前レポート『川崎の「かなまら祭」ってどんなお祭?』をご覧ください。
//hamarepo.com/story.php?story_id=959
※イベント当日、会場に訪れていた素敵な皆様の様子はこちら
【イベントフォト】金山神社『かなまら祭』に訪れた人達
― 終わり―
◆若宮八幡宮・金山神社
〒210-0803
川﨑市川崎区大師駅前2-13-16
TEL:044-222-3206(9:00~17:00)
ootaharaさん
2012年04月05日 14時04分
境内は凄い混雑でした。確かに外国人が多かったです。さすがは「ウタマロ・フェスティバル」。