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辻堂や茅ヶ崎近辺で見かける、白い馬の正体は?

ココがキニナル!

鵠沼海岸に馬のいる海の家ができます。朝夕は裏の公園で草を食べています。辻堂や茅ヶ崎駅のデッキで 階段を昇り降りする姿を見かけたとの情報もあります。あの馬は何なのでしょうか?(soraさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

写真の白馬は茅ヶ崎に住む高橋さん所有の「カムイ」という馬。海の家は「SeaSideHouseポニーの家」のことだと思われますが、両者は無関係です。

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ライター:河野 哲弥

住宅地の中に馬がいる?



茅ヶ崎駅前のペデストリアンデッキ(高架歩道橋)で、堂々と馬に乗る謎のカウボーイ。この投稿写真を拝見したとき、実はピンと来るものがあった。
 


投稿にあった茅ヶ崎駅前で白馬に乗る男性の画像


なぜなら、辻堂にある我が家のお隣の駐車場で、何度か似たような白馬の姿を目撃したことがあったからだ。
 


白馬を目撃した、駐車場の様子


そこで、この駐車場と同じ敷地内に建つ個人宅に、何かご存じないか訪ねてみた。すると、かつて高橋さんという方の馬を留めていたことがあったという。1年ほど前に引っ越されてしまったそうだが、連絡先が残っているというので、紹介していただくことになった。

その正体はどんな人なのだろう。さっそくアポイントを取ってみることにした。




謎の白馬の正体が判明



本題へ入る前に、白馬を見かけたという「ペデストリアンデッキ」の様子を、簡単にご紹介する。
 


JR茅ヶ崎駅北口から直結する、高架の歩道橋が「ペデストリアンデッキ」

 

こんなところを馬が歩いたら、誰でもビックリするだろう


それにしても、ここは、馬が通行していい場所なのだろうか。

念のため茅ヶ崎警察署に確認したところ、馬は軽車両という扱いになるので、道交法などに抵触する訳ではないという。確かにそうかもしれないが、馬だぞ、馬。しかも駅前で馬。何か釈然としないものを感じつつ、待ち合わせ場所として指定された茅ヶ崎市の里山公園近くへ向かうことにした。
 


教えていただいた場所(茅ヶ崎市芹沢)に到着、牧場のような柵囲いがある

 

白馬に乗った高橋さん登場


鞍も付けずに、そのまま裸馬にまたがる高橋さん。なんでもこの場所は、正式には牧場と呼べないのだとか。搾乳や畜産などをしていない場合、登記上、家畜の「展示場」という扱いになるそうだ。集客するような施設でもないので、名称も付けておらず、単に「ココ」と呼んでいた。

「ココ」で飼われている動物は、合計4頭。
アラブ種の血が混ざった中間種と呼ばれるこの白馬は、「カムイ」という名前なのだそうだ。ほか、ポニーが2頭と、ロバが1頭いる。
 


少し照れ屋な高橋さんと、とてもおとなしい「カムイ」


それにしても、なぜ湘南でこのような動物を飼っているのだろう。きっかけから伺うことにした。