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相鉄線横浜駅構内の「星のうどん」、味が変わったというウワサは本当?

ココがキニナル!

相鉄線横浜駅にある「星のうどん」。以前は「麺は讃岐、出汁は博多」と張り紙があったのですが、今はありません。味も変わったような。鶏飯は最高に旨いです!ぜひ調査をお願いします。(べいさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

「うどんはさぬき、汁は薄口博多風」は今も健在。ただし素材の状態が味へ微妙に影響することも。「かしわめし」は九州の地場食でした。

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ライター:河野 哲弥

横浜駅構内では珍しい、うどんのスタンド店



相鉄線横浜駅構内にある、うどん専門のスタンド店、「星のうどん」。薄口のダシと、コシの強い麺が特徴で、忙しい通勤時にうれしい店である。

その入口は、横浜西口五番街側と、相鉄改札内の2カ所にある。しかし、相鉄線の駅員さんに一言告げると、改札外側からでも入場券なしで利用できることは、既に有名。読者の中でも、一度は利用したことのある方も多いのではないだろうか。
 


横浜西口五番街側の、同店外観


今回の投稿によると、同店の味が、変わったように感じるとのこと。
そこで、真相を解明すると共に、併せて「鶏飯」とは何なのかも、確認してこようと思う。



お店の中へ、独占取材のはじまり



お話を伺ったのは、以前FMヨコハマ平日午後の番組「E-ne! ~good for you~」との連動企画「横浜市内の駅そばで、変わったメニューやこだわりの店はあるの?」でお世話になった、店長の藤島さん。
 


いつも爽やかな印象の、藤島店長


まず、「麺は讃岐、出汁は博多」の張り紙の件から確認してみたところ、正式には「うどんはさぬき、汁は薄口博多風」が正しいんだそうだ。なお、同店のコンセプトでもあるこの標語は、今でも店外の看板に明記してあり、開店当初から変更もしていないとのこと。
 


看板に書かれた同店の標語、今でも残っていた
 

手作りへのこだわりが書かれているポスター


では改めて、このコンセプトはどういう意味なのか、改めて藤島さんに聞いてみた。
まずは、「うどんはさぬき」について。これは、全国どこでも本場のうどんが打てるよう製麺機の普及に努めた、「さぬき麺機(本社・香川県三豊市)」にちなむもの。同社から直接の指導を受け、自社工場で生地を作っているそうだ。
 


最終的な麺にする工程は、お店の中で行われる


次に、「汁は薄口博多風」について。一般的に薄口の汁の場合、「京だし」などと表記することが多いが、あえて博多としている理由は何なのだろう。
藤島さんによれば、見た目が濃い関東ダシの対極として、あえて京都より遠く離れた「博多風」にしていることのこと。使われる材料は、ムロアジ、サバ、ソウダガツオ、フシ(深海魚の一種)、カツオの5種類の魚と、利尻コンブの高級品なのだそうだ。
 


店内の棚には、各種削り節が並ぶ


では、「味が変わった」というウワサは本当なのだろうか。引き続き店長に、詳しいお話を伺ってみることにしよう。