鎌倉の「ブックカーニバル」はどんなイベント?
ココがキニナル!
6月に鎌倉で「ブックカーニバル」なる、本のイベントが開催されるらしい。古本市や大人の朗読会があるらしいので調べて欲しい。(swaneeさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
町と本をつなげ、本と人、人と人の出会う場となってほしいとの願いから企画されたイベント!個性的な出店がある鎌倉初の一箱古本市などが行われる。
ライター:ほしば あずみ
本のカーニバル?
「ブックカーニバル」なる、本のイベント。軽快なホイッスルやパーカッションの交じる陽気な音楽にあわせて本たちが踊りまわるさまを想像してしまったが、おそらくそういう事ではあるまい。
調べてみると「ブックカーニバルinカマクラ」は、6月10日(日)に鎌倉の由比ガ浜公会堂で開催される、本をきっかけに人とのつながりを提供するイベントとの事。メイン企画は「一箱古本市」、サブ企画で「旅への誘い~旅カーニバル~」、「大人の朗読会」、「おはなし会」などがあるらしい。
具体的にはどんな内容なのか、主催のブックカーニバル実行委員会の代表、荘田賢介さんに話をうかがうべく、古本とリトルプレス(個人やグループが私的に発行する小規模な冊子)と雑貨の店「books moblo(ブックス・モブロ)」を訪ねてみた。
古本+αの試み
2011年にオープンした「books moblo」は本好き、古本好きにはたまらない、そしてそれ以外の人でも楽しめる個性と工夫にあふれている。
2011年9月に再開発で誕生した複合テナントの2階に店がある
鎌倉にある古本と本に関する雑貨の店「books moblo」店主の荘田さん
店名の「moblo(モブロ)」は「森」の「モ」と「本(リブロ)」を合わせた造語だそう
扱っているのは古本とリトルプレスやフリーペーパーと本にまつわる雑貨など。古本屋というよりはセレクトショップに近い。
装丁や紙、印刷にこだわった美しい本は「着飾った本」というカテゴリで並べられている
本は「恋だの、愛だの。」「時をかける本」「世界はもっと美しい。」といった独特のカテゴリで本棚に並んでいる。一般的な「ベストセラー」「人文」「実用書」といった配置や出版社別の分類ではない。本の並べ方も、揃えたり隠したりと見せ方が個性的だ。
「女子って大変!」という棚。「男子だって大変!!」という棚もちゃんとある
「広い店ではないので、置ける本の数も限られますし、そのぶんこだわって選んだものを置いています」と荘田さん。